梅雨明け間近!
今年も、開放的な季節の到来も、もうそこまで来ています。
昨年に続いて、ビヤガーデンなど密な会食などは自重していかないといけませんが、その代わりに回数が増えそうな自宅、もしくは周辺でのバーベキュー。
そうは言っても、自宅の庭でモクモクと煙を吐き出しながらのバーベキューも、ご近所さんの目もきになりますし、なかなか、そう度々の開催には至りません。
そう、今回は「バーベキューの煙」について。
煙を出さない、可能な限り減らすことができれば、遠慮なく毎晩でもバーベキューで焼きたての美味とともにお酒も楽しめるってものです♪
出かけた先でやるバーベキューじゃお酒飲めないでしょ!
家族で、周辺のバーキューが可能な公園やキャンプ場など、その環境が整備され、管理された場所に、車で道具や食材を運んでバーキューやればなんの問題もなくバーベーキューは、楽しめるでしょう。
しかし!
その場合、車の運転が伴うとなれば、大人の私、お父さんの私は、お酒飲めません!
この季節、汗だくになって道具を準備して、さぁバーベキューを楽しみましょうっとなりましても、食べるだけでは、ちょっと物足りないなぁ・・・
これが、自宅の庭であれば、物を運ぶ労力も少なくて済みますし、アルコールも飲める!飲んだ後も気兼ねなく過ごせます。
ならば、バーベキューは断然、自宅でお願いしたい!
ビール、ワインと来てノンアルコールの波は日本酒にも!ええーーーっ焼酎も!?
そこで気になるのは、バーベキューって結構、煙モクモクしちゃうし、ご近所さんに迷惑かけてない?って気になってバーベキューどころじゃなくなったりもします。
- お酒飲めなくても、出かけていってバーベキューする
- ご近所の目をかいくぐって自宅の庭でバーベキューをする
究極の選択なのかもしれません。
煙が出なきゃOKでしょ!バーベキューで煙が少ない食材は?
そもそも、バーベキューの際の煙は、網から滴り落ちる食材の脂が焼けた炭の上に落ちることで、モクモク出てくるのですが、ならば、脂が少ない食材を選べばよくない?
×脂の乗った、霜降り牛肉
×豚トロや鶏ももなど脂多めのお肉
×脂の乗っている魚も
×タレ漬けしている食材
- 定番のお肉は、脂が少ない赤身をチョイス
- タレ漬けしたお肉は焼かない
- 魚介類だと貝類を選ぶ
- もっと野菜を使ったBBQメニューも考えたい
こんな感じでしょうか?
霜降りの脂ののったお肉をプレートでなく、炭で網でジュージュー焼いて食べるバーベキューの定番として、脳に刷り込まれているイメージを転換する必要があります。
赤身の脂の少ないお肉を上手に焼くこと、焼くだけ限らず、フライパンやスキレット、アルミホイルやアルミ鍋を活用してもいいですね。
チーズフォンデュやオイルフォンデュ、アヒージョも出来ますね。
調理済み、加熱済みの冷凍の焼き鳥を活用しても、生のお肉を焼くより、格段に煙の出る量が少ないです。
お肉中心だったバーベキューメニューを魚介類、特にホタテや牡蠣、はまぐりやホンビノス貝などの貝をメインに据えても良いですし、野菜を中心に、そら豆やトウモロコシ、しいたけ、アスパラガスも良いですねぇ。
おうちバーベキューは、ちょっとしたひと工夫で楽しみが広がりそうです!
煙対策は、食材だけじゃない!
食材選びは、煙が出にくい食材を選んだだけでは煙対策は完璧ではない!
- 使う炭にも気を配ることもお忘れなく。
- 一度使用した、消し炭を使用するのも、着火時の煙が少なくて済みます。
- 着火時は、新聞紙や木切れを種火にせずにバーナー(トーチ)を活用します。
- 終わった後の炭の処理にも気をつけます。
- 必ず、火消しつぼを使って消火すること!
水をかけて消火したりしない。
火消し壺使うことで、次に使う「消し炭」も確保できます。
複数回、炭を使えるようになるので炭にかけるコストもケチらずに、多少高価でも、煙が少ない炭を選ぶといいでしょう。
煙が出ない炭をご存知ですか?
ホームセンターなどで、安価に販売されている炭の多くはマングローブなどを材料としています。それらは、着火すると煙はもちろん、爆ぜたり匂いも出ます。
同じ炭でも、煙が出ないものあります。
代表的なものが、白炭と黒炭、備長炭。
いざ炭火で肉を焼く!炭火を理解してバーベキューでも正しく肉を焼く
ほかにも、おが屑を圧縮したオガライト炭(オガ炭)も比較的、安価でバーベキューでも人気の炭なのだそうです。
黒炭:製材時に発生する木くずや樹皮が材料として使われます。クヌギなどは茶道でも使用され、軽くやわらかく、火熾しや火力の調整がしやすいのが特徴。 また、残留物が少なく、煙・匂いがほとんど無い。ですが、一気に燃焼するので燃焼時間が比較的短めな点と、灰が出やすく、出た灰は舞いやすいので注意が必要です。
オガ炭:その名の通りオガクズや樹皮など 製材時に発生した木片を高温・高圧力で圧縮形成したオガライト(成形薪)を炭化したもの。備長炭に似た性質を持ち、火がつきにくいが、煙も少なく、火力も強く、上質な製品だと火持ちもいい。さらに圧縮成形されることで炭内に密閉した部分が少なく、パチパチっと炭が爆ぜる事がほとんどないのも特徴。備長炭など高価な炭と比較すると圧倒的にお手頃な価格で、備長炭に似た性質の炭を使用できBBQでも人気の炭となっているようです。
その他の煙対策として
焼き網を使うと、食材からの脂や調味液が炭に落ちることで煙が起こります。
また、使用する炭によってでる煙もあります。
となれば、鉄板やプレートを使って食材を焼くと良いこともありそうです。
溶岩プレートや、無煙炭火バーベキューコンロといったグッズを揃えてみるのも良いのではないでしょうか。
溶岩プレート
蓄熱性が高く、一度熱すると長く熱さを保ち、ガスの火などから出る水分も遮断してくれるので、炭火でなくても、炭火で焼いたような外はカリッ、パリッとした焼き上がりで食材も美味しく焼けると人気です。
デメリットとして、重いことで持ち運びする時は、負担になる点が挙げられますが、そのためか、小さめの物が人気なようです。
岩塩プレートも人気がありますね。
ヒマラヤ産 岩塩プレート 天然岩塩 ソルト 遠赤効果 M-9420
熱伝導性の高い、純銅製の焼肉プレートも登場
Makuakeで、先行予約販売ですが、上の2つに比べてメンテナンス性も良く、早期割引価格で入手しておきたいアイテムです。
銅製プレートの安全性について、心配な方もいるかと思います。
一般社団法人日本銅センターの見解として
A.銅板で山菜処理していますが、有害か、無害か、食品として問題ないか教えてください。
Q. 結論から言って有害にはならないと考えます。ゆでた野菜や枝豆を鮮やかな色に仕上げるために銅を使用することはプロの料理人の技の一つです。銅は栄養機能食品として0.5~5mg/日の摂取が認められています(厚生労働省平成15年12月)ので、問題ないと考えます。
銅について知る:銅に関するQ&A|一般社団法人日本銅センター金属の銅は、非常にすぐれた特性を持ち、さまざまな分野で力を発揮しています。輝く銅の魅力、その真価をご紹介します。
正しく、使用する範囲内では安全に、よりバーバキューを楽しめる道具として活躍してくれそうです。
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