秋の味覚の代表格として9~10月が最も旬で脂のりが良い秋刀魚(さんま)!
最近ではサンマは漁獲量が少なく価格も高騰気味と言われていますが この時期にはやはり食べたくなる魚の一つですよね。
我が家は塩焼きにしてお酒のおつまみに…が定番です!
焼き方も七輪やグリル・フライパンなど様々ありますが、今回はその中でも一番楽そうなトースタでの秋刀魚の美味しい焼き方、コツをご紹介いたします!
秋刀魚が不漁で価格高騰?メニュー提供を延期する飲食店も!
軒並み秋刀魚の価格が高騰するとのニュースが流れていましたが、過去にないほど深刻な不漁となっているそうです。
2008年に34万トンあった水揚げ量が2015年以降には10万トン前後と不漁続きで 昨年は8893トンだったのに対し今年は1007トンと8分の1に激減したとのこと。
年度により、増減はあるかと思いますが、概ね減っていっている方向であることは間違いないようですね。
人気イベントの「目黒のさんま祭り」ではこれまで岩手県宮古市の生秋刀魚を7000匹用意し炭火焼を無料で提供していたけれど 今年は数を確保出来ず冷凍物で対応したそう。
他にも「秋刀魚炭火焼定食」の販売を延期する飲食店も出ているみたいです。
そういえば 我が家がよく行く某(回る)寿司屋も「生秋刀魚握り」は数量限定ですぐ売り切れていた気がする…
旬な物はみんな食べたいですよね。
秋の味覚サンマのスーパーでの実際の販売価格とは?
<p>秋刀魚の値段についてですが昔はたくさん獲れていたので安いイメージでしたが
最近は不漁で高値ということで、最も価格の高い物で一尾(中サイズ)が200~300円前後で売られているそうです。
近所のスーパーでも確認したところ2尾で300円、冷凍物が1尾100円でした。
10月頃からは価格も下がって 特価品で100円前後で販売されることを期待したいですね…
ちなみに美味しい秋刀魚の見分け方は・・くちばしが黄色く 手に持った時に曲がる秋刀魚が美味しいそうです。
古い物は硬直して曲がらないらしいですよ!
秋刀魚(サンマ)のトースターでの美味しい焼き方とは?
それでは秋の旬「秋刀魚」を、トースターで手軽に楽しむ方法をご紹介いたします!
まず下準備をしていきましょう!
- 秋刀魚のうろこを取る
ほとんどの秋刀魚は水揚げ時にうろこは取れてしまいますが、あれば うろこを包丁の先でなでるように取り除きましょう。
- 切り込みを入れる
うろこを取ったらよく水気を拭き取り秋刀魚に切り込みを入れましょう。
切込みを入れることで火の通りがよくなり焼き上がりも美しく皮も一緒に食べやすくなります。切り込みには 横一文字・斜め切りなどがあります。
内臓を取りたい場合は頭のすぐ後ろのひれ辺りから背までを包丁で切り 頭を下側に引きポキッと中骨を折って下側にゆっくりと引くと 内臓が簡単に取り除けます。
次に塩で味付けをしていきましょう!
やっぱり 秋刀魚といえば塩焼きが大道!
下処理が終わったら 塩を両面にふります。
塩は1尾に対して小さじ1/3程度をふりかけ、身の厚い部分は少し多めにふりましょう。
湿った粗塩の場合にはレンチンするか乾煎りをして水分を飛ばすと均一に塩をふれますよ。
それでは焼いていきましょう!
油を引かずにアルミホイルを軽く手でもんでクシャっとさせてから敷きます。(そうすると秋刀魚が張り付きにくいそうです)
7〜8分焼いて表面に軽い焼き目が出来たらひっくり返します。
そしてさらに5分焼いて出来上がり!
焼き上がりには かぼすや大根おろしなどを添えると◎
今回はトースターを使っての焼きでしたが両面焼きの場合は網に油を塗って余熱で
温めてから8~10分焼くだけで出来上がりますよ。
トースターで焼く利点はガスレンジに比べて火の調節がいらないことと何より掃除が楽なこと。
昔、祖父が「やっぱり秋刀魚は七輪で焼くのが一番うまい!」と言って煙モクモク涙目になりながら焼いてくれていましたが、トースターで焼いている今の私を見たら何て言うかなあ…
美味しい旬の物を食べて 今日も笑顔いっぱいに!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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