◆ 揚げ物=料理上級者?いえ、コツをつかめば大丈夫!
「油って跳ねるし、温度管理が難しいし、怖い…」
そう思っている新人スタッフさん、多いのではないでしょうか?
でも大丈夫。揚げ物は“火の扱い方”と“準備”を知っていれば、意外とシンプルなんです。
今回は、そんな“揚げ物ビギナー”のあなたのために、
【手羽先餃子】を例にしながら、美味しく・安全に・キレイに揚げるコツ&注意点をまとめました!
◆ STEP1:油の温度が命!理想は「170〜180℃」
まず大切なのは「油の温度」。
低すぎるとベチャッ、高すぎると真っ黒…。
目安としては:
-
170℃前後:外カリ中ジューシー(おすすめ)
-
160℃以下:じんわり火が通るが、べたつき注意
-
190℃以上:揚がるのは早いが、焦げ注意⚠️
▶ 油温チェックの簡単な方法:
菜箸の先を入れて「シュワシュワッ」と細かい泡が出ればOK!
(バチバチ泡立つなら熱すぎ)
※家庭用の温度計やデジタルフライヤーを使えば、もっと正確!
◆ STEP2:冷凍→解凍のタイミングが味を左右する
冷凍のまま揚げると、油がはねたり中心まで火が通りにくくなったりします。
理想は「室温で30分ほど自然解凍してから揚げる」こと。
それにより:
✅ 衣がカリッと
✅ 中の餃子餡もホクホクに
✅ 油ハネも最小限に抑えられる
解凍しすぎてべちょっとしたら、キッチンペーパーで水気をふき取るだけでも仕上がりが変わりますよ!
◆ STEP3:揚げ時間の目安は3〜4分!欲張らないで
手羽先餃子の揚げ時間は約3〜4分がベスト。
長く揚げすぎると、
-
外が硬くなりすぎる
-
中の餡が割れて肉汁が流れ出す
→ 美味しさ半減!
「もうちょい揚げた方がいいかも…?」と不安になる気持ち、わかります。
でも信じて3分揚げて、一度切って断面を確認するのが、練習の第一歩です。
◆ STEP4:揚げ終わりの“油切り”でサク感アップ!
揚げたらそのまま置いておくのはNG!
余分な油が中に染み込んで、食感が台無しになります。
✔ バット+金網に立てかけてしっかり油を切る
✔ さらにキッチンペーパーで軽く抑えると完璧
✔ 盛り付け前にひと呼吸(1分くらい)置くと落ち着く
これだけで、「え?これプロの味?」って思われるクオリティに近づけます。
◆ 【初心者注意】やりがちなNGあるある
👎 NG①:油の量が少なすぎる
→ 食材がしっかり浸かる深さがないと、部分的に焦げます!
👎 NG②:いっぺんに入れすぎ
→ 油の温度が下がってベチャつき&火の通りムラに
👎 NG③:鍋を強く揺らす
→ 衣がはがれて見た目が汚くなるので、そっと優しく
👎 NG④:トングでギュッと押す
→ 中から肉汁が出てパサパサ食感になります!
失敗の多くは「早く出したい」焦りから来ます。
揚げ物は“待てる人”が勝ちます。
◆ ちょい足しテクで「映える&うまい」が完成!
せっかく揚げたなら、仕上げの工夫で“映え&満足感”をプラスしてみませんか?
-
くし切りレモンを添える(色と香りのアクセント)
-
岩塩や山椒塩を別添えにして“選べる感”を出す
-
竹すだれや黒皿に盛って“プロっぽさ”演出
→ こういった「盛り付けでのひと工夫」が、お客様の写真投稿やリピートにもつながります!
◆ まとめ:“油と仲良くなる”のがコツ!
揚げ物って、最初は怖いかもしれません。
でも、温度と時間、水分管理をおさえれば、誰でもプロ顔負けの仕上がりに。
特に手羽先餃子のように味つけ済・冷凍対応・衣なしでも旨みたっぷりな商品なら、
“揚げるだけ”でも高クオリティが狙えます。
🍳 「揚げ物は怖くない」、その第一歩に。
今日のあなたが揚げた一皿が、
「また来よう」と思ってもらえる理由になるかもしれません。
まずはゆっくり、1本から。
あなたの手で、カリッと美味しい“手羽餃子デビュー”、はじめてみませんか?
POP素材・調理動画・スタッフマニュアルのご相談も、お気軽にどうぞ!
【関連商品】
コメント