ご存知でしたか?日本7大やきとり+α

お酒のつまみになる話
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日本各地には、それぞれに愛されるヤキトリ文化が根づいています。

知ってると断然違う!焼き鳥マメ知識、部位の名称やカロリーなど徹底解説

最近では、日本食、日本のソウルフードとなった「やきとり」「ヤキトリ」「焼き鳥」。
中には、有名なご当地ヤキトリが存在します。

言うなれば、日本各地で有名になったラーメンが存在するように、地域によって独自に進化した「やきとり」があり、今回はそれらについて調べてみました。

「日本三大やきとり」とされるのが

●愛媛県今治市、鶏皮パリパリの串に刺さっていない「焼き鳥」

串にさして炭火など直火でチリチリ焼くタイプではなく、熱い鉄板の上で鶏皮までカリッと焼いて、タレと絡めたものをお皿に盛ってキャベツと一緒に食べるのが今治流。

●埼玉県東松山市、みそだれでピリッと美味しい、東松山のカシラ串

こちら「三大やきとり」とは言うものの、使用するお肉は鶏肉ではありません。
豚肉、部位はカシラが使われます。その弾力と歯ごたえ、噛みごたえが特徴的で、ピリ辛の味噌ダレで供されます。

※豚のカシラ・・・豚の頭部の肉でほほのあたりの肉の事

●北海道室蘭市、豚の正肉を玉ねぎで挟むように挿して洋ガラシをつけて食べる室蘭やきとり

こちらも使用するのは鶏肉ではなく豚肉、そして玉ねぎ。
鶏肉と長ネギを交互に刺したネギマにも似たイメージですが、豚肉に玉ねぎが交互に刺してあります。
もう一つ特徴的なのが、洋ガラシをおでんのようにつけていただく独特のスタイルが室蘭流。

「日本三大焼き鳥」に続き「日本七大焼き鳥」とされるものまであったりして、

●久留米やきとり(福岡県久留米市)

何でも串にさして焼くのが久留米スタイル。鶏肉、豚肉、内蔵系から馬肉まで、いろいろ串にさして焼かれています。
バラエティに富み、創作やきとりネタも数多く、「アスパラガスの肉巻」が日本で初めて認知されたのが久留米やきとりとされています。焼き鳥店の店舗数は日本有数なのも久留米の特徴。

●長門やきとり(山口県長門市)

塩焼きのやきとりにガーリックパウダーを振りかけるスタイル。
鶏や豚、牛が混在する中、たっぷりのガーリックパウダーをかけて食べるのが「長門やきとり」

●ふくしま焼き鳥(福島県福島市)

福島のブランド地鶏「伊達鶏」等、東北を代表する素材を使用した焼き鳥、豚の内臓肉を中心としたネタが混在するストロングスタイル。「伊達鶏」のほか、「会津地鶏」「川俣シャモ」「本宮鳥骨鶏」といった福島県産のブランド鶏も使用される鶏のつくねが人気だ。厳選した鶏肉を使用した「やきとり」がふくしま焼き鳥だ!

●美唄焼き鳥(北海道美唄市)

ゆでた鶏のさまざまな内臓、肉、そしてタマネギをひとつの串に刺し、塩・コショウで焼き上げているのが特徴で、串元には皮を刺して最後は、モモを刺す特徴的なスタイルも。鶏肉のさまざまな部位を余さず味わえるのも「美唄やきとり」。

これら「やきとり」が郷土料理として、郷土の食文化として育まれ、独自のスタイルに発展している「やきとり文化」。

日本七大焼き鳥として、特色がある街、スタイルを7つご紹介しましたが、個人的には3つ(久留米、今治、長門)は食べたことがありました。

ほか、4つもいつか食べてみたいですねぇ。

日本を代表する食文化=やきとり。
「とり」としながらも、使う素材は鶏肉の垣根を飛び越えて、豚肉や、牛肉、馬肉、海鮮に、旬の野菜、創作やきとりとして無限大の組合せスタイルまで、今や、日本全国から世界、宇宙にまで広がる「やきとり」は、「寿司」や「ラーメン」の様に、国や地域の垣根を超えて、どんどん進化した姿を、味を楽しみたいと思うところです。

7大焼き鳥としてカテゴライズされるものの他にも、「福岡屋台のやきとり」や「宮崎の鶏の炭火焼」も特徴的ですよね!
世界に目を向ければ、シュラスコやサテなども、やきとりと同じ仲間のようなメニューが沢山あります。

あらゆる素材、食材を余さずシンプルに焼き上げて食べる=やきとり
素材の美味さをどこまでも追求する=やきとり

そんな「やきとり」で今夜も、おうち居酒屋楽しんでいきたいと思います。

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