だいぶ以前の調査になりますが、「焼き鳥を食べるとき、最も合う飲み物は何ですか」というアンケートによれば
焼き鳥を食べるという人(88.8%)に聞いたところ「ビール」(48.2%)が最も多いことが、アイシェアの調査で分かった。次いで「ソフトドリンク」(21.9%)、「焼酎」(9.5%)、「日本酒」(6.2%)、「ウイスキー」(0.5%)と続いた。上の年代ほど「ビール」が人気で、40代(55.0%)は20代(39.1%)より15.9ポイント高かった。
インターネットによる調査で、20~40代の男女617人が回答した。調査期間は2009年12月25日から2010年1月6日まで。
最も好きな焼き鳥のメニューはナニ?
これによれば、「焼き鳥を食べるとき、最も合う飲み物は」
1位:ビール(48.2%)
2位:ソフトドリンク(21.9%)
3位:焼酎(9.5%)
4位:日本酒(6.2%)
5位:ウイスキー(0.5%)
調査期間が、10年以上前ですので今でも同様な結果になるとは思いませんが、圧倒的に焼き鳥に合う飲み物はビールを支持する人が多かったようですね。
焼き鳥は味付けや部位によって、最適なお酒とのペアリングが変わるはず!
先のアンケートにあるように、焼鳥がビールとの相性が良いと感じるポイントは、ビールのスッキリとした味わいや苦み、切れのある炭酸が焼き鳥の脂分と相性が良いからだと思います。
焼き鳥は、鶏肉を串に刺して焼いた料理で、さまざまな部位や味付けがあります。
味付けも、塩やタレなど違いがありますし、部位によってはあっさりしていたり、濃厚な部位であったり、それによっても最適なペアリングは変わってくるはず。
例えば、ささみやムネ、ナンコツを塩でいただく場合、さっぱりとした味わいの焼き鳥に対し、あわせるお酒も軽く淡麗な日本酒(吟醸酒)や、白ワインが合いそうな感じがします。
一方、レバーやハツ、タレ味の焼き鳥には赤ワイン。
カリッとした、ボンジリや鶏皮を塩でいただく時は、ビールが欲しくなりますし、ハイボールなんてのもいい感じ。
焼き鳥のネタに合わせて、最適なペアリングがありそうではありますが、1本の焼き鳥が基本、2口~3口程度なので、その都度、飲むアルコールを変えるというのは現実的ではないようにも思います。
数種の焼き鳥ネタを、数本食べ続けるような食べ方だと、最初はビール、続いて白ワインといった感じで最適ペアリングを追っかけるのもありでしょうが、色々なネタを楽しむのも焼き鳥の魅力である以上、その都度ペアリングを追いかける楽しみ方は難しいかもしれません。
そうなると、やはりシュワシュワッと相性の良いビールが無難かも
塩でもタレでも、ビールはどんなタイプの焼き鳥にも相性が良いです。
泡の刺激が塩でもタレでも、どちらともよく合って、焼鳥の味わいの余韻を感じつつ、口の中をスッキリとさせてくれます。
いろいろな焼き鳥を楽しむ場合は、やはりビールが最適か!?
泡のシュワシュワッとした刺激が、焼鳥に最適ならば、スパークリングワインやハイボールも、焼き鳥との相性も良くベターなペアリングかもしれません。
8月10日は「焼き鳥の日」。
日本の食文化となった焼き鳥を、更に楽しむためにお気に入りのペアリング探しをしてみるのもいかがでしょうか?
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