居酒屋や焼き鳥店、焼肉店にとって、メニューの魅力はお客様の満足度に直結します。
なかでも「ぼんじり串」は、脂の旨みと独特の食感で、固定ファンが多い隠れた人気メニュー。
しかし、ぼんじり串を業務用として導入する際、「どれを選べばいいの?」「冷凍で本当に美味しいの?」という疑問や不安を持つ方も多いのではないでしょうか?
この記事では、仕入れで失敗しないためのチェックポイントと、導入によって得られるメリットをわかりやすく解説します。
そもそも「ぼんじり串」とは?脂と弾力のWパンチ!
ぼんじりとは鶏の尾の先、三角形の部位で「鶏肉の大トロ」とも呼ばれる希少な部位。
脂のりがよく、噛むとプリッとした食感と、口いっぱいに広がる濃厚な旨みが楽しめます。
焼き鳥好きの間では“通好みの一本”として知られ、ビールとの相性は抜群。
一度食べたらクセになるこの部位を、メニューに加えない手はありません。
【STEP1】仕入れで失敗しない「ぼんじり串」の選び方
✅ 1. 国産鶏肉を使用しているか?
品質重視のお店であれば、国産鶏100%の表記は要チェックポイント。
脂の質や香り、ジューシーさに大きな違いが出ます。お客様に安心と満足を届けるなら、まずはここから。
✅ 2. スチーム処理なし=“生タイプ”を選べ!
スチーム処理された冷凍串は、食感やジューシーさが損なわれがち。
「香ばしさ・プリっと感・ふっくら感」を最大限引き出すには、スチームなしの“生タイプ”のぼんじり串が圧倒的におすすめ。
✅ 3. 味付けされていないものを選ぶ
タレ付きのぼんじり串は便利ですが、味のバリエーションが効かず、メニューの自由度が下がります。
**無味の状態で仕入れれば、塩焼きもタレ焼きも自由自在。**自家製ダレとの相性も試せます。
✅ 4. 取り扱いやすさ=仕切り・サイズ・凍結状態に注目!
冷凍庫から出したとき、「串がくっついていて剥がれない!」というトラブル、ありがちですよね。
優れた業務用ぼんじり串は、一段ずつシートで仕切られていて、取り出しがスムーズ。
また、**1本30g程度の“焼きやすいサイズ”**であれば、火の通りも均一で調理がラクになります。
【STEP2】業務用ぼんじり串を導入する3つのメリット
◆ 1. 「隠れ人気メニュー」で差別化できる!
レバー、もも、ねぎま…といった定番串だけでは、最近の焼き鳥ユーザーの舌は満足しません。
ぼんじりは希少性が高く、知っている人に刺さるメニュー。「あ、この店やるな」と思わせる武器になります。
◆ 2. 高単価でも納得される“満足度”
脂が多い=重たいと思われがちですが、ぼんじりは皮がパリッと焼けることで軽やかな口当たりに。
ジューシーさと旨みの濃さで1本150〜200円でも十分満足してもらえるポテンシャルがあります。
粗利がしっかり取れる=経営にもやさしい食材です。
◆ 3. 仕込み不要・ロスなし・在庫管理も簡単!
冷凍保存が可能で、必要な分だけ解凍して使えるのが最大の強み。
仕込み時間を削減できるうえ、ロスも出にくい。
「焼いて出すだけ」のメニューとして、新人スタッフでも対応できるのは魅力的です。
導入前に知っておきたい解凍のコツ
ぼんじり串を美味しく提供するには、“解凍のしすぎ”に注意!
冷蔵庫で一晩かけてゆっくり解凍するのがベスト。
急ぐ場合は常温25℃で約1時間を目安に。
ドリップが出過ぎると、せっかくの旨みが流れ出てしまいます。
解凍後はできるだけ早めに焼いてください。
まとめ|“大トロ級の焼き鳥”をお店の新定番に!
焼き鳥メニューに新しい風を吹き込むなら、業務用ぼんじり串の導入は間違いなく有効な選択肢です。
-
国産鶏・生タイプ・無味・シート仕切り付きの高品質商品を選ぶ
-
調理しやすく、コスパが良い
-
リピートを生む“通好みメニュー”として活躍
飲食店経営において、「差がつく仕入れ」は武器です。
ぼんじり串を導入して、“ちょっと違う店”としての魅力を、お客様に提供してみてはいかがでしょうか?
コメント