かっぱっぱー るんぱっぱー♪
京都伏見の清酒「黄桜」のCMソング。
ご記憶にある方は、同じ時代を過ごした方たちだと思います。
昨晩、日本酒をいただきながら、つまみにキュウリの和え物がありまして、そのキュウリをポリポリっとやりつつ、チビチビっと日本酒をいただいていました。
ふとこの「かっぱっぱー るんぱっぱー♪」の音楽と、あのCMの雰囲気で頭が一杯になりましたことから、今回のテーマとなりました。
お色気の女形のカッパと、男形のカッパ、子供のカッパなどが登場する、あの時代でも古の日本的な風景を連想させるような、今思えばすごく平和で、陽気な光景が映し出されるCMだったことを覚えています。
このCMの最後「きーざくらー」と、メーカーである「黄桜」の名前が出てきますので、日本酒メーカー「黄桜(きざくら)」のテレビCMであることがわかります。
黄桜株式会社、こちらは京都にある酒造メーカーさん。
もとは、近代化産業遺産の認定を受けている、京都市伏見区の松本酒造、の分家として1925年、今から約100年ほど前に創業している。
その後、1955年にキャラクターにカッパを起用したそうです。
1957年にはテレビCMを開始。
1964年に社名が松本治六郎商店から黄桜酒造に変わっていますので、「きーざくらー♪」として記憶に残っているテレビCMが1964年以降のものということになります。
あと一つ「きーざくらー」の後に「ドン!」と男性的な太い声で入っていた記憶がありますが、これは1982年に発売される「黄桜 呑」のテレビCMだったことがわかります。
黄桜ギャラリー
登場人物(カッパ)は
カッパ(夫)
カッパ(妻)
カッパ(長女:姉)
カッパ(長男:弟)
カッパ(祖父)
こういう家族構成だったことが黄桜ギャラリーからわかります。
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このキャラクターの絵は
1951年~1972年まで清水崑氏によるもので、清水氏は長崎市出身の漫画家さん。政治漫画の人でした。
2代目のカッパは、1974年~小島功氏に代替わりしています。
私の記憶の中のカッパのイメージは、この方によるもの。
色気のある曲線のカッパが、幼い頃とても刺激的で印象的でした。
黄桜の商品は楽天市場にあるお店からも購入できますよ。
近年は、日本酒の他にクラフトビールも注目を集めているようです。
こちらは、澤屋まつもと
黄桜「かっぱの唄」
作詞/作曲:田中正史
歌唱:楠トシエ
作詞作曲は、田中正史氏。
ドラマ「事件ですよ!」や「妖怪人間ベム」主題歌「俺たちゃ妖怪人間! 〜人間目指して何が悪い〜」の作曲なども担当されたかた。NHK教育番組の「はらくおじさん」の作曲も。
なつかしー。
歌は、楠トシエ氏。テレビ女優第1号、元祖コマソン(コマーシャルソング)の女王とも呼ばれ、2000年には、トイ・ストーリー2のミセス・ポテトヘッド役で吹き替えを担当したりもされていますね。歌手であり、女優でもあり、声優でもあった方によるもの。
昭和的カッパCMときたらコチラも
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