宮崎伝統の郷土料理「冷汁」
焼いたあじ、イワシなどの近海魚をほぐし、焼き味噌をのばした汁に、豆腐、きゅうり
青じそなどの薬味を入れてアツアツのご飯にかけて食べる夏の名物料理です。
宮崎県の代表的な郷土料理です。料理の分類上は汁かけ飯。その起源は鎌倉時代で
「武家にては飯に汁かけ参らせ候(そろ)、僧侶にては冷や汁をかけ参らせ候」と
鎌倉管領家記録に著されています。僧侶によって全国に流布したのがほとんどすたれ
気候風土に適していたと思われる所にのみ残ったとされています。
時代の推移とともにいろいろと形が変化していますが、原形に違いないと思われるのは宮崎県のみです。
交通が不便だったため、他の影響を受けずに現在に伝えられたとされています。
小鯵を煮干にしたものの頭と内臓を取り除き、一度空煎りして煎りゴマ
焼き味噌と一緒に良くすり合わせ、だし汁でのばして用います。青じそ、キュウリ、
豆腐をそれぞれ細かく切って飯にのせ、その上から冷たい汁をかけます。飯は本来麦飯を用います。
そこにもこれが昔日のまま伝えられたものと言える要素があります。宮崎県の夏の風物詩ともいえます。
冷汁の食べ方
宮崎の名物として知名度が高まるにつれて、料理店が素材を厳選し
調理方法を工夫した冷や汁をメニューに出すようになりました。 熱々のご飯や
冷やしうどんや素麺のだしとしてもサラッと食欲が増す、受け継がれる伝統食でかつおのほぐし身の入った
食べ応えのあるちょっとリッチな仕上がり。
味噌のまろやかさ、かつおのほぐし身の風味豊かな昔ながらの味わいです。
お好みできゅうりや大場、ねぎなどを添えてお召し上がりください。
商品明細
名称:冷や汁
原材料名: 米味噌、かつお、果糖ぶどう糖液糖、ピーナッツ、ごま、カツオエキス、煮干、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
内容量:160g×3袋
賞味期限:製造日より360日<
保存方法:直射日光をさけ、常温で保存して下さい。