日差しがじりじりと焼き付けるような季節。
毎日の紫外線対策はいかがなものでしょうか?
毎日のように、熱中症アラートが発信されていますが、日中の日差しの激しさにはまいってしまいます。
ヒトの皮膚が紫外線を受けると、多くの分解酵素を生成するそうで、それらの分解酵素はコラーゲンを分解し、皮膚中のコラーゲンも大きく影響を受けてしまいます。
毎日、この強い日差し、紫外線を浴びてしまうことで日々コラーゲンが分解され、コラーゲンが不足していきます。
コラーゲンが不足してしまうと肌のハリが失われて、肌が全体的にたるんでいきます。
また、年齢とともに体内で生成されるコラーゲンの量も少なくなっていきますから、紫外線によるダメージは、皮膚のしわや弾力の低下、さらには動脈硬化や、骨粗しょう症などにもつながるといわれています。
コラーゲンを補給するためにはコラーゲンサプリが最適解か?
コラーゲンが皮膚や髪、爪、骨、関節、その他、体の様々な部分の老化防止に良いような宣伝文句でたくさんのコラーゲンサプリが売られています。
コラーゲンの補給、摂取方法にはサプリメント以外にないように感じてしまうほどですが、サプリメントに頼らなくてもコラーゲンを多く含む食品は数多く存在します。
肉、魚、卵のほか、骨でだしをとったスープなど。
お肉でも、豚耳や軟骨、とり皮などもコラーゲンを多く含む食材です。
そのほか、コラーゲンが作られるのを補助するためにビタミンC、銅、亜鉛、鉄分を含む食品も必要になります。
更に「グリシン」。
グリシンは、ゼラチンから発見された必須アミノ酸で、不足すると肌のトラブルや関節痛を引き起こすとされています。
牛すじや鶏軟骨、豚足に多く含まれます。
コラーゲンは毎日の食事から不足なく摂取することが望ましく理想的です。
ですが、サプリメントと同様に、一つに偏らず、あらゆる食品から摂取することが必要でもあります。
サプリメントは、あくまで食事から得た栄養素の「補助」、補う意味で利用することをお勧めしたいですね。
コラーゲンの材料になる「タンパク質+ビタミンC+鉄分」、この3つを意識しながら、夏場は、コラーゲン補給を意識した食事も大切にしたいものです。
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