いまいちど確認しておきたい「お酒と上手な付き合い方」

家飲みを科学する
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お酒は飲み過ぎると失敗してしまったり、二日酔いに悩まされたり、体調を崩してしまったり・・・、カラダやココロも健康的なお酒の飲み方ってどうすればよいのでしょう?

お酒と上手に付き合えるポイントを考えてみましょう!

「酒は百薬の長」などと、「適量の酒はどんな良薬よりも効果がある」とお酒を賛美した意味で使われますが、これはもちろん「適量ならば」と、酒量が適量であることが大前提です。

お酒を飲むことで、ストレスの解消や、食欲増進など、ココロにもカラダにも様々な効用が有るとされてきました。

その反面、飲みすぎて粗相をしてしまったり、次の日も二日酔いに悩まされたりと、その適量を守らない、知らないがために様々な良からぬことも。

お酒を百薬の長とするために!確認しましょう!お酒を楽しむためのポイント

やはりいちばん大事なのは適量飲酒

厚生省のガイドラインによれば、「1日平均純アルコール20グラム程度」が節度ある飲酒量とされている。ビール中びん1本(500ml)だと純アルコールが20グラムになり、1日ビール中瓶1本程度が適当ですよ、ということ。

日本酒の場合、1合(180ml)だと平均的な純アルコール22グラムとなり、こちらも1日1合までということになりますね。ウイスキーだとアルコール度数にもよりますがシングル3杯程度、ワインの場合、アルコール度数を12~13度とした場合は、200mlだいたいグラス二杯程度が目安です。

※男女の性別によっても適量の目安は変わります。
 女性は、男性に比べて体脂肪量が多いことから体内の水分量も少なく同じ体重で比較しても、同じ飲酒量で女性の毛中アルコール濃度が高いくなりますから、ここで紹介した適量の指針よりも、少なめできれば半分程度に抑えると良いようです。

 アルコールの分解時間も女性は、男性に比べて肝臓が小さいため、分解にも時間がかかります。

バランスの良い食事と一緒にゆっくりと

お酒による食欲増進効果の利点を活かして、バランスの良い食事と一緒にゆっくりと「たしなむ」、そうすることで肝臓の負担も抑えられます。
おすすめは、高タンパク低脂肪、ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含んだ、食事(おつまみ)と一緒に飲む、これが秘訣です。

また、過剰にならない程度、適度な脂質も大事なポイントなようです。

代表的なものとして

枝豆、豆腐、お刺身(マグロなど)、鶏肉(焼き鳥など)、焼き肉など脂肪分が気になる食事の場合でも、タンやハツ、ミノといった低脂肪な部位を選ぶと良いでしょう。

お刺身やお豆腐(冷奴など)を食べる際は、薬味のネギや生姜なども積極的に一緒に食べると更に◎ですよ。

ゆっくりと楽しむことで、身体がアルコールを処理する時間、能力を超えないことも大事なポイントなのです。

好きな食べ物といっしょに、食事とアルコールのマリアージュを楽しむことをおすすめします。

お酒の強い、弱いや、急な飲酒や過剰なアルコール摂取にはNO

お酒によって失敗する人の特徴的なポイントは

  • 急なスピートで飲む
  • 過剰な量を飲む

この2つが明白ではないでしょうか?
自分の基準、適量を知りつつ、ゆっくりと余裕を持って楽しむことを心がけましょう。

途中で、お水やお茶などの水分を摂取するなどの工夫も大事になってきますよね。
お付き合いの席などでの飲酒の場合、時間が長くなったり、お酒を進められる回数も多くなりがちです、そんなときには、合間合間に水分を摂取して、アルコールを体外に排出しやすくしてあげるよう心がけましょう。

以外に高いお酒のカロリー、ご存知でしたか?

お酒と一緒にたべる食事やおつまみばかりでなく、お酒自体のカロリーも高めです。
ビール腹とはよく言ったもので、内臓脂肪の蓄積に直結していますね。

お酒1合で約240カロリー、これはご飯をお茶碗に軽めの1杯分と同等。

お酒1合=ビール500ml=ウイスキーダブル1杯=ワイングラス2杯=焼酎25度グラスに半分程度

これらを、お酒自体のカロリー計算の目安にしてください。

毎日飲みたい!でも週に2日は休肝日を!

体重60~70キロの人が飲んだアルコールを肝臓で分解できる量は、1時間あたり9~12ミリリットルとされています。

瓶ビール大を1本飲むと、アルコールの分解には約3時間程度かかることになります。

休肝日を意識することで、1週間とおしてのアルコール摂取総量も減ることになりますので、アルコールに依存せず、間を開ける習慣も必要になることを常に意識しましょう。

知らず識らずの間に、アルコールに依存してしまっている、そんな状態になることのないように心がけましょう。

休肝日は、連続した2日間の休肝日を週に1度設けるよう、お酒を飲まない、お酒に飲まれない習慣を。

お酒の健康リスク

お酒は百薬の長といいますが、反面、お酒の飲み過ぎは、生活習慣病や健康リスクの要因にもなります。

慢性的に大量な飲酒を続けることで、特定がんの発症リスクを高めるとの報告もあります。アルコールを分解する肝臓への負担やダメージも大きいとされます。

またそのように、慢性的に大量なアルコールの摂取によって、アルコール依存症にもなりかねません。

その他、肥満や精神的なココロの問題にも大きな影響を与えるとも言われています。

お酒の効用ばかりではなく、お酒のデメリット、そのリスクもしっかりと常に認識して、楽しくお酒と付き合っていきましょう!。

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まとめ

  • 談笑しながら、もしくは楽しみとともに飲む
  • 食べながら、ゆっくりと嗜む
  • おつまみ選びも重要です
  • 長時間ダラダラと飲まない、飲み続けない
  • 一日の純アルコールの摂取量は20gを守る
  • 飲酒中の水分摂取も欠かさない、チェイサーなど
  • 週に連続した2日間の休肝日を

その他、家飲み以外、たくさんの人と一緒に飲む場合など、周囲に無理強いしたり、無理強いされたりして飲ませない、飲まない。

運域に飲まれたり

飲酒後の急な運動や入浴も控えましょう。

最後に、一般的な約束事として

  • 妊娠中の飲酒は×
  • 飲酒時に薬を飲むことも×
  • 少量でも飲酒後の運転は絶対に×

大好きなお酒を、美味しく長く健康に楽しむために、自分の適量を把握しながら、美味しくならないお酒、飲み方は見直しましょう!

酔うためにではなく、味わうため楽しむために飲みたいですね。

 

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