タイトルの通り、今回のテーマは「豚の尻尾」です。
動物の尻尾というと、犬のしっぽのようにフワフワっとして可愛い尻尾もあれば、牛や馬の尻尾のように、おしりの周りにたかるハエなどの羽虫を尻尾で追い払っている姿が思い浮かびます。
それでは、豚の尻尾をイメージしてみてください。
豚のおしりにクルンっと、ちょっとだけついていますよね!
フワフワもしてなければ、おしりのハエなどを追い払って左右に動いてる感じもしない、あの豚のしっぽです。
動物の中には、尻尾がない動物もいます。
人間も尻尾がありませんが、尻尾は動物にとって使い道がないと退化してなくなるそうです。人間に尻尾が無いのも必要がないから?
豚の尻尾も機能的には必要なさそうな・・・。
豚の尻尾がクルンと丸まっているのは、真っ直ぐを維持するための筋力が低下したせいで丸まっているそうです。対して、野生の豚?猪の尻尾は真っ直ぐなんです。
豚テール、豚のしっぽ?
豚テール
豚テール(とんテール)、豚のしっぽ、または豚尾は、多くの料理において食材として使われるブタの尻尾である。 豚テールは燻製にしたり、揚げたり、焼いたりして食される。
豚テール - Wikipedia
テールはその名の通り豚の尻尾のこと。
外側は豚足に似たトロトロの食感、中心付近はくせのない赤身のような食感。
お鍋や煮込みの材料にするだけではなく、燻製などにしてもおいしくいただける部位なのです。
豚の尻尾=豚のテール。
豚の尾と書いて、豚尾(とんび)とも呼ぶそうです。
豚のしっぽ切り
日本国内で肥育される豚の多くは、生まれて間もなく、その尻尾を切られてしまうそうです。
理由は、農場で育てられている豚が他の豚の尻尾を噛んでしまうことがあることからだそうです。
尻尾を噛まれてしまった豚は、その傷口からばい菌が入って病気になってしまったりすることから、子豚たちが健康に育つために、子豚の尻尾を切るのだそうです。
同じく、豚の牙も母豚の乳房が傷つくと理由から、生後間もなく豚の牙は短く切ってしまうキバ切りも行われるそうです。
豚テールを美味しくいただくレシピ
1頭にクルンと1本ついているだけの豚テールは、希少部位でレアな食材です。
そのレア食材を見つけたら即買いをおすすめします!
理由は角煮や豚足料理よりも柔らかでプルプルとろとろな煮込み料理として食べることが出来るのです。
豚テールは、圧力鍋でを使うと時短でトロトロ。
圧力鍋に水、料理酒、お酢、豚のしっぽを入れて蓋をして中火で圧力を入れていきます。
加熱して圧力かかったら弱火にして15分~20分加熱していきます。
圧力下がったら蓋を開けて中のスープを出して豚テールがトロトロになっているのを確認します。
豚テール、おすすめですよ~。
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