せせりとネックは同じ部位？絶品食材の入手方法とは？

焼き鳥

2020.09.01

夏になり、今年はとくに暑い日々が続いていますね。

こんな暑い日にはバーベキューしたくなくなりますね！そして、お酒もすすみますね！

バーベキューでは皆さんの欠かせないお肉って何ですか？

せせりってバーベキューで食べます？炭で焼くのも絶品なんですよ。

家でも好きで食べてましたが、簡単に炒めるくらいしか食してなかったので、そんなせせりの部位や、入手方法について今回はご紹介いたします。

せせりとネックは同じ部位？
絶品食材せせりの入手方法とは？
ネック料理のおすすめ料理とは？

せせりとネックは同じ部位？

『せせり』とは鶏肉の部位の呼称で、頸部(首)の肉のことです。

一羽から取れる量は少なく希少な部位で、よく動く筋肉のため、引き締まった肉質でプリプリとした食感とジューシーな味わいが楽しめます。

焼き鳥屋では、よく見かける一品です。

首の骨から肉をはずす作業は手間がかかり、「せせりとる(ほじる)」ことが名前の由来とされています。

比較的関西、西日本の飲食店で多く用いられる呼称にもなっています。

幼い頃からせせりは食べていて、大人になりせせりがどの部位か知った時は、驚いて食べない時期もありましたが。そんな時期は一瞬ですw　今では希少部位！と有難く頂いてます。

そしてさらに『こにく』とは、「せせり」の別称です。

「せせり」は焼き鳥屋や居酒屋などで用いられることが多い呼称で、「こにく」は食肉の流通業界で用いられることが多い呼称で、漢字で「小肉」と書きます。

首から少量しか取れないお肉「首小肉」が省略され「小肉」になったことが由来とされています。

『ネック』とは、「せせり」の別称で、首は英語で”neck”(ネック)。

そこからが由来とされています。

他にも「そろばん」や「み」、「きりん」と呼ばれることもあります。

そろばん、み、きりん…。まだ耳にしたことは無いですね。

そろばんを食べるというのは…想像が別の方へ行ってしまいますw

地方によって呼び方の変わるお肉って結構たくさんあって、ぼんじりもそのひとつですね！

鶏肉の部位をおさらいしよう！全部分かる人は鶏肉通です

まず、鶏肉といえばカラアゲ、チキンカツ、チキン南蛮に、そう焼き鳥などなど、我々の食卓には欠かせないお肉ですね。鶏肉の部位、その種類や栄養、味わいや特性など案外知らなかったりしませんか？

絶品食材せせりの入手方法とは？

最近ではスーパーで見かけることもあります。「せせり」「小肉」「ネック」等の表記を探してみてください。

近くのスーパーでは見かけないという方は、ネット販売もおすすめです。

◆せせりの魅力
鶏はしょっちゅう首を動かしているので、その分とても運動量が多く、結果としてせせりの部位がプリッとしていながらジューシーで濃厚な味わいとなっています。

◆せせりの気になるカロリーは？栄養価は？
せせりの100gあたりのカロリーは、215kcal！
ほかの鶏肉の部位（100gあたり）と比べると
もも肉（皮付き）200kcal
むね肉（皮付き）は190kcal

栄養価については、鶏肉はタンパク質が豊富でとくにささみが高タンパク低カロリーと言われていますが、タンパク質で比べてみると、せせり(100gあたり)20.9g、ささみ(100gあたり)23gとなりせせりにもタンパク質が豊富に含まれていることが分かります。

ダイエットなどでむね肉やささみを摂取している人も、たまにはジューシーで濃厚な味わいのせせりを食しても良いかもしれませんね。

ネック料理のおすすめ料理とは？

せせりのおすすめの下ごしらえ

調理前にせせりをお酒につけておくと、肉質が柔らかくなりしっとりとした仕上がりになります。加熱調理でアルコール分は飛ぶので、お子様のいるご家庭でも安心して食べられます。

また、塩を振りよく揉み込んでおくと、味が染み込みやすくなるので煮込み料理などをする時におすすめです。

ちょっと一手間かと思いますが、一度試してみる価値ありです！