あんなに暑かった今年の夏も、少しずつ暑さが和らぐ気配が感じられるようになりました。毎年、そうこうしていると秋のイベントに対する準備に、早々に取り掛からないといけない時期にもなってきますね。
秋といえば、「お祭り」。
文化祭・学園祭など主催者側、出店者サイドで準備に追われていく人たちも多くいらっしゃるのではないでしょうか?
文化祭の模擬店メニューどう選ぶ?
文化祭の模擬店メニューを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが大切。
選ぶメニューが生徒や来場者に楽しさや美味しさを提供できるものであることが最も重要だと思います。
- 人気のジャンルを把握する
事前にアンケート調査などを行い、生徒たちや来場者が好きな料理やジャンルを把握しておきましょう。人気のある料理やトレンドを取り入れることで、メニューの売り上げがアップする可能性があります。 - バラエティ豊かなメニュー
異なる味や食材の組み合わせを提供することで、多くの人々の好みに合った選択肢を提供できます。ベジタリアン向けやヘルシーなオプションも用意すると良いでしょう。 - アレルギーや食事制限を考慮する
メニュー選びの際には、アレルギーや宗教的食事制限などを考慮して、できるだけ多くの人々に対応できるメニューを選びましょう。アレルギー情報の提供や表示も大切です。 - インスタ映えするメニュー
SNSでシェアされることを考えて、見た目が美しく、カラフルな料理や可愛らしいデザートなど、インスタ映えするメニューを検討してみてください。 - コストと利益をバランス
メニューの選定時には、材料費や調理の手間、価格設定と売り上げのバランスを考えることが重要です。コストを抑えつつ、十分な利益を確保できるメニューを選びましょう。 - 地域や文化に合ったメニュー
文化祭のテーマや地域の特産物、学校の伝統に合ったメニューを提供することで、イベントの雰囲気やアイデンティティを強調できます。 - 手軽さと効率性
メニューの調理や提供がスムーズに行えることも重要です。混雑時でも効率的に調理・提供できるよう、手軽なメニューを選ぶか、事前の準備を考慮してください。
以上のポイントを考慮して、多くの人々が楽しめる、バラエティ豊かなメニューを選ぶことが文化祭の模擬店の成功に繋がります。
そうは言っても、文化祭や学園祭での食べ物を提供する際のルールがあったりしますので、まずはそのルールを確認して、ルールに沿ってポイントを抑えながら、メニュー選びを勧めていく必要があります!
例えば、
食品に直接触れないことが食べ物を扱う、販売する条件があったり
調理はせずに、食品を手袋をするなど衛生面に十分な配慮をしたうえで、容器に盛り付けて販売することという条件であったり、他にも仕上げ調理のみ可能で、火は使えないとか、保健所への届け出の必要があったりするなど、様々な条件を事前に洗い出して、上記の「楽しさや美味しさを提供できるライン」で商品選定、メニュー選定を行う必要があります。
火を使わない調理なしで提供できるメリットとは??
学園祭や文化祭で火を使わない調理なしで食べ物を提供するメリットは多岐にわたります。以下にそのメリットをいくつか挙げてみましょう。
- 安全性の確保
火を使わない調理なしの提供方法は、火災や火傷のリスクを大幅に低減できます。特に学生やボランティアが関わる学園祭では、安全面を重視することが重要です。 - 迅速な提供
火を使わない調理なら、調理時間や火の点火などの手間が不要です。そのため、来場者にスムーズに食べ物を提供できるため、混雑時でも待ち時間が短くなります。 - 設備や場所の制約が少ない
火を使わない調理なら、ガスコンロや電源が必要なく、特別な設備や場所が不要です。これにより、提供場所の選択肢が広がります。 - 衛生的な提供
火を使わない調理は、油の飛び散りや調理器具の汚れが少ないため、食品の衛生的な提供が容易です。衛生管理を重視するイベントにおいて好まれます。 - 多様なメニュー展開
火を使わない調理方法では、サンドイッチ、サラダ、フルーツ、デザート、冷たいドリンクなど、幅広い種類のメニューを提供できます。多様性のあるメニューが来場者の好みに合わせることができます。 - 環境への配慮
火を使わない調理は、炭素排出量やエネルギー消費量が低いため、環境への配慮に寄与します。地球に優しい選択肢としてアピールできます。 - 食材の持ち運びが容易
火を使わない調理なら、冷凍食品や冷蔵食品を提供できるため、食材の持ち運びや保管が比較的容易です。
火を使わない調理方法は、手軽さや安全性を提供するため、学園祭や文化祭などのイベントで特に選択肢として検討される価値があります。
火を使わない文化祭での食べ物オススメベスト3!
火を使わない文化祭での食べ物オススメベスト3!
火を使わない調理で提供できる文化祭の食べ物は、手軽で美味しく、多くの来場者に喜ばれるものが多いです。
以下に、提供可能な条件別にオススメの食べ物を順に3つピックアップしてみました。
▼食品に直接触れないことが食べ物を扱う条件の場合
- フローズン・フルーツスティック
- チルドカップデザート
- ポップコーン(容器入り)
個包装になっている商品をコストに応じて探して提供するスタイルですね。
▼調理はせずに、食品を手袋をするなど衛生面に十分な配慮をしたうえで、容器に盛り付けて販売することという条件
- ぎょうざドッグ
某遊園地での人気メニュー!新感覚な中華まん。
餃子の形をイメージしたドッグ形状が新感覚な中華まんです。まっ白でモチモチの外皮、甘味のある皮が餡を優しく包んでくれています。紙皿風の袋に載せ替えて提供することで片手で食べやすく、食べごたえもあるメニューです。 - デザートカップやパフェ
デザートカップやパフェは、層になったデザートをカップやグラスに詰めて提供するスイーツです。ヨーグルト、果物、グラノーラ、ホイップクリームなどを組み合わせて作れば、見た目にも美しく、甘い楽しみを提供できます。 - 肉巻きおにぎり棒
大人気の宮崎ご当地グルメ「肉巻きおにぎり」を小さくスティック状にしました。串団子を食べる感覚で手軽に食べれる肉巻きおにぎり棒。串状になっているので、片手で持って手軽にお召し上がりいただけます。バーベキューではもちろんのこと文化祭、学園祭、イベントなどの催し物での模擬店でも大人気です。
▼他にも仕上げ調理のみ可能で、火は使えない場合
- ラップやロールサンドイッチ
ラップやロールサンドイッチは、具材を巻いた軽食で、様々なバリエーションが楽しめます。野菜、ハム、チーズ、アボカドなどの具材を組み合わせて提供すれば、ヘルシーで満足感のある食事になります。 - お好み焼き串
お好み焼きを小さくスティック状にしたワンハンドグルメ。皿や箸が不要で、歩きながらでも食べられる本格的ワンハンドお好み焼きですのでイベントにはぴったりの食べ物。かつおだし風味の効いた生地に、キャベツとねぎを入れて焼き上げたスティック状のお好み焼きを串。生地はふんわりと仕上げ、キャベツの食感も。串状になっているので、片手で持って手軽にお召し上がりいただけます。仕上げ調理で、チーズやソース・マヨネーズなどトッピングを工夫してアレンジでメニューの幅も広がります。
- 焼き鳥
スチーム済み加熱済みの焼き鳥串を、再加熱など味付け調理をしたもの。オリジナルのタレを使った仕上げ調理で、お店の味の特徴付もできます。そもそも、人気の焼き鳥ですので、文化祭や学園祭でも鉄板と言える人気メニュー。
これらのメニューは、手軽に提供できる上に、多様なバリエーションを考えることができるため、文化祭の来場者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
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