コースター、いつものグラスの下に敷かれている、あのコースター。
コップ受け、グラスマットとか、呼び名は色々あるようですが・・・。
コースター(coaster)は、飲み物を飲む時にコップなど食器の下に敷く、小さなマット。コップ敷き、コップ受け、グラス・マットとも呼ばれる。
本来の使用目的は、冷たい飲み物を入れたコップなどに結露した水が流れてテーブルが濡れるのを防いだり、熱が伝わるのを防いだりするためである。
またカクテルを出す場合に使用するコースターは、基本的にロングドリンクを供する時に、グラスの下に敷く。
ドイツ語圏ではBierdeckel(ビアデッケル、意味は「ビールの蓋」)と呼ばれる。蓋が無いタイプのビアマグでビール等を飲む際に、特に屋外で昆虫や落ち葉などの異物が飲料に入らないよう、フェルト製のコースターを蓋代わりに使ったことに由来する名称である。
コルク製のコースター素材は、紙、コルク、木、布、レース編、シリコン樹脂など各種ある。日本の喫茶店などで供されるものはコルク製か紙製のものが多い。素材は吸水性に優れたものが良く、金属製、ガラス製、陶製のものはふさわしくないとされる。
形状は円形や四角形のほか多様である。
様々な印刷がされた紙のコースター。紙製の場合は店舗の名前や電話番号などを印刷して宣伝効果を図るものもある。ビールなど酒造会社も自社製品の画像などを載せたコースターを製作・配布している。ヨーロッパや日本などにはビールコースターの収集家がおり、交換会が開かれることもある。
コースター (食器) - Wikipedia
私は、最近の家飲みでは一人用(分)のトレーに、グラスとボトル、ちょっとオツマミをトレーに乗せて、片付けも簡単に済ませようと横着して、コースターをあまり使わなくなりましたが、コーヒーを飲む時は、カップにコーヒーを注いで、カップ(マグカップを使っています)を木製のコースターにのせます。
冷たい飲み物をいれてあるグラスに水滴がつきますが、コースターが無いとテーブルに、その水滴として発生した水が、輪っかを作ってしまいますね。
そんな時、コースターの役目といいますか、重要性を感じるところです。
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コースターの役割って
上に書いたように、冷たいグラスの表面についた水滴が、グラスを伝ってテーブルに落ちるのを防ぐ役割。
熱い飲み物を入れた場合、その熱がテーブルに伝わらないように。
陶器のカップなど、下(底)がザラザラとしている場合、テーブルに傷がつかないように。
そのほか、考えられるコースターの役割、メリットは・・・。
グラスとテーブルの材質によっては、それらが合わさる時の音がならないように!
滑らないように!
こんなところかと思います。
まとめると
- 水分吸収
- テーブルのシミや傷を防止
- 滑り止め
あと、コースターの裏に電話番号書いて渡したりできる、とかテレビや映画でよく見るやつも。
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コースターの素材
コースターの素材も、いろいろありますね。
お店なんかでは、紙のものや金属のもの、私が自宅で使っているのは、木製のものやコルク製のものですが、他にもフェルトやパッチワーク調の布のやつ、昔、喫茶店でレース編みのコースターが出てくるところがありました。珪藻土や陶器(焼き物)のものなどなど。
素材別にみる特徴
コルクのコースター
軽くて吸水性もよくコルクはコースターの素材としてもポピュラーな素材。
汚れがつきやすいのと、比較的短期間でボロボロになりやすい点がデメリット。
紙のコースター
飲食店でよく使われる紙のコースター。使い捨てが前提の場合で、印刷が簡易なので紙のコースターが店舗でよく使われているのかと思います。汚れやすい、破れやすいという紙の特徴は、使い捨てを前提とすることで問題なくなりますね。最近はSDGsに見られるような環境的配慮を意識する中、使い捨てコースターがどうなのでしょうか?
布のコースター
吸水性が高く、洗えることで汚れても大丈夫な点が大きなメリット。
紙のコースターが持つデザイン性の高さ、自由度も、好きなデザインの布を選ぶことで、紙のものに匹敵します。
汚れたら洗えますが、洗うという管理が不十分だとカビが生えたりと不衛生な点も。
珪藻土のコースター
吸水性や吸湿性に優れ、消臭性や調湿性にも富んだ、呼吸する珪藻土。お風呂のマットとしても珪藻土マットがありますが、コースターにもその利点を活かせますね。材質的にザラつきますので、テーブルに傷がつきそうな点がデメリットでしょうか。
陶器や金属製のコースター
陶器や金属製のものは、水分は吸収しませんから、水が垂れると拭く必要がありますが、洗えますし、お気に入りのデザインや材質のものを探してみたいですね。
その他にも、革製のコースターや籐製のコースター、ゴム製のものまで、素材や形、デザインも様々なコースター。
家飲みでも、お好みのコースターで気分良く、その時間を演出したいものです。
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