最近は耳にしませんが、昔は夜明け近くなると「コケコッコー」とニワトリの鳴き声がどこからか聞こえてきました。
朝ですよ!と鳴いていたのか、卵産みましたよ!と鳴いていたのか。
我が家にニワトリはいなっかたので、産みたての新鮮な卵食べてみたかったなぁ~
スーパーに行くと、山済みされ売り切れていることのない卵パック、ニワトリさん一体いくつ卵を産むのですか?
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ニワトリが卵を産むまで
ニワトリの有精卵は38℃で温められ、21日間で孵化します。
孵化したひよこは雌雄鑑別され、メスだけが採卵用として育成されます。
ではオスはどうなると思いますか?
残念ながらオスは短い生涯を終えてしまいます。
せっかく生まれてきたのにかわいそうなオスです。
メスのニワトリは孵化して120日くらいになると大人と変わらない姿になり、140~160日(約5か月)で卵を産み始めます。
産卵を開始してから200日前後で産卵のピークに達し、約1年半卵を産み続け約2年で仕事を終え、生涯を終えます。
オスよりは長生きのメスですが、本来ニワトリの寿命は5年程度あるので、2年では短くやはりかわいそうです。
ニワトリが卵を産むを仕組みとは?
毎日1つ卵を産むイメージのニワトリですが、厳密には、毎日卵を産めるわけではありません。
メスのニワトリは卵巣から成熟した卵黄を卵管内に排卵し、卵管内を通過する間に卵白、卵殻膜、卵殻を約24~25時間かけて形成し、完全な卵となって産卵(放卵)します。
だから1日に1個以上の卵は産めません。
しかも鶏が夜寝ている時は卵を産みません。
このようなことから、数日間卵を産み続けた後は、1日または2、3日間産むのを休み、再び数日間卵を産み続けます。
我が家にはセキセイインコのメスがいて、卵を産んでいます。
つがいではないので、かえることのない卵を、しっかりと抱きかかえて温める姿は、とてもいじらしくて、なんとも言えません!
ニワトリと違い、恋の季節になると産卵をしています。ニワトリと似ているのは、次の産卵までに約24~25時間かかることです。
ただ4~5個産んでしまうと、巣箱の中で卵を温めはじめ産卵は終わります。
いくら温めても孵化しないことがわかると卵は放置され、次にやってくる恋の季節を待っているのです。
だからほぼ毎日のように卵を産むニワトリは、働き者で凄いですね。
ちなみに、卵巣の中で卵の形になる前の黄身の部分は「キンカン」として流通していますね。

話を戻して、それではいったいいくつ産めるのでしょうね。
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ニワトリが一生のうちに産む数に驚愕!
採卵鶏が一生のうちに産む卵の数は、産卵を開始して約1年半という期間で300~400個です。
1日に1個までしか卵を産むことができないのに、この数だからほぼ休みなく産んでいるのですね。
すごい!
しかし商業目的ではなく、愛玩用として長く飼育すれば、最高で600個程度産むニワトリもいるのです。
ビックリ!!
年を取ってくると卵を産まなくなったり、卵の質が落ちてきますが、愛情をかければニワトリも頑張ってくれるのでしょう。
頑張れーニワトリ!
卵かけごはんに卵焼き、卵そのものを味わったり、炒め物などの料理に使ったり、安くて栄養豊富な卵はとても便利な食材で、私はよく食べています。
うまいうまいと食べている卵、ニワトリさんが毎日毎日休みなく産んでくれていることに感謝しながら食べようと思います。
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