皆さんは家での晩酌のおつまみと言えば何を思い浮かべますか?
枝豆・豆腐・焼き鳥・お刺身・・などササッと作れて お酒が進む料理が我が家では定番です。
ちょっと気の利いたおつまみなんかあると、びっくりするくらいお酒が進んでしまいますよね?
でも…お酒が進むという事は、実は塩分の濃い料理が多いという事でもありますよね。
そこで、今回は 晩酌・家飲み好きの方へ向けての減塩テクや定番の焼き鳥の塩分量について調べてみました。
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晩酌・家飲み好きは要注意!お酒のつまみは塩分が多い!
大きくうなずいてしまうのは私だけじゃないはず。
チョコレートを食べながら飲むのも美味しいけれど、やっぱりおつまみは味の濃い物を欲しますよね。
実はお酒を飲む時に、味の濃ゆいものを欲する科学的な根拠があります。
例えばビールにはカリウムが多く1ℓ当たり300~400mg含まれていますが、ナトリウムは1ℓ当たりわずか20mg程度しか含まれていません。
ナトリウムがほとんど含まれていない液体(ビール)を1ℓも飲むとどうなるでしょうか。
血液が薄められてしまうのです!
血液にはナトリウムが多く含まれていてしかも濃度が常に一定になるように調整されています。
お酒を飲んで血液中のナトリウムが薄まったら体は
「余分な水分を排泄させろ!」
「急いでナトリウムを食べろ!」
と脳が命令するので塩分の多いおつまみを欲する=お酒のおつまみは塩分が多いという事になるのです。
また、アルコールを分解する時に亜鉛が必要になるため、アルコールを飲むと亜鉛が体内で不足します。亜鉛不足は味覚障害を引き起こす事があるので、味覚が鈍くなると考えられているそうです。
酔って食欲が増す上に味覚がマヒして 味の濃い物や脂っこい物をたくさん食べてしまう
状況になるらしい。
どう考えても、太ってしまいますよね。
くれぐれも飲み過ぎ・食べ過ぎには注意せねば…
成人男性・成人女性の塩分量の目安は?
それでは、晩酌以前に適切な塩分量がどのくらいだったのかおさらいしていきましょう!
2014年3月に厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準(2015版)策定検討会」の報告によると18歳以上の男性の一日当たりの塩分摂取量は8g未満、18歳以上の女性は7g未満という目標量が定められているそうです。
世界基準は1日当たり5gとの事なので、日本人はまだまだ塩分を取り過ぎだと言う事が分かりますね。
塩分の取り過ぎ=高血圧・心臓病や脳卒中の原因という注意も常識になってきています。
ちなみに、塩1gは1つまみ(親指・人指し指・中指3本でつまんだ量)、小さじ1杯は約6gあるそうです。
醤油やだしの素・ドレッシングなど料理によく使うものにも塩分は入ってますから、やはり控えめにした方が良いですね。
意外なところでいうと、おやつとして人気なポテトチップスをおつまみにする方は多いと思いますが、「60g ポテトチップス うすしお味」は1袋あたりに含まれる塩分量が0.5グラムと、実は塩分量は思っていたほどではないことがわかりますね!
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焼き鳥の塩分量はどれくらい?晩酌・家飲み好きの方必見の減塩テクも!
では、おつまみの代表格である焼き鳥の塩分量がどのくらいあるのか調べてみました。
<セブン・イレブン>
- もも串(タレ) 0,72g~1,05g
- もも串(塩) 0,67g~0,82g
- 皮(タレ) 0.49g~0,75g
<ファミリーマート>
- もも串(タレ) 0,4g
- もも串(塩) 0,34g
- 皮(タレ) 0,5g
<ローソン>
- もも串(タレ) 0,6g
- もも串(塩) 0,5g
- 皮(タレ) 0,68g
タレ味は塩味よりも塩分は少し高いようですね。
10本以上食べると(食べないか 笑)それだけで1日の塩分摂取量を摂ってしまうのは怖いですね。
コンビニの焼き鳥はもちろん味付きですが、ネット販売の商品の中には 味付けをしていない焼き鳥もありそうです。
これだったら、自分で塩分をコントロール出来るし減塩する事が出来ますね。
摂り過ぎた塩分を手軽に排泄するにはカリウムを多く含んでいるトマトジュースを飲んだり、バナナやキウイフルーツを食べると良いらしいですよ。
調味料を塩分量の少ないものに代えたり、おだしの甘みや香りで風味を補いながら、健康的に美味しくお酒を飲めたら良いですね。
体を壊さないように、末長く晩酌していきましょう!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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