缶入りアルコール飲料に関する調査を見て思うこと

缶入りアルコール飲料に関する調査を見て思うこと お酒の知識
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RTDとRTS、この記号のような、何かを指し示す英字の3文字が2つ。

これらは、お酒関連、アルコール関連業界でよく浸かられている「RTD」という言葉と、それの類義語で「RTS」。まず「RTD」について。

RTDって何?

お酒関連の経済誌や、ウェブコンテンツにやたらと出てくるRTDというワード。

例えば、

「今、RTD市場が伸びています!」といった風に使われているわけですが、RTDって何?と調べてみると、

RTDとは、

「Ready to drink」の略称で、「すぐ飲めるもの(飲料)」といった意味合いになるかと思います。

 

RTD(アールティーディー)

デジタル大辞泉「RTD」の解説
アール‐ティー‐ディー【RTD】[ready to drink]

《ready to drink》蓋を開けてすぐにそのまま飲める飲料。特に、缶酎ハイや瓶入りカクテルなど、水や炭酸水で割る手間のかからないアルコール飲料を指す。

出典 小学館デジタル大辞泉について

RTDとは - コトバンク
デジタル大辞泉 - RTDの用語解説 - 《ready to drink》蓋を開けてすぐにそのまま飲める飲料。特に、缶酎ハイや瓶入りカクテルなど、水や炭酸水で割る手間のかからないアルコール飲料を指す。

つまりは、缶や瓶に入っていて、それらの容器(パッケージ)内ですでに完成した状態、飲める状態で、開栓(開封)すると、すぐに飲めるもの(商品)= RTD

ということになります。

広い意味で言うと、栓を開けて、何もしないで、何も加えないで美味しく、そのまま飲めるものがRTDということになって、水で割ったりしなくても飲める飲料ということになるので、缶やペットボトル飲料を指し、

対して、狭義では、購入してすぐに飲めるワインや蒸留酒、ビールをベースとした低アルコール飲料(アルコール分が10%未満(4~8%が多い))を、RTDとして指し示している。これに該当する代表的な飲み物がこちら

缶チューハイ
缶カクテル
缶ビール
缶ハイボール
ワイン
蒸留酒

RTSって何?

RTDに対して、RTSというのは「Ready to serve」の略で、「注いで飲むもの」「注ぐだけで飲めるもの」。

氷を入れたグラスに注いで飲めるお酒がこれにあたり、ソーダや水で割って飲むものも。
つまりRTSは、グラスに注いで、炭酸水や水や氷で割って飲むタイプのアルコール飲料を指すときに使われるようです。

RTDが、そのまま飲むお酒
RTSが、割って飲むことを前提としたお酒

RTSは、割ることを前提としているため、RTDよりもアルコール度数は高めの10度~20度程度が主流。

RTSに該当する飲料はこちら。

レモンサワーの素
カクテルのリキュール

 

例えば、数年前に日本でも、その流行を見た「モヒート」。


モヒートも、缶入りで、そのまま飲むタイプのモヒートと、氷入りのグラスに注いで炭酸水で割って飲むようなタイプのモヒートがありますね。

出来上がった状態で缶詰めされたモヒートと、割ることを前提としたモヒートリキュール。RTDとRTSです。

同じく、レモンサワーにもRTDとRTS。

 

ttps://www.amazon.co.jp/%E6%BF%83%E3%81%84%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%B4%A0-1Q37-%E3%80%90%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%B7%E3%82%8A%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E5%A4%A7%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%80%91%E3%82%B5%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%AD-%E6%BF%83%E7%B8%AE%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AB-1800ml/dp/B08SK1TC79/

ほかにも、同じ飲料でもRTDとRTSが販売されているものたくさんあります。
こんな感じで、RTDとRTSが理解できました。

 

今、RTDのほうの市場規模がどんどん大きくなっているようです

RTDに関する消費者飲用実態調査を行った「サントリーRTDレポート2021」によれば、

サントリーRTDレポート202

 

RTDの市場規模は、2020年から3年連続で2桁成長を続けているそう。
中でも、レモンRTDとされる「レモンサワー」など、焼酎やウォッカにレモン果汁をブレンドして、ソーダで割ったもの。

街中、コンビニでも多種多様なレモンRTD商品が並んでいます。

居酒屋や飲食店などでも、凍らせたレモンがこれでもかっていうくらい使われているレモンサワーが見た目にも見栄え良く、人気を得ていたりもします。

この人気のレモンサワーのRTD版が、RTD市場拡大を牽引する形で、自宅ですぐに楽しめるレモンサワー、レモンRTDとして大人気ということである。

ここ数年のコロナ禍で家飲み需要が増加しているといった話題は、毎日のように耳にするところですが、緊急事態宣言や、自粛生活と、お酒を外で飲める機会も減ったこととも、その増加の一因となっていると思われます。

家飲みといえば

リラックスして飲める
ダラダラ飲める
人の目を気にせず飲める
帰りを気にせず飲める
自由に楽しめる

などなど

そんな魅力的な家飲み生活において、RTD>RTS、RTD>飲食店という構図になるのも必然な流れという感じ。

先の「サントリーRTDレポート2021」によれば、その他、RTD需要拡大の要因として挙げられているのが「ノンアルコールRTD」というジャンルのRTD。

▼関連リンク

ビール、ワインと来てノンアルコールの波は日本酒にも!ええーーーっ焼酎も!?

 

アルコールが1%未満で、ノンアルコールビールにノンアルコールカクテル、ノンアルコールワインや、ノンアルコール日本酒?などなど、ノンアルコールRTDも多く発売され、10年前の約4倍以上の市場規模となっています。

ノンアルコールだけではなく、低アルコール商品など各社多種多様な商品が入り乱れていますが、お酒は好きだけど、健康志向であったり、アルコール自体は苦手だけど、アルコールを飲んでいる気分を味わえたり、アルコールを楽しむ人の多種多様なニーズやシーンに対応したことで、お酒大好きな人も、健康志向の人も、カロリーや糖質を控えている人も、あらゆる人がRTDを楽しめる、購入する大きな市場となっているようです。

出典:サントリーRTDレポート202
https://www.suntory.co.jp/news/article/mt_items/13867-1.pdf

 

https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000012359/SAPPOROのニュースリリースによれば、「濃いめのレモンサワー」ブランド活動方針として、

サッポロビール(株)は、2020年に「居酒屋系レモンサワー」として多くのお客様にご支持いただいた「濃いめのレモンサワーの素びん500ml」からの商品展開として、RTD缶商品「サッポロ 濃いめのレモンサワー」を3月2日に全国で新発売します。また飲食店様向け商品として「濃いめのレモンサワーの素ペット1.8L」を同じく3月2日に業務用市場にむけ先行発売します。

2021年「濃いめのレモンサワー」ブランドは、「“濃い”は、生活を豊かにする。」をコンセプトに掲げ、飲食店様でもご家庭でも同ブランド楽しんでいただけるよう“業家連動”を実現する多様な商品展開によりラインナップを拡充します。また、ご好評をいただいている居酒屋の世界観を継続し「定番居酒屋系レモンサワー」としてのお客様とのコミュニケーションを強化します。独自価値の「濃いめ」を印象付け、RTD(注1)とRTS(注2)の両輪で「レモンサワー」の定番ブランドとしての市場定着を確固たるものとし、RTD・RTS市場の活性化に貢献していきます。

(注1) RTD:Ready to Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料。
(注2) RTS:Ready to Serveの略。氷やソーダなどで割るだけで楽しめるお酒。

https://www.sapporobeer.jp/koime_lemon_sour/

濃いめのレモンサワー 「ついに缶が出た篇」 30秒

個人的には、家飲みではRTS派です。家飲みでは、私好みの味を求めたRTSのほうが、決まった味のRTDよりも好みです、自分。

 

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コメント

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