がぶ飲みのがぶってなに?語源やその定義についても!

がぶ飲みのがぶってなに?語源やその定義についても! お酒の知識
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暑い夏も過ぎて、帰宅後のビールを「がぶ飲み」したくなる衝動も少なくなってきました。会社帰りに、または昼間からビールをあおるようにがぶ飲みしたい!そんな気分が懐かしく感じるほどに、最近はめっきり過ごしやすく、たまに肌寒さを感じる季節。

ビールをがぶ飲みしたいという衝動は、カラダが水分を欲しているサインだと思うのですが、水分が足りない、水分を補給しないと!という現れだと思います。

サウナでしたたか発汗した後、冷たく冷やしたビールや牛乳、水をがぶ飲みしたい!
カラダが脱水状態のときに「がぶ飲み」の衝動が起こります。

ですが・・・

カラダが脱水状態のときビールなどのアルコールをがぶ飲みして脱水状態が改善されるか?答えはNOだそうです。

脱水状態でビールやアルコールをがぶ飲みしても水分補給にならないそうです。
アルコールには利尿作用があって排泄時に必要な水分まで奪ってしまうそう。
さらに脱水症状を進めてしまう、悪化させてしまう危険性があるそうです。

サウナ上がりのビールのがぶ飲みは控えましょうねぇ。

「食べる水」が体を変える
疲労・肥満・老いを遠ざける、最新の水分補給メソッド

ダナ・コーエン、ジーナ・ブリア 著 服部由美 訳

水を「飲んで」はいけない。水は「食べる」ものだ。野菜や果物の水分で、身体をしっかり潤す食事法「クエンチ・プログラム」を公開

午後3時までのデスクワークで脱水症になる水のペットボトル1本よりリンゴ1個

*スタンフォードが発見した、旬の食べ物と微生物の
*知っておきたい「水分を奪う食品」
*脂肪が細胞を潤す
*「食べる水」の朝食レシピ

さらに、喉の乾きに任せて大量の水を一気に飲むと血中ナトリウム濃度が下がって「水中毒」のリスクが高まり、大量の発汗によって、よりナトリウムが失われます。

カラダの急激なバランス変化を整え切れず、最悪の場合「低ナトリウム血症」を発症する可能性まであるそうです。

喉が渇いたときの、がぶ飲み、一気飲みも控えることにしましょうねぇ。

がぶ飲みのがぶってなに?

がぶ飲み

一時に酒を大量に飲むこと。

言い換えると、

  • 暴飲(ぼういん)
  • 痛飲(つういん)
  • 牛飲(ぎゅういん)
  • 鯨飲(げいいん)

鯨飲馬食、牛飲馬食。
くじらがバクっと小魚やプランクトンを丸呑みしたり
牛が水を音を立ててワシワシ飲む姿、馬が・・・

浮かんできた情景が「がぶ飲み」です。

暴飲暴食、度を越した飲み方食べ方を指し、
痛飲がたたって病気になった、という風に嫌というほどに酒を飲む様。

お酒をがぶ飲みする。
浴びるようにお酒を飲む様がイメージできます。

「がぶ飲み」の「がぶ」を言い換えると

牛・鯨・暴・痛

なんとなく、規格外に大きいことだったり、量の多さだったり。
そんなことを2文字で表したのが「がぶ飲み」の「がぶ」ですね。

ガブガブと音を立てて飲む様、その「ガブガブ」の「がぶ」が「がぶ飲み」の「がぶ」かなと考えます。オノマトペ(擬音語)ですか。

オノマトペ

オノマトペとは、オノマトペの意味

オノマトペとは、さまざまな状態や動きなどを音で表現した言葉のこと。主に自然界にある音や声など、現実に聞こえる音を人の言語で表現した言葉である。犬の鳴き声の「わんわん」など。その他には、「ワクワク」のように、実際には音は聞こえないが感覚的な表現としてのオノマトペがある。日本語は特にオノマトペが多く用いられる言語といわれている。

オノマトペの語源
オノマトペの語源は、古代ギリシャ語のオノマトポイーア(onomatopoiia)に由来する。古代ギリシャ語のonoma(名前)とpoiein(作る)という言葉が融合しオノマトポイーア(言葉を作る)がという言葉が生まれた。古代ギリシャ語のオノマトポイーアを語源とし、英語ではオノマトピア(onomatopoeia)、フランス語ではオノマトペ(onomatopee)という言葉になっていった。

オノマトペは、ある状態を表現する際に便利な言葉である。例えば、雨が降っている状態を誰かに伝えようとした場合、オノマトペを使用することで細かいニュアンスまで伝えることが可能だ。弱い雨なら「シトシト」、激しい雨なら「ザーザー」などのオノマトペを使用すると、聞き手もどのような状態であるのかをイメージしやすい。しかもオノマトペを用いることで、長々と説明する必要がなく簡潔に伝えることができるというメリットもある。日本語では多種多様なオノマトペがあるが日常生活の中でごく当たり前に使用されているため、あまり注目されることは少ない。日本では「ブーブー」(自動車)など幼児語に使用されることが多いため、幼稚っぽいというイメーシもある。オノマトペを意識して使用するのではなく無意識うちに使用しているのも日本におけるオノマトペの特徴だと言える。

「Onomatopoeia」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
「オノマトペ」とは、「わんわん」「ワクワク」などのように様々な状態や動きなどを音で表現した言葉のことを意味する表現。Weblio国語辞典では「Onomatopoeia」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。

他の言語と違って、日本語には沢山のオノマトペがあります。
その時の状態や感情、あるいは動物の鳴き声や、自然の物音を模倣したもの。
「擬態語」「擬音語」というものです。

日本語で、痛みを表現するときに使う表現として

きりきり
ずきずき
じんじん
びりびり
ちくちく
がんがん

多種多様な痛みを表現するにも沢山のオノマトペがあります。

ごろごろ
ぴかぴか
ふわふわ
わくわく
にこにこ
にたにた
にやにや
どきどき
ぺらぺら
げらげら
くすくす

思いつく限りのオノマトペを挙げるとキリがないくらい。

オノマトペ時点から、がぶがぶ(ガブガブ)の意味は?

引用:

人や動物が飲み物を勢いよく大量に飲む様子、またはその音。
大きな口を開けて勢いよく食べ物を食べる様子
胃の中に水分がたまっている様子

「がぶがぶ」の例文として

  • お風呂あがりに、がぶがぶと水を飲む。
  • ビール飲みすぎた・・・お腹ががぶがぶだよ。
  • お酒をそんなにがぶがぶ飲んだら、流石に体に悪いよ!
  • がぶがぶと水を飲む牛

「がぶがぶ飲む」オノマトペを用いた「オノマトペ+動詞」の形。
勢いよく飲む様「ガブガブ飲む」を促音と助詞が欠落する形の複合名詞となったのが「がぶ飲み」。

同じく、オノマトペ+動詞の形で促音と助詞が脱落する複合名詞の一例が

ごろっと寝る ・・・ 「ごろ寝」

「ごろ寝」も「がぶ飲み」と同じ日本語の形となっています。

「ぐい飲み」も、グイッと一気に(ぐいぐい)飲むことを指し、「がぶ飲み」と同じ使い方でしょうか。

がぶ飲みも、ぐい飲みもほどほどに。

 

 

 

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