毎日お酒を飲んでいる家族に「今日も飲むの?」「たまには飲まなくていいんじゃない?」「酒代もかかるし、肝臓悪くするよ。」
この一言で喧嘩になってしまいます。
だけど体のことを考えたら、1日くらい休肝日を作らなきゃ!
肝臓のために必要な休肝日、どのくらい必要なのでしょうか。
そして休肝日をとるメリット、デメリットはどんなことがあるのでしょうか。
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休肝日のメリット、デメリットを再確認!
「休肝日」というのは1週間のうち何日か、お酒を飲まない日を作ることです。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、なかなか病気の症状が出にくい臓器です。
そのためお酒を飲まずに肝臓を休ませることで、病気になるリスクを減らすというメリットがあります。
例えばアルコール依存症になっていないか調べることができます2日間、飲酒を中断し48時間以内にアルコール依存症の症状が出ないか調べることができます。
手や全身の震え
発汗(特に寝汗)
幻覚、幻聴
集中力の低下 などの症状が出てきたらアルコール依存症かもしれません。
また食欲不振、倦怠感、黄疸などの症状がみられるときは肝炎の疑いがあります。
肝炎が慢性的に続くと、肝硬変になる恐れもあり休肝日を作ることで病気になるリスクを減らせるのです。
しかし休肝日のためアルコールを摂ることができないため、ストレス解消できない、寝つきが悪いというデメリットもあります。
ですが休肝日を作らず、毎日アルコールを摂っていると肝臓の機能を悪化させ、アルコール依存症や認知症になるリスクはますます高くなります。
そのうえ酒代がかかり、家計に負担がかかります。
もしビール500mlを毎日1本飲んだとき、1缶 約150円の酒代でも月に4500円、年間で54000円の酒代がかかります。
当然それだけでは終わらないので、酒代はもっともっとかかっているはずです。
たかが54000円と思うかもしれませんが、私はこのお金をいざ貯金しようとしてもなかなか捻出できません。
だって他の物に使ってしまいますww
だから休肝日は必要なのですが、そんな日に限って飲みに誘われたりしますよね。
断りにくいそんな時は、『休肝日』とプリントされたTシャツでアピールするという方法はどうでしょう。
ユーモアあふれるTシャツで、ついでにお友達と一緒に休肝日を過ごすのも楽しいですよ。
休肝日のメカニズムとは?
お酒を飲みすぎると思考力や判断力が低下したり、時には記憶を失くしてしまうことがあります。
アルコールは腸で吸収され、血液を通って脳細胞にさまざまな影響をあたえます。
血液中のアルコール濃度が上がるとまず思考や理性を失い、さらに記憶が飛んだりしてきます。
そして千鳥足になったり手が震え酔いの症状が出るのです。
これらが、「お酒で酔う」ということのメカニズムですね。
アルコールを分解するのは肝臓のため、毎日お酒を飲む習慣をお持ちの方は、毎日肝臓に負担をかけている状態になります。
この負担を減らし、週に一日から二日、肝臓を休ませてあげるというのが「休肝日」のメカニズムです。
これについて、生きているからには、肝臓は動き続けるため、休肝日にこだわるよりも、トータルの酒量のほうが重要だという意見もあります。
しかしながら、自分の意志でお酒を飲む行為を抑制できるということが大切で、それによりアルコール依存症を抑制することができるという意見もあります。
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休肝日の適正な割合についても!
1日の適正な飲酒量は20g、1週間で140gまでとされています。
飲酒量20gの目安は
- ビール中瓶1本(500ml) アルコール度数5%
- ワイン1/3本弱(200ml)アルコール度数12%
- 日本酒1合弱(170ml)アルコール度数15%
- 焼酎1/2合弱(80ml)アルコール度数35%
- ウィスキーダブル(60ml)アルコール度数43%
晩酌にビールと焼酎1合飲んでしまったら、なんと3日分の飲酒量になってしまいますね。
体重60~70キロの人がアルコールを肝臓で分解できる時間は、飲酒量20gの分解にたいして約3時間かかります。
ということはビールと焼酎1合を分解するには、9時間もかかることになります。
しかも起床時の分解時間なので、お酒を飲んで過ぐ寝てしまったらアルコールが分解されるまで時間がかかりますね。
だから「あの人、酒臭~い」と思う時があるのかも。
肝臓にあまり負担をかけないようにするには、翌朝までにアルコールが分解できる量、日本酒なら1~2合くらいにしたほうがベスト、そして休肝日を設けて肝臓を休ませてあげましょう。
1週間の総酒量が多い方や、1日の飲酒量が倍近い方は、週に2日連続した休肝日が必要になってきます。
アルコール依存症にならないためにも休肝日を設けましょう。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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