前回、前々回とアルコールのリスクや、上手な飲み方の記事が続きましたが、私自身も年齢的な背景や、NHKのストロング缶酎ハイの危険性の特集番組をみる中で、お酒との付き合い方を考える機会が増えつつ、これまでの毎日の家飲み習慣、晩酌習慣を控えてたりしています。
ですが、一日の終りにビールや、他にも清涼感を得られたりリラックスタイムのお供に、口寂しさを感じたりしていましたが、そういった私自身が、アルコール飲料、お酒のかわりに、食事のお供、家飲み飲料として飲んでいるのが、ノンアルコール飲料。
ノンアルコール飲料や、炭酸水、酎ハイの代わりにもなるノンアルコールドリンクなど、今では、アルコールがなくても代わりのノンアルコール飲料があれば、飲み会の席にも、飲酒せずとも気兼ねなく参加できたりしています。
飲酒をお休みする休肝日や、健康のために一時的に断酒しているなどにも活用してもらえるノンアルコール飲料や炭酸水をご紹介してみたいと思います。
オススメのノンアルコールビール
●ノンアルコールビール ヴェリタスブロイ(アルコール度数:0.0%)
原材料:モルト・ホップ・水・酵母
ビールの本場ドイツで製造されているノンアルコールビール「ヴェリタスブロイ」。国産のノンアルコールビール商品と比べて、本格的なビールとほとんど変わらない味わい、国産ノンアルコールビールのあの違和感がなく、まるでビールなヴェリタスブロイ。
●ビットブルガードライブ(アルコール度数:0.03~0.05%)
原料:麦芽・ホップ
ビールの本場、ドイツ産の麦とホップだけで作ってるノンアルコールビール。330ml入の瓶タイプ。アルコール度数表記が0.0%となっていますが、調べると0.03~0.05%のアルコール度数があるようですが、麦とホップだけで造られた本格派!美味しくないわけがない!
ここまでの2商品はドイツ産。
ドイツでは「ビール純粋法(Reinheitsgebot)」というものがあって、ビールの原料を「大麦、ホップ、水(後に酵母が追加される)」に限定した法律があるんんです!
ドイツ人の頑固なまでの美味しいビールに対するこだわりの現れと言えるでしょうね。
無添加で栄養価が高く、安全で健康的な飲み物として永く消費者に愛されているポイントです。ビール純粋令はこれからもドイツの誇りであり、美味しさを約束する指標なのだと思います。
ノンアルコールビールについても、こちらの2商品はビール純粋法に則って造られた本格的ビールから、アルコールを取り除いています。
ビール純粋令
ビール純粋令(ビールじゅんすいれい、ドイツ語: Reinheitsgebot)とは、1516年4月23日にバイエルン公ヴィルヘルム4世が制定した法。「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」という内容の一文で知られる。現在でも有効な食品に関連する法律としては世界最古とされている
wikipedia:ビール純粋令
ビール純粋令 - Wikipedia
ここからは、ドイツにも引けを取らないほどのビール大国「オーストラリア」産のノンアルコールビール
●ブローリー プレミアムラガー(アルコール度数:0.9%)
原材料:麦芽、しょ糖、ホップ、大麦
麦芽とホップだけを使用し、ビールそのものの爽快な味わいを実現したビールテイスト飲料(ノンアルコールビール)。ブローリー プレミアムラガーのプリン体は、1mg未満。
ビールは100mlあたり3から7mgなので、こちらも割に低い数値ありがたいです。内容量は355mlと、ちょっぴり多め!?
●ウエストエンド エキストラライト(アルコール度数:0.9%)
原材料:麦芽・ホップ
※2ケースまで1個口配送が可能です<缶ローアル><輸入B>[T.417.1282.500.SE]:燃えるカワサキグループ”]ビールの製造と同じく麦芽を発行させ、ホップをきかせたビール風味の清涼飲料水。
缶は日本のより少し少なめの330ml缶。350ml缶と比較して飲んでる分には少なさは感じませんが、缶を手にとった時に「少し小さいかな」といった感じですね。
これらのノンアルコールビール、通常のビールからアルコールだけを取り除く製法でつくられています。これらは本物のビールを作ったあとから、アルコールを取り除く脱アルコール製法。
オーストラリア産のブローリー プレミアムラガー、ウェストエンド エキストラライトは、お気づきに方もいらっしゃると思いますが「アルコール度数:0.9%」で、正確にはローアルコールビールなんです。
- アルコール分0.6~0.9%・・・ローアルコールビール
- アルコール分0.5%以下・・・ノンアルコール
ローアルコールビールは一時に大量に飲むと酔ってしまう可能性があるということに気をつけてください。
日本の酒税法では、アルコール分が1%未満であれば酒類にはならないので“ノンアルコール”とうたっているのですが、お酒ではないアルコール分0.5%のビアテイスト飲料でも、10本飲めば5%のビール1本を飲んだことになってしまうのです。また、そんなに量を飲まなくても、アルコールに弱い体質の人は、酔ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
脱アルコール製法の他に、ビールを製造する際にアルコール発酵を抑える方法や、ビール同様、麦汁は使うけれど酵母を入れず、アルコール発酵させない方法。麦汁を使わず麦芽エキスを抽出し、さまざまな成分を加えて製造する方法など、いろいろあります。
完全に1ミリもアルコールを摂取したくないような場合、アルコール度数が0.00%のものを選んで飲みましょう。
国産、日本産のノンアルコールビールは?
国産のキリンビールやアサヒビールなど、ノンアルコールビールが沢山の種類発売されていますよね。
国産のノンアルコールビールって、ビールの味と比べて違和感を感じたことございませんか?
ドイツ産とオーストラリア産のノンアルコールビールの最大の特徴は、本格的なビールの味や風味に引けを取らない点、だったのに対し、国産のノンアルコールビール?はというと、あの違和感が気になります。
日本国内で製造する製品は、酒税法などの法的な要因からアルコール除去法は採用されず、それ以外の製法を用いて製造されている。そのため、ドイツなどアルコール除去法によって製造される低アルコール飲料よりも数段味が落ちる。
wikipedia:ビールテイスト飲料
ビールテイスト飲料 - Wikipedia
また、国産のビールテイスト飲料の多くは、ドイツ産やオーストラリア産と違って、人工甘味料やその他、耳馴染みのない原材料が多く使用されている点にも注意。
「カロリーゼロ」「糖質オフ」「オールゼロ」といったような表示が添えられている物もよく目にしますが、ちょっと科学的な印象を持ってしまったりもします。
ドイツ産やオーストラリア産にあって、日本産に無いもの
逆に、日本産にあってドイツ産やオーストラリア産に無いもの
ビールの代用として、ノンアルコールビールを見た時には、やはり「ビール感」が最重要であって、それがビール風のオリジナル飲料になると、ちょっと違和感が大きくなりますね。
以下は、酸化防止剤や苦味料などなど添加物や人工甘味料と言った科学的な要素が感じられなかった国産のノンアルコールビールをご紹介しようと思います。
●龍馬1865(アルコール分:0.000%)
原材料:麦芽、ロースト麦芽、ホップ、酸味料
原材料は麦芽、ロースト麦芽、ホップ、酸味料と、いわゆる麦芽100%タイプでコーンスターチなどの副原料は使ってないとなっています。違和感のある甘さやくどさがなくスッキリとした飲み口です。酸味と苦味も感じられます。缶の表記は「炭酸飲料」となっていますね、仕事中にも気兼ねなく飲めちゃう・・・!?
●忍者ラガー(アルコール度数:0.000%)
原材料:麦芽、ロースト麦芽、ホップ
世界初のハラル認証済みのノンアルコールビールです。
ドイツ産麦芽100%にこだわって、香料、保存料、着色料、酸味料等の添加物は一切不使用とのこと。個人的な感想でいうとキリッとスッキリといったイメージでした。
国産オススメの無添加ノンアルコールビール2点は、どちらもプリン体ゼロなのもウレシイですね!それでいて無添加、人工甘味料も使っていない、あとは味の好みは人それぞれなので、一度お試しください。
まだまだあります日本酒やワインもノンアルコール
●ホッピー
プリン体ゼロ・低カロリー・低糖質のカラダにやさしいビアテイスト飲料。
オススメのノンアルコールビールに含めなかったのは、ホッピーは焼酎(甲類25度)割って飲んだりすることから、それ単体で見たときには炭酸飲料なのでこちらでご紹介。
割ってよし、そのまま飲んで良しのホッピーは、家飲みように常備しておいて、休肝日にはそのままで飲んで、晩酌の時には、焼酎などで割って飲む、無駄がなくオススメ筆頭です。
●チョーヤ 酔わないウメッシュ ノンアルコール
日頃から酎ハイを愛飲されることがメインの方には、ノンアルコール系酎ハイも多数出ていますが、甘味料として人工甘味料を使用しているのもが大半で、ここでは梅酒No1メーカーがチョーヤの「酔わないウメッシュ」をご紹介。
梅酒ソーダテイストなので、甘めのスッキリとした飲み口が好きな方にオススメです。
酸味料、香料無添加、人工甘味料を一切使用していないところも◎
●月桂冠 NEWフリー(日本酒テイスト飲料)
いつもは日本酒派のアナタにもありますよ!日本酒テイスト飲料。
日本酒らしい香りと甘味と酸味のバランスが日本酒を愛するユーザーにもオススメ。
カロリー・糖質も合わせてゼロということですが、ゼロ系飲料で気になる甘味料はステビアが使用されています。
●月桂冠 スペシャルフリー (ノンアルコール日本酒/糖質0/大吟醸の香り)
続いて、大吟醸の香りと風味をイメージして生まれた糖質ゼロのノンアルコール日本酒テイスト飲料。
アルコールが気になる、糖質が気になる両者を満足させるノンアルコール日本酒テイスト飲料。ほんのりとした甘さと大吟醸をイメージさせる香りは、食事との相性もお墨付き。
冷やして飲むとキリッとキレがして、さっぱりといただけます。
●有機コーディアル エルダーフラワー
英国オーガニック食品協会および、日本のオーガニック認証協会での承認を取得した、ノンアルコールハーブドリンク。
イギリスに伝わるハーブ飲料は炭酸水などで割っていただくと食事との相性も抜群、癖になるドリンクです。
●カールユング スパークリングドライ 脱アルコールワイン 白
ワイン派の方にも、数点おすすめしますよ。
こちらはアルコール度数が0では無いのですが、0.5%未満のアルコール分と表記されるように、白ワインからアルコール分を除去した、本格的な脱アルコールのスパークリングワイン。
やや辛口。すっきりと爽やかな飲み口で相性の良いメニュにも幅が広がります。
ごく少量のアルコールを含みますので、20歳以上のかたのご利用が条件ですね。
●インヴィノ ヴェリタス ヴィンセロ ティント 赤 ノンアルコールワイン
スペインを代表する赤ワイン用品種テンプラニージョ100%のノンアルコールワイン。
こちらも同じく、本物の赤ワインからアルコールを抜いた脱アルコールワインです。
ミディアムフルボディ、フルーティで軽い飲み口と程よい酸味、後味に心地よい渋みが特徴。
脱アルコールの性質上、ごく少量のアルコールが残っています。
番外編:オススメの炭酸水
炭酸水は、今や割者としての用途以上に、メインのドリンクとしての地位を確立しています。
銘柄も多数、数え切れないほど発売され、価格もお手頃に手に入りますので、ここでは少し厳選した特徴のあるものをご紹介します。
●強炭酸水 KUOS クオス 大分県日田産 ビアフレーバー
ビアフレーバーの炭酸水。
炭酸水なのでカロリーもアルコールも糖質も0です。
こちらの特徴は、ビアテイストとするためにカラメルをしようしていること、炭酸水のように無色透明ではなく、少し黄金色。
また、炭酸度合いが強力な強炭酸で飲みごたえもありますね!
●アサヒ飲料 ウィルキンソン タンサン 炭酸水
ウィルキンソンは100年を超える伝統と信頼のブランドですね。
ウィルキンソンとアサヒが独自の工程で作った、かなり強めの炭酸水です。
飲みごたえがあり夏場の暑い時期に一気の飲むと爽快感すら感じます。
炭酸の刺激度合いはピカイチですね。
●ザ・プレミアムソーダ フロムヤマザキ 炭酸水
:爽快ドラッグ”]山崎は、京都郊外・天王山の麓、古くから名水の郷として知られています。
また、日本最古のモルトウイスキー蒸溜所があるのも有名ですね。ウイスキー好きのプレミアムな割り物として人気の「ザ・プレミアムソーダ フロムヤマザキ」。そのまま飲んでも柔らかな炭酸と、なんだか水も柔らかく感じられ炭酸水の「強炭酸」の流れに反してオススメな炭酸水です。
最後に
アルコールの代替え品としてではなく、アルコールを楽しむときも、一緒に組み合わせながら楽しめて、アルコールをお休みする、調整するシーンでは、それ単体でもしっかりと楽しめる、満足できるノンアルコール飲料が増えています。
ビールの代用、日本酒やワインの代用としてだけではなく、独立した飲み物として、これはこれで十分癖になる存在感です。
ノンアルコービールやノンアルコール飲料で焼き鳥をつまむ!
こんな楽しみ方も是非試してみてはいかがでしょうか。
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