焼き鳥といえば、日本人のソウルフード。
居酒屋や専門店、テイクアウト店など、あらゆる飲食業態で愛され続けている定番メニューです。
そんな焼き鳥メニューの中でも、いま注目を集めているのが**「ぼんじり串」**。
脂がジュワッと広がるその味わいは、今やリピーター続出の人気メニューに成長しています。
今回は焼き鳥の売れ筋ランキングをもとに、「なぜ今ぼんじり串が選ばれるのか?」を掘り下げていきます。
焼き鳥人気ランキングTOP5(2025年版)
まずは、某有名焼き鳥専門店グループの販売データを参考にした、売れ筋TOP5をご紹介します。
第1位:ねぎま串
ジューシーなもも肉とねぎのバランスが絶妙。迷ったらコレ!
第2位:ぼんじり串
脂好きに圧倒的人気!近年、注文数が爆発的に増加中。
第3位:つくね串
甘辛ダレとふんわり食感で、子どもから大人まで愛される逸品。
第4位:せせり串
噛むほどに旨みが溢れる、首肉特有の弾力が魅力。
第5位:レバー串
好みが分かれるが、栄養価の高さとトロける食感でファン多数。
なぜ今「ぼんじり串」が注目されているのか?
鶏の“最も脂がのった部位”
「ぼんじり」とは鶏の尾骨周辺の肉で、いわば**“鶏の大トロ”とも呼ばれる部位。
一羽から少量しか取れない希少部位**であるにもかかわらず、比較的リーズナブルに提供できる点も魅力です。
焼くと脂がジュワッとあふれ出し、外はカリッと、中はトロっとした絶妙な食感。このギャップがたまりません。
SNS映えする“脂ツヤ”が売れる!
現代の飲食トレンドにおいて無視できないのがSNS映え。
ぼんじり串の特徴でもある「脂の照り」は、写真に撮ったときのツヤ感が映えると評判。
「#ぼんじり」「#焼き鳥好きと繋がりたい」などのタグと共に、InstagramやX(旧Twitter)でも日々投稿が増加中。
自然発生的な口コミが拡がり、女性客や若者の集客にも効果を発揮しています。
店舗経営者にとってのメリットも大きい
◎ 高利益率メニューとして優秀
業務用の冷凍ぼんじり串は、1本30gのちょうどよいサイズでコスト管理もしやすく、原価率が抑えられつつ満足度が高いという優れもの。
「ちょっと贅沢感のある一本」として提供すれば、価格帯を高めに設定しても納得感があるため、客単価アップにも貢献します。
◎ 解凍して焼くだけの手軽さ
仕込み不要、解凍して焼くだけという簡単オペレーション。
時短調理が可能で、スタッフの負担を軽減。店舗の回転率アップにもつながります。
他の焼き鳥と差別化できる“味付けアレンジ”も豊富
タレ・塩はもちろん、最近では以下のようなアレンジ系ぼんじり串も注目を集めています。
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柚子胡椒×塩:ピリ辛爽やかでお酒が進む!
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黒七味×タレ:脂の甘みと香辛料の刺激がマッチ。
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チーズソース:女性人気抜群の“映えるぼんじり”。
定番メニューでありながら、自由度の高い味付けができる点も、ぼんじり串が人気を伸ばす大きな要因です。
まとめ|“定番”の中で光る、ぼんじりの存在感
焼き鳥の中でも王道メニューが並ぶ中、「ぼんじり串」は一度食べると忘れられないインパクトを持つ部位です。
脂の旨み、ジューシーな食感、そして映えるビジュアル――どれを取っても今の時代にピッタリの要素が揃っています。
店舗側からすれば、粗利率が高く、在庫管理しやすく、オペレーション効率も良い。
まさに“売れる理由しかない”注目メニュー。
焼き鳥メニューの見直しをお考えの方は、ぜひこのタイミングで「ぼんじり串」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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