6月4日は何の日?そうです!虫の日、初めての昆虫食はアレがおすすめ

家飲みを科学する
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いよいよ?あの無印良品も昆虫食に参入です。

| 無印良品

キャッチフレーズは「コオロギが 地球を救う?」無印良品も昆虫食はコオロギ推し。
コオロギが昆虫食に適しているということだと思います。

理由は、飼育が容易である、成長が早いなど挙げられますが、私個人的な意見を申し上げますと・・・

「コオロギは食べやすい」

これが大きいのかなぁと思うのです。

折しも、6月4日は「ムシ(虫)の日」として福島県田村市常葉町が制定した、日本独自の記念日?だそうですので、虫の理解、昆虫食への理解を深めていきましょう。

虫を毛嫌いしてしまう質の人も多くいらっしゃいますが、無印良品の「コオロギが 地球を救う?」を思い浮かべながら、お付き合いください。

何故!今、昆虫食なのか?

先のフードロス、食品ロスの回でもご紹介したように、「やがて来るだろう世界の食糧危機への対策」として、国連食糧農業機関(FAO)が推奨するのが、環境負荷の大きい家畜(牛や豚など)にかわって、昆虫食が注目を集めているというところです。

家畜と同じく、動物性たんぱく質を主な栄養素として、他にも多様な栄養素を効率よく摂取できるメリットもあり、人工の増加にともなう、食料供給の助けとなり、しかも、環境への負荷も一般的な家畜と比較して圧倒的に少ないとくれば、一挙両得。

まさに、スーパーフードなのです。

ただ、少し食すには抵抗があるというだけ、でしょうか。

これまで、我々は、昆虫を日常的に食す生活習慣を持っていなかったかのように、現在の昆虫食を見てしまいがちですが、イナゴの佃煮や蜂の子など、地方地域によっては、日常的に昆虫を食す文化も有していることも、以前の記事でご紹介したとおりです。

自販機もお目見え!昆虫食、昆虫食のススメ

今だから食品ロスを考えてみた!

ただ、まだまだ「昆虫=食料」としての紐付けが、我々の頭の中で出来上がっていないというところなのです。

日本を含め、欧米でも大ベストレラーとなった「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」。

英語版から日本語版へ訳され発売から10日で15万部を超えるヒット作になりました。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)、お読みになりましたでしょうか?

まだな方は、コチラからさわりだけでも

【FACTFULNESS①】データを基に世界を正しく見る 〜ビル・ゲイツやオバマ元大統領が大絶賛した名著

このFACTFULNESS(ファクトフルネス)、要するに先入観にとらわれず、物事の本質を客観的に正しく捉えよ!といったところでしょうか。
うまくまとめられませんが、先の昆虫食、「昆虫なんて食べられない」といっても、いやいや日本国内でも古くから郷土食としてさまざまに昆虫を食べているでーたがありますよ!

昆虫から採れる栄養素なんてたかが知れてるでしょう!という人がいるとすれば
いえいえ、コオロギ100gあたりのタンパク質量は、鶏や豚、牛といった一般的な家畜と比較すると3倍近い量になります。

コオロギを生育した場合の、環境負荷、すなわち「餌の必要量」「水の必要量」「温室効果ガス排出量」どれをとっても、家畜と比較すると、比較にならないほど最小量なのだそうです。

| 無印良品

そうですね、いろいろ考えると「肉よりも虫が良いんだ!」ということなのです。

おさらいしますと、

  • 2030年には肉の供給量が追いつかなくなると予想されている「2030年タンパク質危機」問題
  • 2050年には正解総人口が90億人を突破し食糧不足が懸念される「2050年食糧危機」問題

これらを想定して、食料に対するファクトを見つめ直すと、現在の一般的な家畜よりも少ない飼料と水で生産できる昆虫食が推奨され、また世界的に昆虫食が「未来食」として注目を集め、ひとつのブームとなっているということです。

教えて内山先生#4 昆虫を食べることの一番の魅力は?
教えて内山先生#3 昆虫食普及活動のモチベーションは何ですか?

これらの先行きの懸念が実際に起きるのかどうかは分かりませんが、来たるべき昆虫食の一般化?にそなえて、そろそろ昆虫を食べとこうかなぁ~という先駆的思考の皆様におすすめする、昆虫食導入のススメは・・・。

昆虫食ビギナーにオススメの昆虫はコレだ!

無印良品のコオロギせんべいが、ビギナー向けかと言われると、個人的には「ん~」と考えてしまいます。
私個人の意見としては、昆虫食の始まりは「パー」っと華やかに、にぎやかにチャレンジしたいと考えます。

要は、昆虫の形がわからないように、せんべいに練り込まれたものを食べたとしても、昆虫食のスタートにはならないかなぁ、ということ!

ここは、パーッと「昆虫食べます!」というくらいエイヤッと試したいものです。

オススメ昆虫3位:サソリかタランチュラ

刺されるとヤバいシリーズの「サソリ」や「タランチュラ」、実際には刺されても死んでしまうほどでもないような情報を何かで読んだことがあるような、拙い情報を持っていますが、これらは見た目から、それと分かる外形的主張が激しく?すぐさま認識できるという大きな特徴を持っています。

その割に、食べるとそのギャップもあり、仲間内でワイワイやりながら昆虫食の導入としては最適なのではないでしょうか?

オススメ昆虫2位:タガメやゲンゴロウ

幼い頃、近所の池などで夢中で追い回したタガメやゲンゴロウ。
遠い記憶の中で、食べる食べないに関わらず、好きな昆虫?ベスト10に入るこれら水生昆虫ですが、やはりその形は色濃く私の記憶の中で主張してきますので、幼い頃から過ぎ去りし時間を噛み締めながら、懐かしさも感じつつ食べられるタガメやゲンゴロウが第2位となっています。

オススメ昆虫1位:ミルワーム

サソリやタガメなどは、なにかエビやカニに通じるところを感じることが出来たのは私だけでしょうか?
対して、この「イモ虫系」は、The昆虫食とでもいうかのように、例えようがない印象があります。
昆虫食の極み付けはやはりイモ虫系、ミルワームなど「ワーム」とつくやつ。

TV番組の「ゲテモノ食い」的なコーナーで芸能人が罰ゲームのように食していた記憶しかないワーム系ですが、ネタバレですが以外に美味しいんですよねぇ。ビジュアルも美味しさを認識するにつれて気にならないようになりました。

イチオシの昆虫食はコチラ。

ですが、これまでの先入観ってそうカンタンには超えられない、越えられない壁ってありますよねぇ~、そんな方にはこちらがオススメ

これらは、味も形も気にならないですし、日常食として昆虫食、材料に昆虫が入ってると言われないとわからないかもしれない!?くらいに自然に日常に取り入れることができますので、昆虫の姿形といった壁を、今は超えられそうにない方には、オススメの4品となっています。

ムシの日を前に、昆虫食を考えた!まとめ

フードロスや、食糧難、環境負荷といったシリアスなワードがついてまわる昆虫食ですが、事実、素晴らしいほどの栄養価だったりするのも真実でした。

これまでの認識、先入観から解き放たれて、正面から食料を見つめ直した時、皆様を待っているのは「昆虫食」なのかもしれません。
普段の食事と同じく、楽しんで美味しく昆虫食もお試しいただければと思うところです。

ぜひ6月4日、ムシの日にはご家族、ご友人、リモート飲み会のネタにでも、昆虫食お試しあれ!

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