『あんぽんたん』って言葉、耳にしたことありませんか?
わたしは、ちょっと失敗したりすると『あんぽんたん』って自分に対して言ったりします。
なんか、かわいい響きですよね、反省しないといけないのにwww
若い人はつかわないのかな?ハハ、歳がばれる?
イヤイヤ関西弁で聞くような…ん?方言なのか?
今回はそんな『あんぽんたん』について、お話しします。
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あんぽんたんの語源は何?
あんぽんたんは、近世に上方で生まれた言葉で、「阿保」と「だらすけ」(愚か者)が合わさってできた言葉です。
「阿保」は「あっぽ」とも言われ、「陀羅助(だらすけ)」とという薬もあったため「安本丹」ともじられたようです。
「安本丹」って薬、何に効くんでしょうね?
あほが治る薬?
そんな薬があったら飲んでみたいわ(笑)
ちなみに「陀羅助」っていう薬、胃腸の薬で穏やか~な効き目があるとか。
1300年たった現在でも販売されていますよ。びっくりですね!
胃腸が弱い方は、調べてみてくださいね!
また違った語源として江戸市中に出回った「アンポンタン」と呼ばれる魚がいて、大きいわりにおいしくなかったため、「偉そうな割に中身が無い」というたとえで、それが転じたという説もあります。
私の周りも、たくさん泳いでいますwww
あんぽんたんの意味は?
あんぽんたんの意味の1つ目、間抜けであること。
親しい友人や身内の間で冗談交じりに使われることが多く、注意程度に言っている場合があるかもしれません。
次に2つ目として、愚かであること。
この意味で使われる場合には悪意がこもっています。
お~こわっ! さっさと誤ったほうが良さそうです。
そして3つ目は、馬鹿であること。
2つ目よりは悪意はなさそうですが、冗談か本気か顔色をうかがったほうが良さそうですね。
そうそう、あんぽんたんて方言だとばかり思っていました。
ところが年配の方を中心に昔から各地で使われていて、全国共通語なんです。
もともとは江戸の中期に上方(現在の京阪地方とその近辺)で生まれ、その後に江戸へ広まったという説があるのです。
だからあんぽんたんと聞くと関西弁のイメージがあるんですよね。なぜかしっくりきます。
それでは正しいあんぽんたんの使い方について、考えてみましょうか。
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あんぽんたんの正しい使い方とは?
あんぽんたんってどういうときに言いますか?
うっかりミスしたり、約束ことを忘れたりしたときなどにその人に対して言っちゃいます。
結局あんぽんたんって悪意は少ないにしろ、人をののしる言葉なんですよね。
だからこそ相手の気持ちになって、愛情込めて優しく使いましょう。自分に対しても(笑)
『あ~そこ、確認するの忘れた! このあんぽんたん!』
『さっき聞いたばかりなのに、もう忘れてしまった。あんぽんたんやわ!』
今日のわたしに合う言葉www
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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