アルコール飲料の話ではなく、ノンアルコール飲料のお話も前回の「ノンアルコールワイン」に続いて、今回は、なんと!ノンアルコールの日本酒について
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これから、年末やお正月というのは、普段お酒を飲まない方、日本酒を飲まない方も、お正月のお屠蘇など、日本酒を供される機会も増えますよね。
お屠蘇
元旦にいただくお酒「お屠蘇」。
お正月に無病長寿を願って飲まれるお屠蘇の由来は、「蘇」という悪鬼を屠るという説や、邪を屠り生気を「蘇生」させるという説があります。現代ではお屠蘇を飲むというと、単に日本酒を飲むことを指す場合もありますが、本来、お屠蘇とは「屠蘇散(とそさん)」または「屠蘇延命散」と呼ばれる5~10種類の材料を配合したようなものを漬け込んだお酒のことで、唐の時代の中国より伝えられ、平安貴族の正月行事に使われていたそうです。江戸時代には一般庶民の口にも入るようになるまで広まりました。
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お屠蘇についての詳しくは、また別の機会に詳しく調べてみることとしますが、何気なく供される日本酒も、アルコールが苦手な方にはちょっと大変だったりします。
そんな日本酒にも、ノンアルコールの波が来ているようです!
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ノンアルコールの日本酒!?
ノンアルコールの日本酒とは、そのままの「アルコールを含まない日本酒らしい飲み物」といった感じでしょうか。
現在、数は少ないですが販売されているノンアルコール日本酒は、ノンアルコールワインのように「脱アルコール製法」によらず、アルコールが発生しない酵母を使用したもの、もう一つ、日本酒らしい味や風味を感じられるような成分を配合して日本酒に近い味わいにした「日本酒テイスト飲料」。
ビアテイスト飲料と同じような感じですね。
このような製法を背景に、ノンアルコール日本酒を「ノンアルコール日本酒テイスト飲料」と呼んだりします。
純米酒と同じ製法で、添加物を使わずアルコールフリーを実現しているのが、創業約400年を誇る石川県金沢の老舗蔵・福光屋(ふくみつや)。
日本酒の原料となるお米は発酵させてアルコール0.00%、しかも添加物不使用。
それを実現したのが、「零の雫(ぜろのしずく)」。
そのほか、ノンアルコール日本酒テイスト飲料として月桂冠からリリースのこちら「ノンアルコール清酒 月桂冠スペシャルフリー」
現在、販売サイトのクチコミコメントを見る限り、どちらもまだまだ評価はきびしい様子ですが、このような試行錯誤から、現在のノンアルコールビールの発展ににた未来があるのかもしれませんね。
ノンアルコール商品の需要、開発の背景には、飲酒運転の厳格化(もちろん当然のことながら)、健康ブームなどなどビールテイスト飲料市場の拡大から、同じようにワインにも、日本酒にもその波が及んでいると言えます。
ノンアルコール焼酎も!?
実は、日本酒に限らず人気の焼酎にもノンアルコールの波は及んでいます。
小鶴ゼロ ノンアルコール芋焼酎テイスト
焼酎の本場、南九州・鹿児島県の焼酎製造メーカー「小正醸造」から発売されている「小鶴ゼロ」。
小正醸造
ノンアルコール飲料=焼酎テイスト飲料、焼酎の香りや味わいが楽しめるアルコール分を含まない飲み物。
こちらは、素材も製法もだいたい焼酎と変わらないようです。
さつまいもと米麹が主原料となって、違いはアルコール発酵させていない点。
アルコール分が醸し出す香味や味わいは、香料、酸味料、甘味料で、アルコールの風味に近づけているノンアルコール焼酎。
300mlの小瓶、ポーションサイズでの販売もウレシイですね。
アルコールゼロの他、カロリーや糖質もゼロという点にも注目です。
酒量多めのお父さんへの、気遣いのプレゼントにもどうでしょう?
コメント
[…] ビール、ワインと来てノンアルコールの波は日本酒にも!ええーーーっ焼酎も!? […]
[…] ビール、ワインと来てノンアルコールの波は日本酒にも!ええーーーっ焼酎も!? […]