ぼんじり串とは何?食感や体に悪いのか徹底調査!

ぼんじり串とは何?食感や体に悪いのか徹底調査! お酒のつまみになる話
スポンサーリンク

焼き鳥といえば、鶏肉を串に刺して炭火で焼く日本の伝統的な料理です。

焼き鳥にはさまざまな部位がありますが、中でも「ぼんじり」と呼ばれる部位は、焼き鳥屋の人気メニューのひとつでもありますね。

では、「ぼんじり」とはどんな部位なのでしょうか?

「ぼんじり」とは、鶏の尾の部分の肉のことで、焼き鳥の一種です。

この名前の由来には、いくつかの説があります。

一つは、尾の部分がふっくらとしていて、ぼんやりとした形をしていることから、「ぼんじり」と呼ばれるようになったという説。

もう一つは、尾の部分が鶏の最後にある部位であることから、「ぼんじり」という言葉が「最後」を意味する「ぼんじり」にかけられて名付けられたという説です。

さらに、尾の部分が鶏の中でも最も脂が多くてジューシーな部位であることから、「ぼんじり」という言葉が「豊か」を意味する「ほんじり」にかけられて名付けられたという説もあります。

いずれにせよ、「ぼんじり」は鶏の尾の部分の肉を指す言葉として定着しています。

ぼんじり串とは何?

焼き鳥屋さんでは、ぼんじりを串に刺して、塩やタレ味でカリッと焼き上げたメニューが定番の人気メニューです。

「ぼんじり串って何?」と聞かれたら、どう答えますか?私なら、こんな風に答えると思います。

「ぼんじり串」は、鶏の尾の部分を串に刺して焼いたもの。この部位は、脂肪が多くてジューシーで、コリコリとした食感が特徴です。焼き方によっては、皮がパリパリになって、香ばしさも加わります。味付けは、塩やタレなど様々ですが、どれもぼんじりの旨味を引き出しています。ぼんじり串は、ビールや日本酒などのお酒とよく合うので、居酒屋や焼き鳥屋で人気のメニューです。ぼんじり串は、一口で食べられるので、手軽に楽しめるおつまみですよ。

こんな風に答えると思います。
実際、個人的にも「ぼんじり串」、焼き鳥屋さんでよく注文します!

ぼんじり串はどんな食感?

鶏の尾の身の部分を串に挿して、表面はカリカリに焼かれ、中はふわっとした食感。

噛むと、脂がたっぷりと溶け出して、ジューシーでコクのある味わいです。ぼんじり串は、塩やタレで味付けされていますが、レモンや山椒などをかけるとさっぱりとした風味にもなります。

ぼんじり串は、シンプルな旨さが際立つので、お酒のおつまみにも最適、お酒が進むおつまみでもあります。

ぼんじり串は体に悪い?

「ぼんじり」とは、鶏の尾の付け根にある三角形の筋肉のことです。

英語では「chicken tail」や「chicken rump」と呼ばれます。この部位は、鶏一羽から二本しか取れない希少な部位であり、脂が多くてジューシーで香ばしい味わいが特徴です。
ただ、鶏肉の中でも最も脂が乗った、脂質が多い部位でもあるので、その点で「体に悪い」という風に言われることがあるかもしれませんね。

脂肪分お取り過ぎには注意が必要です。

「ぼんじり」には、コラーゲンやビタミンKなどの栄養素が含まれています。

コラーゲンは、皮膚や関節などの結合組織を形成するたんぱく質で、美肌や骨粗しょう症の予防に役立ちます。ビタミンKは、血液の凝固や骨の代謝に関与するビタミンで、出血や骨折の予防に重要です。

また、「ぼんじり」にはレチノールというビタミンAの一種も豊富です。

レチノールは、視力や免疫力を維持する働きがあります。さらに、「ぼんじり」にはたんぱく質も多く含まれており、筋肉や細胞の生成に必要なアミノ酸を供給します。

ただし、「ぼんじり」はカロリーも高く、100gあたり約450kcalもあります。そのうち約90%が脂質から来ており、飽和脂肪酸やコレステロールも多く含まれています。

これらは過剰に摂取すると、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病のリスクを高める可能性があります。

したがって、「ぼんじり」は適量を守って食べることが大切です。1日に必要なビタミンKやレチノールの量は、1本の「ぼんじり」串で摂取できる程度です。

また、「ぼんじり」を食べるときは、野菜や果物などの食物繊維やビタミンCを多く含む食品と一緒に摂るとよいでしょう。これらは、脂質の吸収を抑えたり、コレステロールを排出したりする効果があります。

「ぼんじり」は、希少な部位でありながらリーズナブルな値段で購入できることもあります。そのため、気軽に楽しめる食材です。

しかし、「ぼんじり」には高カロリーで高脂質な栄養成分も多く含まれていることを忘れずに、バランスよく食事を摂るように心がけましょう。

【栄養成分表】
以下は、「ぼんじり」100gあたりの栄養成分をまとめたものを。

エネルギー 450kcal
たんぱく質 27g
脂質 40.7g
炭水化物 0g
コラーゲン 9.5g
ビタミンK 2.4μg
レチノール 78μg
飽和脂肪酸 11.4g
コレステロール 140mg

※参考:U.S. DEPARTMENT OF AGRICULTURE「FoodData Central」
https://fdc.nal.usda.gov/fdc-app.html#/food-details/1098572/nutrients

関連記事

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました