行きつけのお店は焼き鳥屋ばかりという焼き鳥好きですが、お店によって知らない名前がメニューに入っていて驚くことはありませんか?
私はこれが大好きで、迷わず注文するようにしています!
先日行ったお店で、「こころのこり」がメニューがあり、友人が知らないということで戸惑っていました。
確かに少し珍しいかもしれませんね!
そこで今回は、こころのこりの部位の解説や、ハツとハツモト、丸ハツの違いについてご紹介していきます!
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焼き鳥の「こころのこり」ってどこの部位?
それでは早速ご紹介していきます!
「こころのこり」とはズバリ、心臓と肝臓を繋ぐ管のことなんです。
鶏の心臓にあたる部位の「ハツ」、肝臓にあたる部位の「レバー」の繋がる部位になります。
ハツの根本にあるということで別名「ハツモト」と呼ばれることもあります。
食感としては、脂が多くこってりしていますが、サクッとした食感があり歯ざわりが良く、ジューシーな味わいがあります。
「鶏は捨てる所がない位、全部食べられるんだよ。」と鶏料理屋をしている知り合いに聞いたことがありましたが、本当にそうなんですね。
鶏ってすごい!
ちなみに、お店によっては、処理するのに手間がかかるため、そのまま破棄してしまうお店もあります。
とてももったいないような気もしますが、焼き鳥屋さんにも、働き方改革の流れが押し寄せていますね。
その分 焼き鳥屋さんで「こころのこり」と出会うことができたら、貴重なことなので、一度お試しくださいね!
焼き鳥の「こころのこり」の名前の由来は?
焼き鳥メニューの「ハツ」は場所によっては「ココロ」とも呼ばれていて、人気のメニューになっています。
その心臓「ハツ」と肝臓「レバー」は焼き鳥では定番のメニューですが、切り取られた血管などは通常捨ててしまうお店が多いそう。
そういう様に残りものになる事から、心臓の根元である「ハツモト」や血管部分の「ハツヒモ」は部位「こころ」の残った部分ということで「こころのこり」と呼ばれるようになりました。
まるで別れたカップルを心情を表すような名前で、せつない感じがするのも否めません。
別れたカップルで焼き鳥屋に行った際に、「こころのこり」を注文して、この名前から復縁に展開するパターンもあると思います。
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ハツとハツモト、丸ハツの違いを解説!
それではさらに詳しく「こころのこり」について掘り下げて解説していきます!
ここで、こんがらがりやすいものでハツとハツモト、丸ハツというものがありますので、これらの違いを解説します。
まずハツについてです。
鶏の心臓で、多くは半分に開いた状態で串刺しされる。
プリッとした弾力のある歯ごたえが特徴。
一般的には脂肪や血管全部を取り除いて焼くため、癖がなくあっさりとした味わいである。
内蔵系という先入観を持って食べられた方は、そのクセのなさに驚く方が多いですね!
次にハツモトです。
これが今回説明してきた「こころのこり」ですが、心臓「ハツ」に繋がる大動脈で、脂がたっぷりのっている。
カ
ン(血管)、赤ひもとも呼ばれる。
1本の串を作るのに5~6羽必要なので、とても貴重であることと、効率が悪いので、メニューに大していないお店も多いです。
柔らかく、さっくりとした端切れの良さが特徴。
最後に丸ハツです。
丸ハツはハツを開かずに、そのままの丸い状態で焼き上げますので、噛んだ時にしっとりとジューシーな食感を味わえるメニューです。
とても美味しいのですが、心臓は血が溜まりやすい部位のため、とても処理が大変です。
焼き鳥屋で丸ハツを見つけて、食する場合は、大変な処理をしてくれた店主へ、感謝の気持ちで食されることをお勧めします。
今回は、「こころのこり」について紹介しましたが、普段捨てられてしまうことの多い「こころのこり」(ハツヒモ・ハツモト)ですが、きちんと下処理をすることで、内臓系特有の臭みなどが気にならずに食べられるという事が分かりましたね。
今度焼き鳥屋に行った場合は、こころのこりをメニューでチェックしてみてくださいね!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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