焼き鳥屋さんに行きますと、必ず注文するメニュー(ネタ)ってありますよね。
順番もほぼ決まっていたりして。
焼き鳥を食べる上で、食べる順番とかにルールやお作法的なものは無いようにも思いますが、もしかしてお寿司のように、食べる順番ルールってあるのでしょうか?
お寿司の場合だと、よく聞くのは「淡白なネタ、味の薄いネタから」とか食べる順番にお作法があるとか無いとか。
お寿司よりも、よりカジュアルな感じの焼き鳥ですが、食べる順番ルールについて考えてことがありません。
ずばり、好きなものから、食べたいものから食べる!
焼き鳥の好きなネタ(部位:)のランキング「みんなのランキング」から。
出典:https://ranking.net/rankings/best-yakitori
焼き鳥部位:ランキング
1位:ねぎま
2位:ハツ(こころ)
3位:ぼんじり(さんかく)
4位:かわ
5位:もも
6位:レバー
7位:砂肝
8位:つくね
9位:せせり
10位:なんこつ
11位:ささみ
12位:むね
13位:手羽先
14位:ガツ
15位:ふりそで(かた)
16位:ちょうちん(たまひも)
みなさん、こんな感じでしょうか!?
個人的には、焼き鳥屋さんに行くとバラ(豚バラ)から頼みがちです。
焼き鳥のすきみとはどんな部位?
焼き鳥の「すきみ」って、あまり聞き慣れない部位ですが、どんな部位なのでしょうか?すきみって、「マグロ」では中落ちをスキミと読んだりしますが、鶏のすきみ?
マグロのスキミ(すき身)は、背骨(中骨)の周りに残った身、骨についている部位が中落ちで、すき身は皮の近くの身をスプーンでこそげ取って食べる脂が乗っていて美味しい部位です。
焼き鳥で「すきみ」とされる部位と共通点があって、マグロのすき身と同じく
鳥の骨まわりから身(肉)をせせりとる、肉をすいて取る、そんなところが由来となっているのが、「せせり」と「すきみ」ということらしいです。
鳥の首周りの肉を「せせりとる(ほじりとる)」ところから来ていて、関西地方を中心とする西日本エリアで主に「せせり」」と呼ばれています。
対して関東地方では、同じ部位を「すきみ」と呼ぶことが多いそうです。
ほかに「ネック」「首小肉」「小肉(こにく)」とか「そろばん」とも呼ばれているそうです。
鳥の首の肉をガラからほじるように取ることから名付けられたお肉は、鶏が首を常に動かしている習性から身が引き締まって歯ごたえ、弾力があり噛むほどに肉汁が出てくるのが魅力です。
味に癖もなく食べやすいのも人気の「せせり」と「すきみ」は同じ部位ということになります。
冒頭のランキングでも「ささみ」「なんこつ」を抑えて9位にランクイン!
1羽の鶏からとれる「せせり」「すきみ」の量は20~100gと少ないため、希少部位でもあります。
せせりはダイエット向き?糖質が低くカロリーが高い
せせりは、栄養面では鶏もも肉に近い部位です。
糖質が低くカロリーがやや高いため、糖質制限ダイエットに適しています。しかし、カロリーをとにかく低くしたい!というカロリー制限ダイエットの場合は、よりカロリーの低いササミやむね肉をチョイスするほうがよいといえます。質
せせりは100gあたり糖質0.1g。
これは他の鶏肉(レバーを除く)も同じですが、糖質をほとんど含みません。糖質制限にぴったりの食材のひとつです。また、せせりは筋肉質なので咀嚼が多くなり、よく噛むほどジューシーな旨味が染み出すため、食べごたえもあります。カロリーを抑える調理方法で工夫すれば、ダイエット中でも取り入れられる食材ではないでしょうか。焼き鳥の「せせり串」の気になるカロリー・栄養素は?
エネルギー 297kcal
タンパク質 14.1g
脂質 26.2g※100gあたりの栄養素
筋肉の部位でたんぱく質が多いのですが、脂質も多いため鶏肉のなかではカロリーはやや高めです。もも肉より少しカロリーが高いですが、皮など脂肪のたっぷりのった部位よりはぐっと低カロリー。牛や豚など含めた肉類としては決して高くないといえます。【焼き鳥部位紹介】せせり(首肉・小肉)|国産焼き鳥の通販 ・お取り寄せの大黒堂せせりは、鶏の首肉の総称です。1羽の鶏からとれる量が20〜100gと少ないため、希少部位と言われています。鶏は体のバランスをとるため常に首を振って歩いているため首の筋肉がよく引き締まっています。食べると弾力があり食べ応えのあるせせりは、若者からお年寄りまで幅広い年齢層の方のお口に合う食材です。鶏の首から少量しかとれない...
すきみとせせりの違いは何?
一部では、鶏のすきみは首の部分からだけではなく、骨に残った身をすき取って集めた肉の総称として使われている場合も多いようですが、多くは首周りのお肉「せせり」と同じとして理解して良さそうです。
首小肉、そろばんなどの別の呼び方をご紹介!
首小肉/そろばん/ネック/スキミ
上でも紹介したように、さまざまな呼び名がある部位になりますが、ほかにも「首つる」「つる」「キリン」といった呼び名もあるそうで、名前が統一されていないのも特徴な部位です。
そのため、せせりとしては知っているけれども「すきみ」や「首つる」「キリン」なんて言われると「?」ってなりますね。
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