皆さんはお彼岸に何をしますか?
お墓参りをするという方がほとんどだと思いますが、同時に仏壇へお団子のお供えをする方も多いことでしょう。
お彼岸にお供えするお団子、おはぎ?ぼたもち?
皆さんの地域ではどちらでしょうね。
今回はあんこたっぷり、甘くて美味しいおはぎをお彼岸に食べる理由についてお話しします。
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2021年のお彼岸はいつ?
お彼岸は春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として、前後3日間、合計7日間をお彼岸の期間とし1年に2回あります。
お彼岸は、自然やご先祖様に感謝を捧げる仏教の伝統行事ですが、お彼岸にお墓参りに行くのは日本独自の文化となります。
2021年のお彼岸は、春が3月17日(水)~3月23日(火)、秋が9月20日(月)~9月26日(日)となります。
コロナ禍がまだまだ落ち着きませんが、密を避けてお墓参りに行きましょう。
ご先祖様が喜んでくれますよ。
そうそうお墓参りでお供えする花ですが、「とげのある花」「匂いの強い花」「毒のある花」は避けましょう。
また外に飾る花なので、日持ちする菊の花はとても良いですね。
春にはスターチスやフリージア、スイートピーなど季節の花もいいですね。
お墓参りの後は、仏壇におはぎをお供えして… おなかも空いたし、残りのおはぎをいただきましょうかww
お彼岸におはぎを食べる理由は何?
さてお彼岸におはぎをお供えするようになった理由、知っていますか?
諸説ありますが、1つは小豆の赤は邪気を払う効果があるため、さらに昔は貴重だった砂糖を使ったおはぎをご先祖様にお供えして、感謝の気持ちを伝えるためです。
ご先祖様がのどが渇いたり、お腹が空かないように水や食べ物を供え、私たちもおはぎをいただき供養しながら、邪気払いと健康祈願をしましょう。
ちなみにおはぎは、ご先祖様におはぎを食べてもらった後、彼岸の中日(春分の日、秋分の日)に食べるのがいいようですよ。
ところで彼岸にお供えするお団子「おはぎ」「ぼたもち」と2つありますが、見かけはほとんど変わらないですよね~
どこが違うのか知っていますか?
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ぼたもちとの違いも徹底解説!
お彼岸に供えるもち米を小豆で包んだ供え物は、春と秋でそれぞれ「ぼたもち」「おはぎ」と呼ばれることもあります。
春は春に咲く牡丹にちなんで「ぼたもち」、秋は秋に咲く萩にちなんで「おはぎ」と言うそうです。
また「ぼたもち」は収穫から時間が経ち、固くなった小豆を使うのでこしあんに、「おはぎ」は収穫してから間もない柔らかい小豆を使うのでつぶあんになっていることもあります。
しかし近年では、季節を問わず「おはぎ」と言われることが多いようです。
私の母は、彼岸にお団子を作ります。作るのは「ぼたもち」ですが、私の知っている「ぼたもち」はちょっと違います。
小豆でこしあんを作ります(粒あんが嫌いな人がいるため)
炊きあがったモチ米をスリコギで半つきします
半つきしたモチ米であんをつつみ、きなこをまぶし出来上がり
だから私はきなこをまぶした団子を『あん入りぼたもち』、全体をあんで包んだ団子を『おはぎ』と思っていましたww
あんこの違い、お米の違い、大きさの違い、季節の違い、これ以外にもおはぎとぼたもちの違いは様々の説があるようですが、お彼岸にはぜひ、おはぎをお供えしましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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