味覚の秋、栄養も高くカラダもよろこぶものを食べたい!たんぱく質?足りてますか?

味覚の秋、栄養も高くカラダもよろこぶものを食べたい!たんぱく質?足りてますか? お酒のつまみになる話
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収穫の秋、秋の味覚は種類も豊富でとても美味しい。
そんな季節だからこそ「食欲の秋」なんて言葉があるのは当然です。

秋になると旬を迎える味覚、食べ物といえば

魚介では
サンマ、いわし、カツオ、鮭、牡蠣

野菜だと、
松茸などキノコ類、さつまいも、なす、レンコン、ハロウィンのカボチャ!

秋の果物といえば
栗、ぶどう、柿、梨、銀杏も果物ですね!

挙げると、もっとありそうですが秋は美味しい食べ物がいっぱいです!

魚などは、これから寒い冬を迎えるにあたって越冬のための栄養をカラダに蓄える時期でもあるため、太って脂が乗って美味しくなる、野菜や果物は、秋に収穫時期が来るものが多く、それは秋のこの季節が収穫に最適な時期、つまり最も育った頃合いになっているということなのだと思います。

なので、秋の味覚と呼ばれる食物は、旬を迎えるこの頃に食べると美味しくいただけるということで、同時に我々の食欲も高まる季節だということにもつながってきます。

あまりに美味しいからといって食べすぎてしまうと、それはそれでいけないので秋の味覚、旬の食材も栄養のことを少~し意識して、秋を満喫してみようと思います。

全国各地の秋の郷土料理

「次世代に伝えたい大切な味」として、農林水産省ウェブサイトに「うちの郷土料理」が掲載されています。

秋 | うちの郷土料理:農林水産省
秋のページです。「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」では、各地域で選定された郷土料理のいわれ・歴史やレシピ等、また、郷土料理を生んだ地域の背景等についてデータベースを、作成し、情報発信しております。

日本各地に伝わる、秋の郷土料理です。
そこには、各地の秋の味覚、旬の味覚を使ったものが料理として、それらの季節を伝えてくれています。

遠山かぶの粕汁
出典:農林水産省Webサイト

山形県の「遠山かぶの粕汁」、遠山かぶは越後、上杉家の時代から、会津、米沢と「だいこんは東の梓山に、かぶは西山に作り、秋かぶは遠山に」と「遠山かぶ」として盛んに作られるようになったそうです。

種まきは8月末から9月はじめに行って、2ヶ月後10月末~11月に収穫されるそうです。

この「遠山かぶの粕汁」は、遠山かぶと「打ち豆」という米沢市ならではの食材が具材として入った粕汁で、酒粕が入ってカラダも温まり、栄養の宝庫とされる酒粕もカラダに嬉しい素材です。

酒粕は搾りカスではなく、栄養の宝庫。

酒粕に含まれる栄養素の働きには、
次のような効果が期待できる
といわれています。

〈美肌効果〉
…含有される「ビタミンB群」が肌の
代謝を高め、ターンオーバーを促進。

食物繊維が豊富で、肌荒れ等の原因
となる便秘を解消することにより
美肌効果が期待できます。

併せて、メラニン色素の増殖を防ぐ
とともに、保湿効果によって
肌の乾燥を防ぎます。

また、清酒、酒粕ともに含まれる
「α-EG」が、肌細胞の
コラーゲン産生を促進。

それにより、肌のキメを細かくする
効果が立証されています。

〈免疫力アップ〉
…麹菌や酵母の細胞壁に含まれる
成分に、免疫力をアップさせる効果
があると判明しています。

〈生活習慣病の予防効果〉
…脳梗塞や動脈硬化の原因となる
血栓を溶かすプラスミノーゲン等の
成分を含有。

〈肝臓の保護〉
…「ペプチド」が肝臓の抗酸化力を
高め、活性酸素を取り除いて、
肝臓を保護。

〈便秘の解消効果〉
…酒粕に含まれる不溶性の
「食物繊維」が、腸内の余分な
老廃物を排出。

また、「オリゴ糖」が善玉菌の増殖
を促し、腸内環境を整えます。

〈肩こりや頭痛、冷え性を緩和〉
…血管拡張作用がある「アデノシン」
が、肩こりや頭痛・冷え性などの
症状を緩和。

〈糖尿病、肥満の予防と体質改善〉
…酒粕に含まれる
「難消化性でんぷん」が糖の吸収
を抑え、「難消化性たんぱく質」が
食事で摂った脂肪やコレステロール
を体外へ排出。

〈アレルギー体質の改善〉
…アレルギー症状を引き起こす
カテプシンBの働きを、
酒粕に含まれる「ペプチド」
が阻害し、症状を緩和。

アレルギー体質の改善には
継続的な摂取が必要。

〈高血圧の抑制〉
…高血圧の抑制を促す複数の
「ペプチド」を含有。

〈骨粗しょう症の予防〉
…加齢によって骨の分解を促す
カテプシンLという酵素が増殖。

酒粕は、その酵素の働きを
抑制する機能性成分を含有。

〈悪玉コレステロールの減少〉
…悪玉コレステロールの生成や
脂質の酸化を抑え、過剰な
コレステロールを肝臓に戻す作用
に期待できる機能性成分を含有。

酒粕は搾りカスではなく、栄養の宝庫。 – ブログ|菊正宗ネットショップ

 

人もまた、寒い冬を迎える前に秋の味覚を取り入れて、カラダに十分な栄養を補給してあげる、そんな季節となっているのだと思います。

また、冬への備えとして秋に収穫、採取できた糧を保存食として加工する時期でもあったように見て取れます。

ひねずし
出典:農林水産省Webサイト

  • 三重県の「なれずし」

  • 石川県の「ひねずし」や柿の葉寿司

  • 富山県の「酢ずき」

  • 福井県の「へしこ」

  • 鹿児島県「パパイヤ漬け」

  • 鳥取県の「スルメの麹漬け」

  • 北海道の「飯寿司(いずし)」

飯寿司(いずし)
出典:農林水産省Webサイト

などなど。

寒さが厳しい地域に限らず、秋の豊富な食材を、寒い季節への備えとして保存食に仕込む大切な季節でもあります。

日常のタンパク源が限られていた昔の食生活から、秋には枝豆や魚介類、イナゴなど体調管理には欠かせない「たんぱく質」を十分に接種できる季節でもあったとも言えます。

三大栄養素のたんぱく質を意識した食生活

炭水化物・脂質・たんぱく質、この3つが、いわゆる「三大栄養素」「五大栄養素」として健康に欠かせない体に必要な栄養素とされています。

栄養素の中でも、日中の活動、体を動かすのに必要なエネルギー源(カロリー)となる「炭水化物(糖質)」「脂質」「たんぱく質」、この3つをエネルギー産生栄養素(えねるぎーさんせいえいようそ)と呼びます。

この3つに、ビタミンやミネラルといった微量栄養素を加えると五大栄養素と呼ばれます。

三大栄養素のうち、炭水化物(糖質)と脂質は、現代人の食生活で過剰に摂取しすぎている傾向にあるとされていますが、たんぱく質については、意識して十分に接種していかないと、摂れているようで、実は不足しがちな栄養素であるとされています。

たんぱく質は、髪・爪・内臓・筋肉・骨・血液などあらゆるカラダの組織の素としてだけではなく、様々なホルモンや酵素などの素にもなっていて体調管理にも欠かせない栄養素だそうです。

なのですが、目標とする量を日々の食事で摂取するのは意外と難しいといいます。

年をとるとたんぱく質の吸収率も悪くなることで、日々意識してたんぱく質を摂取することが必要になってきます。

厚生労働省が示す、日本人の食事摂取基準によると一日に必要なたんぱく質は年齢別で、摂取エネルギーとの比率で

  • 18~49歳:13~20%
  • 50~64歳:14~20%
  • 65歳以上:15~20%

推奨量でいえば

  • 18~64歳の男性:65g/日
  • 65歳以上の男性:60g/日
  • 18歳以上の女性:50g/日

たんぱく質は、肉類・魚介類・卵類・乳類など動物性の食品のほか、豆類・穀類など植物性食品に多く含まれています。特定の食品に偏らないように、それぞれの食品から、たんぱく質をバランスよく摂取することが大切なようです。

たんぱく質は、筋肉ムキムキの人たちだけが意識する栄養素というわけではなくて、体を作る構成要素として、酵素やホルモンなど体の機能を調節する大切な役割を果たしているので、不足すると免疫機能が低下して抵抗力が弱くなり、さまざまな病気にかかりやすくなるそうです。

二日酔いからの回復や、飲酒時のオツマミにも悪酔い防止にたんぱく質を多く含む食べ物と一緒にアルコールを飲むと良いとされていますので、お酒が好きな人にとっては、上の推奨量よりも多めに気をつけてたんぱく質を摂る必要がありそうです。

たんぱく質が不足すると

  • 筋肉量が落ちて太りやすくなる
  • 免疫力の低下も

そのほか、むくみや集中力の低下なども、タンパク質不足が原因になることもあるそうです。

一度の食事で、どかっと摂っても吸収されませんので、こまめに毎食ごとにきちっと意識してたんぱく質は摂らないといけません!

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