5月の消費者物価指数 去年同月比+0.1% 1年2か月ぶりに上昇
こんな見出しの記事やニュースが増えてきました。
九州から四国・中国・近畿・東海と平年よりも20日ほど早く梅雨入りとなった今年。
地方 | 令和3年 | 平年差 | 昨年差 | 平年 | 昨年 |
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沖縄 | 5月5日ごろ | 5日早い | 11日早い | 5月10日ごろ | 5月16日ごろ |
奄美 | 5月5日ごろ | 7日早い | 12日早い | 5月12日ごろ | 5月17日ごろ |
九州南部 | 5月11日ごろ | 19日早い | 19日早い | 5月30日ごろ | 5月30日ごろ |
九州北部 | 5月15日ごろ | 20日早い | 27日早い | 6月4日ごろ | 6月11日ごろ |
四国 | 5月15日ごろ | 21日早い | 26日早い | 6月5日ごろ | 6月10日ごろ |
中国 | 5月15日ごろ | 22日早い | 26日早い | 6月6日ごろ | 6月10日ごろ |
近畿 | 5月16日ごろ | 21日早い | 25日早い | 6月6日ごろ | 6月10日ごろ |
東海 | 5月16日ごろ | 21日早い | 25日早い | 6月6日ごろ | 6月10日ごろ |
関東甲信 | 6月14日ごろ | 7日遅い | 3日遅い | 6月7日ごろ | 6月11日ごろ |
北陸 | 6月18日ごろ | 7日遅い | 7日遅い | 6月11日ごろ | 6月11日ごろ |
東北南部 | 6月19日ごろ | 7日遅い | 8日遅い | 6月12日ごろ | 6月11日ごろ |
東北北部 | 6月19日ごろ | 4日遅い | 6日早い | 6月15日ごろ | 6月25日ごろ |
記録的な速さの梅雨入りとなり、当然「長雨」が懸念され、その影響は農作物などの状況にも及んでくるものと予想されます。
野菜の値上がり、の他にも原油価格の上昇をに伴うガソリンや燃料の値上がりもありました。
食用油も4月と6月に1kgあたり50円ずつ値上がりし、8月にも値上げが予定されているそう。その他、大豆製品や小麦、小麦製品の値上げも予定されているとなれば、加工食品など食品全般に値上げの影響が及ぶものと予想されます。
そうなってくると、夏場を乗り切るために今のうちから、保存性の高い食品を安い時期に買いだめして備蓄しておこうか!という気持ちになってきます。
保存性が高い食材、食品とくれば思い浮かぶのが、やはり缶詰やレトルト食品など。
今回は、保存食を機能的に使って上手にやりくりしてみる上で必見の内容となっています。
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缶詰の起源とナポレオン
「必見の内容」と言いましても、酒飲みのうんちくネタになってしまうところが酒飲みの特徴なのですが、お酒をいただく時にも缶詰を肴に一杯なんて状況は、いまでも日常的にあるわけですが、最近我が家では缶詰の空き缶がかさばるもので、レトルト食品や冷凍食品に、活躍の場を奪われていっているように思います。
ナポレオン・ボナパルト
ナポレオン・ボナパルト(フランス語: Napoléon Bonaparte、出生名: ナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ、Napoleone di Buonaparte、1769年8月15日 – 1821年5月5日)またはナポレオンはフランス革命期の軍人・皇帝・革命家。即位してナポレオン1世(フランス語: Napoléon Ier、在位:1804年 – 1814年、1815年)と成りフランス第一帝政の皇帝を務める。
フランス革命後の混乱を収拾し、軍事独裁政権を樹立した。大陸軍(グランド・アルメ)と名づけた軍隊を築き上げて、フランスでの王政の復活を企図する王党派とのナポレオン戦争を戦い、幾多の勝利と婚姻政策によって、イギリス、ロシア、オスマン帝国の領土を除いたヨーロッパ大陸の大半を勢力下に置いたものの、最終的に対仏大同盟との戦いに敗北し流刑地のイギリス領セントヘレナにて没した。
ナポレオン・ボナパルト - Wikipedia
梅雨の時期の「入梅いわし」、マイワシはそのまま塩焼きでいただきたいのですが、カタクチイワシ、ウルメイワシなどの小さめのイワシの油漬けなんてのは、年中手軽に食べられるようになった缶詰のお陰様です。
魚へんに弱いと書くイワシ(鰯)は、その漢字が示すとおり痛みが早く保存性とは縁遠い魚種だったところ、缶詰の技法が海外から伝わって日本全国津々浦々で馴染みが深くなったというところ。
それまでは、鮮度が良い状態の鰯を日持ちさせようとすれば、干物(目刺し、丸干し、煮干し)の技法を用いる他なかったところ、缶詰登場となったわけです。
缶詰のそもそもの起源は、、かのナポレオン皇帝が遠征時の食料調達、補給問題に悩んだ挙げ句、懸賞公募で食品の長期保存可能なアイディアを募ったことから「瓶詰め」として発明されたのが起源と言われています。
そこから、ガラス瓶の特性上、重く割れやすいという欠点をおぎない進化をたどって、ブリキ缶へと変化して、船舶用の非常食、軍用の食として活用されながら、いくつかの戦争を経て、その戦争ごとに進化を経て現在に至る、といったところだと思います。
1800年頃から、2021年の現在まで脈々と続く、缶詰や保存食の進化に思いを馳せつつ、今夜も、缶詰やお気に入りのレトルト食品を肴にお酒をいただきたいなぁと思うところです。
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