ちょっと飲みすぎたかな・・・の朝に!いやいや毎日食べたい「お粥」の真実

おかゆ お酒のつまみになる話
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なかなか油断して体調も崩せないここ最近の状況です。

グルテンフリーや腸活や、ビタミンDやらなんやらと、体に良いと聞けば手当たりしだいに試してはいますが、先月、お正月明けに食べた「七草粥」が非常に美味しくて、お腹に優しいといいますか、胃に染み入るような温かさで、食べたあとのお腹に残った感じがないのも良くて、いつもは年に1~2回、風邪を引いたときくらいにしか食べなかった「お粥」を、非常に頻繁に、1週間に4~5回ほどの頻度でいただいております。

七草粥

七草がゆ・七草粥(ななくさがゆ)・七種粥とは、人日の節句(1月7日)の朝に食べられている日本の行事食(料理)である。

七草がゆ - Wikipedia

特に、食欲が無いわけでもなく、逆にありすぎるくらいですが、夕食のご飯を、お粥に替えることで、非常に快調な毎日となっております。

今回は、そんな今どきの快調の原因と思われる「お粥」についてのいろいろでございます。

 

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お粥とは?

まず、「お粥」とというとその定義は

粥(かゆ)は、米(うるち米)、麦、粟、ソバなどの穀類や豆類、芋類などを多めの水で柔らかく煮た料理。粥の上澄み液は重湯(おもゆ)という。関西地方では「おかいさん」ともいう。

穀類、水、熱源と鍋または炊飯器があれば簡単に調理できる。粥は消化が良く、体も温まることから胃や腸が弱っている時や風邪などの病気の際に食べる事が多い。

また、離乳食や精進料理の主食としても不可欠。

或いは低カロリー食品としてダイエットとしても利用されることの多い食事である。朝食に食べる人も少なくなく、ホテルのレストランなどでも朝食に出す場合があり、専門店も存在する。

粥 - Wikipedia

私も、これまで「お粥」といえば「朝粥」を連想していました。
朝、一日のスタートに消化吸収の良い「お粥」をといった感じ。

私の場合、朝食を食べないことが多いというか、朝はほぼ食べませんので、お粥をいただくタイミングは夕食でいただきます。

家飲みでお酒とおつまみをいただいたあとのシメとして、ここ最近、お粥をサラサラっといただくことにしているのです。

お粥を食べるメリット

粥有十利(しゅうゆうじり)」という禅の世界の考え方というか、指針、教えをご存知でしょうか?

文字の感じからすると、「お粥には十の利が有る」ということがうかがえます。
そのとおり、お粥食の「10の効用」を示しています。

一、【色】体の血つやが良くなり

二、【力】気力を増し

三、【寿】長命となり

四、【楽】食べ過ぎとならず体が安楽になり

五、【詞清辯】言葉は清く爽やかになり

六、【宿食除】前に食べたものが残らず胸やけもせず

七、【風除】風邪を引かず

八、【飢消】消化よく栄養となって飢えを消し

九、【渇消】のどの渇きを止め

十、【大小便調適】便通も良い

 

まぁ、このようにイイコトずくめのお粥食。

朝に、お粥をいただくことが良いそうですが・・・。
朝は、代わりに湯冷ましを飲むようにしています。

私の場合、夕食(家飲みのシメ)でお粥をいただくようになったことで、シメのお粥が控えていることもあって、あまり、いっぱいいっぱい食べなくなったこと、朝起きたときのお腹が楽、これが一番。

なんとなく、体調全般すこぶる良い感じがして毎日のようにお粥を食べているということです。

夏目漱石が、大病を患った後、なんとかお粥が食べられるようになった時に

腸に春滴るや粥の味

このような句を詠んでいます。

同じように、お粥をゆっくりいただくようになってから、粥の温かさが染み入るような感じが「春滴るや粥の味」として頭をよぎります。

 

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お粥には炊き方、段階、炊き具合がある!

お粥には、お米と水の量で、その炊き具合、柔らかさの度合いがあります。
「分(ぶ)」とか「倍(ばい)」として、例えば「5分がゆ」とか「20倍がゆ」とか聞いたことありませんか?

詳しくは、

  • 米に対しての水の割合を示したのが「倍」
  • 全粥を基準とした米の量の割合で表したのが「分」

全粥は「米1:水5」、米の重量の5倍の水を加えて炊きます。これが「5倍がゆ」。
20倍がゆとなると、米1:水20の割合で炊いたお粥ということになります。

対して、米1:水10の割合、これを「五分がゆ」として「10倍がゆ」と同じになります。
好みの「分」「倍」のおかゆを見つけて、またはその時々のコンディションにあわせて、お粥を用意することができます。

味付けやトッピングは、思いのまま好みや、その時の材料で手軽に気軽な感じでOK!

アレンジで良質なオイルを、いろいろちょい足しすると、またまたお粥ワールドが広がります。

そのほか、白米以外のお米、玄米や黒米、赤米、粟やヒエ、小豆やそばまで、その材料として考えられます。

白米で炊く「白粥」以外、玄米粥や雑穀やお豆で炊いたお粥も今後試してみたいと思うのです。

トッピングを何にするかも、お粥の楽しみですが、昨日は酒の肴の残りのイカの塩辛と薬味にネギと生姜をのっけていただきました。

おなかもポカポカに温まって、なんせ胃腸の疲れた感じが、ここ2週間ほどほとんどなくなりました。

 

こんな時ですので、気張らず、我慢せず、健康管理、体調管理には気をつけたいところです。

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