みんなの晩酌量の平均はどれくらい?統計データから傾向を考察

みんなの晩酌量の平均はどれくらい?統計データから傾向を考察 お酒のつまみになる話
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皆さんの夜の楽しみは何ですか?私はテレビやビデオを見るのが、楽しみです。

私の周りでは、晩酌が楽しみという方がとても多いです。

食事中から飲み始めて寝る前まで飲み、酒代がかかるという話をよく耳にします。

毎日どのくらいの晩酌量なのか、とても気になります。

そこで今回はみんなの晩酌量について、統計データを基に掘り下げてみます。

 

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晩酌の統計データを調査

まず晩酌など毎日お酒を飲む人はどれくらいいるのか調べてみました。

政府統計ポータルサイト『e-Stat』(2017年男女6586人)の情報で見てみると、「毎日飲酒をする人」は6586人のうち1113人で(16.9%)、成人の6人に1人が晩酌などをして毎日お酒を飲んでいることがわかりました。

毎日飲酒する(16.9%)

毎日ではない(45.3%)

酒を飲めない(37.8%)

国民健康・栄養調査90 飲酒の頻度-飲酒の頻度,年齢階級別,人数,割合 - 総数・男性・女性,20歳以上 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口
注1)2012年、2016年の割合は全国補正値であり、単なる人数比とは異なる。注2)(2017年)生活習慣調査票の問6(飲酒の頻度)、及び問6で「1」~「5」と回答した場合は、問6-1(1日当たり飲酒量)にも回答している者を集計対象とした。 問6:あなたは週に何日位お酒(清酒、焼酎、ビール、洋酒など)を飲みますか。あて...

また「毎日飲酒をする人」1113人のうち、男性のほうが女性に比べて4倍の人が、毎日お酒を飲んでいることもわかりました。

毎日飲酒する男性3109人のうち 874人(28.1%)

毎日飲酒する女性3477人のうち 239人(6.9%)

年齢別に見てみると、「毎日飲酒をする人」1113人のうち、20代が最も低く、30代から60代にかけて割合が高くなり、70代になると低くなっていました。

中高年の男性では、晩酌を楽しみにしている方が多いのでしょうね。もしかしたら仕事のうっぷん晴らしかも知れませんが…ww

では、晩酌で飲むお酒の量はどのくらいなんでしょうか。毎日飲酒する方と毎日ではない方との飲酒量に違いはあるのでしょうか。

 

みんなの晩酌量の平均はどれくらい?統計データから傾向を考察

みんなの晩酌量の平均はどれくらい?

政府統計ポータルサイト『e-Stat』(2016年男女97483人)の調査結果で見てみると、「毎日飲酒をする人」16017人の飲酒量は

男性は1合未満~3合未満で全体の84%、女性は1合未満~2合未満で全体の70%となっています。

なので、平均量は男性が2合前後、女性は1合前後ということになります。

毎日の晩酌の適量は純アルコール量は20gなので、適量を飲んでいる人が多いのはあんしんですね。

しかし毎日「4合以上」のお酒を飲んでいるという人も約5%います。飲酒量が多いと生活習慣病が気になりますね!

また「毎日ではないが飲酒する」という人の飲酒量は1合未満~2合未満が多いようです。

「毎日ではないが飲酒する」人はふだん飲む習慣がないので、飲酒量が少ないのでしょうね。

私はたまにしか飲まないので、飲み会ではたくさん飲みたいのですが、飲む習慣がないので2合も飲んだら頭ガンガンしそうです。

ちなみに都道府県別1人当たりの「飲酒量」ランキングです。あなたがお住いの地域はランキングしていますか?

1位 東京都(107.8リットル)

2位 宮崎県(95.2リットル)

3位 高知県(94.2リットル)

4位 秋田県(92.8リットル)

5位 大阪府(92.4リットル)

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統計データから傾向を考察

毎日飲酒をする人や、飲酒量について分かったことは

1.成人の6人に1人は毎日飲酒しており、男性のほうが女性に比べて4倍の人が、毎日お酒を飲んでいる。

2.女性より男性の方が飲酒量が多く、飲酒量は男性が2合前後、女性は1合前後飲んでいる人が多い。

3.20代、30代の若い人は、ふだんあまり飲酒をしない。

4.毎日飲んでいない人は、飲酒量は1合前後と少なめ。

男性の方が、女性に比べより多くの方が飲酒しているというのは、想像通りでしたが、成人の6人に1人は毎日飲酒しているというのは、とても多い印象ですね。

ちなみに成人の単純な現在飲酒率でいうと、日本は60.2%、アメリカは53.8%となっていますので、アメリカよりも日本人は飲酒が好きと言えるかもしれません。

これには日本と比べアメリカの方が飲酒のルールが厳しいことが、関係していそうですね。

また20代、30代の若い人があまり飲酒をしないというのは、いわゆる若者のアルコール離れといわれる現象ですね。

携帯電話会社、銀行、クレジットカードなど様々なサービスで、若者を優遇するサービスを行っています。

なじんでしまえば、それでいいやという「現状維持バイアス」と呼ばれる心理を利用した、企業側の施策です。

ようは入り口の敷居を下げることで、一度利用してもらって、そのまま習慣化させようということですね。

そういった視点でいえば、お酒は特に習慣化しやすい性質を持っていますので、このアルコール離れはメーカーとしては、苦しいところですね。

お酒に関する統計データはいかがだったでしょうか?

今夜は統計データをつまみに、一杯いかがですか?

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