鶏肉のトロ「ぼんじり」のすすめ

鶏肉のトロ「ぼんじり」のすすめ 家飲みを科学する
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ぼんじりは、鶏の尻尾の付け根にある三角形の肉で、焼き鳥などで人気の部位ですね。
1羽の鶏から、少量しか取れませんので、いわゆる希少部位のぼんじり。

ぼんじりの特徴

ぼんじりは、プリッとした食感でジューシーです。
脂肪分が多く、鶏肉の部位の中でもトップクラスに脂がのっています。

鶏の尻尾の付け根・尾骨のあたりについている三角形のお肉で、尻尾を動かす筋肉でもあるので、食感がプリッと弾力があります。

焼き鳥にしたり、油であげるとサクッとした外側の食感、肉のぷりっとした食感が楽しめます。

「鶏肉のトロ」と呼ばれることもあり、その美味しさや特徴を言い表しています。

ぼんじりの素材自体、脂がのっていることで高カロリーでもあり、焼き鳥にすると1本あたりが、一般的な焼き鳥で提供されるサイズで約100kcalほど。

次いで、ジューシーな鶏のもも肉の焼き鳥で、だいたい80kcalから90kcalくらい。
焼き鳥だけを見れば、焼く過程で遠火でじっくり焼かれたカリカリなぼんじり串と、軽めに焼かれたものでは、含んだ脂の落ち具合で差は出てくるようですが、焼き鳥の種で見れば、1~2を争う高カロリー部位です。

ぼんじり、気になる名前の由来

ひな祭り、雛人形のお飾り、お道具の「ぼんぼり」、ご存知ですか?
ひな祭りの歌でも「灯りをつけましょ、ぼんぼりに~」と詠われている、あの「ぼんぼり」です。

あの「ぼんぼり」自体は、「ほんのり」から転じて、ほんのりとした灯りを照らすというところから、ぼんぼりとなったそうですが、長い柄の灯具の形に、鶏の尻尾の形を見立てて「ぼんじり」。

ぼんぼりの「ぼん」+尻「じり」で「ぼんじり」という感じでしょうか。

また、単純に鶏の尻尾であることから「テール」と表記されるケースもよく目にします。

ぼんじりの美味しい食べ方

お肉屋さんで売られる生のぼんじりは、骨を含んでいる場合が多いので安価に感じます。骨が含まれているので、調理する場合、骨を取り除く必要があります。

下処理済みのぼんじりも売らてていますので、購入する際には確認して購入すると良いと思います。

ぼんじりの下処理方法は、下の動画をどうぞ

オススメは、炭火で脂を落とすようにチリチリ焼いて、塩を適量降って食べるのがイチオシ。

なかなか、ご家庭で炭火焼きはハードルが高いので、炭火焼のぼんじり、コチラ2品をご紹介します。

もちろん、炭火焼以外、フライパンでもじっくり脂を落としながら焼くと外側がカリッとして、ぼんじりから溶け出た脂で揚げられたかのように仕上がります。

焼き上がったら、脂を切って塩などで味付けして食べるのも良いですね!

ぼんじりの栄養素

脂分が多く含まれる、ぼんじりですがビタミンKやコラーゲンも豊富です。

ビタミンKは血液凝固作用とカルシウム代謝を助ける作用が期待できるビタミン。
コラーゲンは、美肌効果が期待される栄養素でもありますね。

糖質は含まれていませんので、脂肪分、カロリーさえ注意しながら、調理したりすることで、美味しく体にも優しい食材ということも出来ます。

ぼんじりは、希少部位でもあり、その流通量もあまり多くありません。
スーパーやお肉屋さんで見かけたら、ぜひ購入してみてください。

希少部位ですが、意外に安価に手に入るのも、ぼんじりの魅力の一つですので、おうち居酒屋、ご家庭での晩酌のオツマミとしてもおすすめの食材となります。

手軽に楽しみたい方はコチラも

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