かつては「クセがある」「馴染みがない」と敬遠されがちだった羊肉。
ところが今、都心を中心に居酒屋や焼肉店の新メニューとして“ラム肉”や“羊肉串(アロスティチーニ)”が急速に広まりつつあるのをご存知でしょうか?
じわじわと人気が高まる羊肉メニューの背景には、現代の食トレンドや消費者ニーズの変化、さらには飲食店経営の新戦略が深く関係しています。
この記事では、なぜ今「羊肉」が選ばれるのかを、業務用仕入れ目線・焼き鳥屋目線・トレンド分析の観点から徹底解説します。
1. ヘルシー志向の高まりが「赤身肉」を後押し
現代の食トレンドは明らかに「低脂肪・高タンパク」に傾いています。
とくに女性や30〜40代の健康志向の高い層を中心に、「脂っこい肉より、赤身で栄養価の高い肉」を好む傾向が強まっています。
ここでラム肉の出番。
ラムは牛や豚に比べて脂肪分が少なく、鉄分・亜鉛・ビタミンB群が豊富な赤身肉。
しかも、脂の融点が低いため体に吸収されにくいとされ、ダイエットや筋トレを意識する層にも人気です。
焼肉店でも「赤身肉の選択肢がもっと欲しい」という声に応える形で、ジンギスカンやラムステーキ、そしてラム串の導入が進んでいます。
2. 若年層・女性に「ちょっと珍しい肉」が刺さる時代
「焼き鳥も焼肉もマンネリ化してきた…」
そんな声に応えるのが、“ちょっと珍しい”羊肉。
特に「アロスティチーニ(ラム串)」は、イタリア発祥のおしゃれな串焼きスタイルとして話題を呼んでいます。
その見た目と香ばしい香り、そしてインスタ映えするビジュアルで、女性客・カップル・若年層をターゲットにした差別化メニューとして大活躍中。
「ラム串?食べたことない!」
「クセあるかと思ったら食べやすい!」
という新鮮な驚きとポジティブなギャップが、リピーターを生むきっかけにもなります。
3. インバウンド対応にも!“世界の食肉”羊肉はグローバルに強い
日本ではまだそこまで浸透していない羊肉ですが、世界的には非常にメジャーな食材です。
たとえば:
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中東・インドでは日常的な主菜として羊肉が使われる
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ヨーロッパでは春の訪れと共にラム料理が定番
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中国や韓国でも、串焼き・火鍋などで人気
つまり、訪日外国人客(インバウンド)への対応としても、羊肉メニューは武器になるのです。
焼肉店で「ラム焼肉」や「アロスティチーニ」が提供されていると、外国人客は安心感を覚えやすく、「また来よう」という印象にもつながります。
4. 冷凍保存でロス削減!業務用ラム串なら導入もカンタン
実はラム串の最大の魅力は、“扱いやすさ”にもあります。
当社で取り扱っている業務用ラム串(アロスティチーニ)は冷凍保存対応で、仕込みも不要。
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串打ち済みでそのまま使える
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解凍は冷蔵庫で一晩、または常温で1時間程度
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味付けなしのプレーンタイプで、塩焼き・タレ焼き・スパイス焼き、アレンジ自在
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1本30gで焼きやすく、厨房のオペレーションもラク
必要な分だけ解凍して使えるため、在庫ロスも最小限に。
仕入れリスクを抑えながら、話題性と実用性を両立した差別化メニューとして導入できます。
5. 口コミ&SNSでの拡散力も抜群!
「ラム串って、食べたことある?」
この一言が、SNS投稿のきっかけになる時代です。
実際、見た目のインパクトと食べたあとの驚きが両立しているアロスティチーニは、InstagramやTikTokでも静かにバズっています。
串焼きの写真は撮影しやすく、ハッシュタグ検索でも目立ちやすい。
そこに「#珍しい焼き鳥」「#羊肉グルメ」「#居酒屋新メニュー」などのタグが加われば、集客のきっかけになるのも必然です。
まとめ|焼き鳥屋・焼肉店の“次なる一手”は羊肉メニューで決まり!
● ヘルシー志向にマッチする赤身肉のラム
● 若年層・女性・外国人に受ける“珍しさ”と食べやすさ
● 冷凍保存・調理簡単な業務用仕様で導入リスクが低い
● SNSで拡散されやすいビジュアルと話題性
● 差別化メニューとして単価アップにもつながる
居酒屋・焼肉店・焼き鳥屋が今後生き残っていくためには、「定番+ちょっと意外性のある一品」が不可欠です。
そしてその一品に、**羊肉メニュー、特に業務用ラム串(アロスティチーニ)**は、まさにうってつけの存在です。
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