フランクフルトとウインナー(ソーセージ)は似て非なるもの?

フランクフルトとウインナー(ソーセージ)は似て非なるもの? お酒のつまみになる話
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ドイツの都市、フランクフルト。
首都ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ケルン、そしてフランクフルト、ドイツの5大都市。

そのドイツ・フランクフルトが名前の由来となったソーセージの「フランクフルト」。
正式にはドイツ語で、フランクフルター・ヴュルストヒェンというそうです。

正直なところ、このフランクフルトとウインナーの違いがよく分かりませんでした。

フランクフルトもウインナー、どちらもソーセージ

ソーセージ

ソーセージ(英語: sausage)は、鳥獣類の挽肉または刻み肉を塩や香辛料で調味し、食べられる袋状の物(ケーシング)に充填した食品。伝統的な保存食として世界各地でハムよりも古くから作られた。

日本語では、腸詰め(ちょうづめ)と表現される[1]。ドイツ語ではヴルスト(ドイツ語: Wurst)、フランス語ではソシス(フランス語: saucisse)と総称するなど、各地で同様の製法をとる食品にはさまざまな呼称がある。

ソーセージ - Wikipedia

ソーセージとは、肉類を塩漬けまたは塩せきしてからひき肉にして、調味料や香辛料を混ぜ合わせてケーシングに詰めた食肉加工品の総称で、ウインナーやフランクフルトもソーセージの一種。

ちなみに「ウインナー」はオーストリアの都市ウイーン、ウイーン発祥のソーセージになるそうです。

ソーセージには様々な種類がある

魚肉ソーセージも、魚肉を使ったソーセージで、フランクフルトやウインナーの一種である。

● ウインナー

オーストリア・ウイーン発祥のソーセージであるウインナーは、豚肉や牛肉を塩漬けしたものに香辛料を加えて混ぜ合わせ、羊腸やケーシングに詰めて、燻製、ボイルしたもの。
羊腸を使うところが特徴。
日本農林規格(J A S)では、「羊腸または製品の太さが20mm未満の人工ケーシングに詰めて加工したもの」とされています。

● フランクフルト

ウインナーとの違いは、豚腸を使います。
日本農林規格(J A S)では、「豚腸を使用しているもの、または製品の太さが20㎜以上36㎜未満」と定義されています。

×ドイツ名物ウインナー
〇ドイツ名物フランクフルト、もしくはソーセージ

その他に、イタリアのボローニャ発祥のボロニアソーセージも有名ですが、こちらが牛腸に詰めるところが特徴です。

JAS規格でまとめると

ウインナーは「羊腸のソーセージ」又は「太さが20mm未満のソーセージ」の最小サイズ
フランクフルトは「豚腸のソーセージ」又は「太さが20mm以上36mm未満」

ボロニアは「牛腸のソーセージ」又は「太さが36mm以上」

チョリソーは肉の製法が異なるソーセージの種類であり、一般的にソーセージがひき肉を使用するのに対して、刻み肉を使用したソーセージである。

ソーセージ - Wikipedia
  • 発祥地による違い
  • ケーシング(詰めるもの)による違い
  • 太さによる違い

各種ソーセージの違いは、ここら辺の違いがあるということらしいです。
ソーセージには、いろいろなものがあるということですね。

ウインナーといえば赤いやつ

昭和のころ、子供時分はウインナーといえば、タコさんウインナー。
あのタコさん用といってもいい、赤いウインナーか、魚肉ソーセージが記憶に残っています。

あの赤く着色されたウインナーソーセージが一般的でした。
赤い小型のウインナーの片方に切れ込みを複数入れて炒めたり加熱したりすると、ソーセージの皮の部分がちじむことで茹でたタコの足のようにめくりあがって開きます。

あのタコのような姿を指して「タコさんウインナー」と呼んでいましたが、「タコさんウインナー」はプリマハムの登録商標だそうです。

プリマハム|商品情報|タコさんウインナー®
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「赤いやつ」もほか、ウインナーソーセージといえば「魚肉ソーセージ」だったころ、ウインナーを噛むと「パリッ」としたり、中なら肉汁があふれたり、あらびき肉の食感を感じたりすることはありませんでした。

タコさんウインナーも、魚肉ソーセージも日本発祥、日本独自のソーセージということになりますね。

お肉を使わないソーセージもありますよ!

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