ここ最近の生活スタイルの変化からか、特に健康に気を付けようと心がけています。
そんな中でも「毎日の家飲みを止めてみたら!」という声には耳を傾けられないのには、どうしたもんかなぁーと矛盾を感じつつ、今日は今日とて「今夜は何を飲もうかしら」という時間が、ここ数時間続いているのですが、今夜もジン・ソーダかなぁとも思いつつ、コロンブスばりに新しい何かを探しているのです。
ということで、今回は「焼酎」しかも「甲類焼酎」について調べています。
といいますか、帰り道に甲類焼酎を買って帰るべく、どの銘柄がいいかなぁ~、どうやって飲もうかなぁ~という欲望に駆られているのです。
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焼酎には乙類と甲類がある
焼酎は、スピリッツ(spirits)‐蒸留酒の一種でウォッカやジン、テキーラにウォッカ、ウイスキーもそうですね、アルコール強ーいイメージのお酒と同じアルコール。
実は、糖質ゼロ、プリン体ゼロと、家飲みを止めることができない意志弱い系の健康を気にしたい私にとっては持ってこいの、逸材的アルコール、神的酒類、甲類焼酎であります。
その焼酎には、ここ数年「本格焼酎」として隆盛を極めております「乙類」と、単式蒸留方式で素材原料の香りや味わいを楽しめる乙類に対し、甲類は、明治時代に生み出された連続式蒸留方法によって原料によるクセや味わいの特徴よりも、ピュアに極められた「職人的焼酎」というのが私の甲類焼酎に対するイメージです。
クセや主張が少ないということは、私個人のクセを加えるかのように割りものにアクセントを加えてみたり、まるでオリジナルの飲み方、さながらカクテルでも作るかのように楽しめる可能性と自由を秘めているのが甲類焼酎ではないでしょうか!
そんなことを考えつつ、今夜の甲類焼酎を物色検討中でございます。
連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)
一般に廃糖蜜や酒粕などを原料とした発酵液をもとに、連続式蒸留器で蒸留して高純度エタノールを生成し、これに加水したものである[2]。
日本の税法上はアルコール度数36%未満。製法上、何度も蒸留を行うため、アルコール純度が高くなり、原料本来の風味が失われるため、味覚の個性は薄い。
焼酎 - Wikipedia
テーマは健康と仲良し
いろいろ調べれば調べるほどに、甲類焼酎とは!健康な酒飲みのための焼酎のように思えてくるわけですが、乙類、本格焼酎だと、銘柄ごとの主張や味の特徴を尊重しながら、飲み方やツマミまで変えていかないと本格焼酎に失礼な気になってくるのですが、失礼ながら甲類焼酎の場合、その点の解放感といいますが自由な雰囲気が漂うところが、気のおけない長年の友のごとく、仲良しさんでいられるように思うのです。
例えば、柚子やスダチ、レモンなどの柑橘類で体のことをおもんばかって、ビタミンCを加えて飲んだり、緑茶やウーロン茶、もっと踏み込んでヘルシアで割ってみてもOKなのです。そう「お茶を飲むかのように甲類焼酎を飲む」のです!
熱中症になりそうなくらい暑い夜には、梅干しと炭酸水(ソーダ)で「梅サワー」、塩分と水分補給ができますね!
風邪気味かなぁ~、なんて日にはビタミンCを入れておきたい!「それでは今夜はレモンサワー」、なんて具合です。
緑茶割りだと、ビタミンCもとれるし喉の殺菌?にもという希望と妄想をもって、さらには
ウーロン茶割りで、おつまみのから揚げの脂、脂肪分を洗い流してあげる!なんていう健康に対して万能選手であるかのようなステータスを与えてあげられるくらいの甲類焼酎。
甲類焼酎と仲良し = 健康と仲良し
今夜の甲類焼酎ナイト用に最終選考中の甲類焼酎たち
さぁ、いよいよ「どれにしようかなぁ~」という最終選考タイムが迫ってきました。
お手ごろな価格帯のものが多いのも甲類焼酎の大きな魅力ですね!
ここで、私好みの選考基準は以下のようになっております。
- 甘味が強くないこと。食事と一緒に飲みますので甘味が強いとイヤなのです
- あまりアルコールアルコールしていないこと、アルコール臭がマイルドなもの。なんとなく独特なアルコール臭が気になるイメージだった甲類焼酎なので
- お財布にやさしいこと!いわずもがなこれ大事なポイント
これらの条件下で、最終選考にピックアップされた猛者たちをご紹介。
宝焼酎
日本酒の「松竹梅」でおなじみの宝焼酎。100年以上の伝統をもつ会社名そのままを冠した「宝焼酎」。
甲類焼酎のスタンダード、判断の起点となるような宝焼酎。
糖蜜から造った純度の高い焼酎に、長期熟成のトウモロコシや麦由来の焼酎をブレンドしているそうですね。
「宝焼酎」は100年の伝統に培われた “品質”と“味わい”のNo.1甲類焼酎です。 樽貯蔵熟成酒をブレンドしたまろやかさと飲み飽きない味わいで、すっきりとした口あたりが特徴です。
宝焼酎 レジェンド
宝焼酎 レジェンド は、サトウキビ糖蜜、トウモロコシ、大麦などを原料に10年以上樽で寝かせた熟成酒などを超低温熟成・ろ過することで生まれた、深いコクと香りが特徴の、琥珀色の熟成焼酎です。 連続式蒸留機で蒸留を行なう甲類焼酎。無色透明でピュアなクセのない味わいが特徴です。その為、その楽しみ方も無限に広がります。
トライアングル
サッポロビールが発売元となるトライアングル。
青いラベルのインディゴと、黒と黄色のブラックがあります。
引用:トライアングル ブラック
ベースとなる糖蜜アルコールに、大麦やコーンから作られた複数の蒸留酒をブレンド。ロックやウーロン茶割りがおすすめ。
糖蜜、大麦、コーンのオリジナルブレンド。だから透明感の中にコクがある。人気のロングセラーブランドです。コクのある口当たりと透明感のある旨さを引き出すため、大麦やコーンから作られた複数の蒸留酒と、サトウキビ糖蜜の蒸留酒とを完璧なバランスでブレンドしています。
トライアングル インディゴ
ベースとなる糖蜜アルコールに、スイートコーンや米から作られた複数の蒸留酒をブレンド。ロックやソーダ割りがおすすめ。
スイートコーンや米からつくられた複数の蒸留酒と、サトウキビ糖蜜の蒸留酒とを完璧なバランスでブレンド。やわらかな口当たり、透明感のある旨さ。すっきりとしたクセのない味わいで、いろいろな料理に相性抜群。
宮崎本店 25°キッコーミヤ焼酎 キンミヤ パック
“キンミヤ”の愛称で親しまれている宮崎本店の定番商品。
宮崎本店さんは、焼酎県の宮崎県の会社ではなくて三重県にある歴史ある酒造メーカーさんです。
25℃と高いアルコール度数を感じさせない、甲類焼酎のクセの無いすっきりとした味わいの中にも、ソフトな口当りで、やや甘味を感じさせる風味、とありますが、このパッケージといい、そそられます。
下町の名脇役、キッコーミヤ焼酎。味はまろやかで、口当たりの良さが特徴です。酎ハイベースとしても、絶品です。東京の江東区、千住、新宿の下町の料飲店で昔から慕われている焼酎です。様々な割り材と相性が良く、東京で大人気のホッピーとの相性は抜群で、青色のラベルにも人気が集まっている甲類焼酎です。
この銘柄で最終審査中です!
いずれにせよ、今夜は甲類焼酎で自由に、愉快に家飲みタイムを堪能したい所存です。
甲類焼酎との黄金タッグを組める「ホッピー」。
ホッピーとの相性が抜群に良い!もしくは甲類焼酎との相性が抜群に良い!
焼酎ホッピー割りも試してみたいので、ホッピーも一緒に買って帰ろう!
さぁ、どれを選ぼうか!?悩むところです。
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補足:焼酎の甲類と乙類について
何気なく日頃飲んでいる焼酎ですが、酒税法上の基準で「甲類」と「乙類」に分けられます。
甲類・・・連続式蒸留、原料を糖化し発行して生まれる醪(もろみ)は、蒸発、分縮、還流という複数の蒸留工程で高純度のアルコールを取り出すので、より生成されピュアな癖のない焼酎になる。糖質、脂質ゼロで酔い覚めも良く、アルコール度数は36%未満に規定されています。
乙類・・・連続式に対して、単式蒸留でアルコール度数は45%以下のもの。蒸留の工程がシンプルで、アルコール以外、原材料の風味や味わいが、その特徴となったそれぞれ独特な味わいになります。米、麦、そば、芋や黒糖などが使われ、本格焼酎とも呼ばれます。
その他、甲類と乙類のそれぞれの焼酎を混合した「混和焼酎」も。
甲類が50%以上の配合の場合のものを「甲類乙類混和」、逆の場合は「乙類甲類混和」となります。
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