🍗いま、焼き鳥業界に“皮旋風”が吹いている。
焼き鳥と言えば、ねぎま・ぼんじり・砂肝・つくね…。
でもここに来て、「皮だけで勝負する店」が全国に増えているのをご存じですか?
そう、“皮焼き専門店”という新たな焼き鳥業態がじわじわ注目を集めているんです。
「え?皮だけでやっていけるの?」
そんな声もあります。が――答えは「むしろ皮が一番強い」です。
🧠なぜ今、“皮だけ”がウケるのか?
理由は3つあります。
① “パリジュワ”食感が唯一無二!
皮串の魅力はなんといっても、外はパリッと香ばしく、中はジュワッと脂が広がるこのギャップ。
ほかの串にはない、**“皮だけの快感”**があるからこそ、中毒者が後を絶ちません。
しかもSNSでは「#皮串中毒」「#皮串クラブ」など、皮だけを愛でる人々のコミュニティまで誕生しています。
② 安定した原価と高利益率!
皮は比較的仕入れコストが安く、歩留まりも高い。
そこにシンプルな塩焼き、もしくは自家製タレで仕上げるだけで、客単価500〜800円が狙える1品に。
ドリンクとの相性も抜群なので、「皮串3本+レモンサワー」で滞在時間短く、回転率は高め。
これは…儲かる。
③ “専門感”がブランド化しやすい!
「皮だけ」に特化することで、他店との差別化が一気に明確に。
-
“皮焼き屋 かわ田”
-
“パリジュワ堂”
-
“THE 皮ストロ”
など、ネーミングの個性も出しやすく、Instagramで発見されやすいのがポイントです。
🔥実際の事例:都内某所「カワミチ」
東京・恵比寿にある小さな居酒屋「カワミチ」は、なんと全メニューが“鶏皮縛り”。
-
皮串(塩・タレ・柚子胡椒・チーズなど全8種)
-
皮ポン酢
-
皮ラー油冷奴
-
皮焼きおにぎり
-
皮どん(皮×温玉のどんぶり)
「これ、本当に皮だけ?」と疑うほどのバリエーション。
しかも、来店者の約70%がSNS経由の新規客というから驚きです。
オーナーいわく、
「皮だけって言ったら、お客さんが“逆に興味持ってくれる”んですよね。」
🥢皮焼き業態、立ち上げに向いてる3タイプ
①小規模出店を狙う個人経営者
→ 串とドリンクが中心だから設備が最小限で済む
→ 皮は冷凍ストックOK、在庫管理がラク
②既存焼き鳥店の“2号業態”
→ 皮専門ブランドをサブで持つことで、販路拡大&話題作りに最適
③フードトラック・テイクアウト専門
→ 皮串1本から販売可、昼間営業やイベントにも対応可能
💡メニュー展開のポイントは「カスタム性」
皮は“プレーン”だからこそ、味のアレンジで個性が際立ちます。
-
塩×山椒
-
タレ×七味
-
味噌だれ×ネギまみれ
-
炙りチーズ×黒胡椒
-
トリュフ塩仕立て(高級志向)
など、トッピングや味変で「選ぶ楽しさ」も提供できるのが最大の武器。
しかも、どれも仕込み不要でオペレーションがシンプル。
🎯まとめ:「皮だけ」は、逆に“無限の可能性”
-
美味い
-
安い
-
差別化できる
-
ブランド化しやすい
-
SNSと相性がいい
これほど時代性にマッチした素材、他にありますか?
あなたのお店も、「とりあえず皮から始めてみる」――そんな一歩が、大きな話題と利益を生むかもしれません。
【関連商品】
コメント