早いもので今年も残すところ1ヶ月ちょっとになりました。
あっという間に新年を迎え、初詣で神社は大賑わいです。
ですがコロナ禍の今、来年の初詣はどうなるのでしょう。
神社も参拝者が訪れず、寂しくなりそうです。
そんな中、きれいな着物、袴姿のかわいい子供たちが神社を参拝していました。そう今月11月は七五三です。
かわいいこども達の無病長寿を願い、家族そろって神社へお参りに行きます。
ちとせあめを手にした子供たちはとてもうれしそう。
見ているこちらもうれしくなりますね。
子どものために祈る神社参り。
一番初めは、何と言っても安産祈願でしょう。
妊婦さんが妊娠5ヶ月目を迎えた最初の戌の日、母子ともに無事に出産することを神様に願う日なのです。
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安産祈願の御神酒とは?
そもそもお神酒は祭礼の後に振舞われることが多いのですが、安産祈願の御神酒とは奉ったお神酒をいただくことで、神様の恩恵やご加護を頂き、無病息災で過ごせるように願って飲まれているのだそうです。
安産祈願では「子宝犬の御神酒」というものをいただくことがあります。
これは竹で作られた籠をかぶった犬の形をしているお神酒で「福犬」というそうです。
お産が軽い犬にあやかり、「神様のご加護がありますように」という意味が込められているのだそうです。
安産の縁起物として、飾っておきたいですね。
今ではお神酒の入ったボトルに、付属のシールを張る形になっており、とてもかわいかったですよ!
でもお神酒なんだから、飲まないとご利益ないのかなぁ?
いつ飲むものなのかも気になりますね?
御神酒(おみき)はいつ飲むのが正解?お供え方や時期についても徹底解説!
それに加えて、妊婦さんが飲んでいいのでしょうか?
安産祈願の御神酒はどうする?
安産祈願のお神酒は、「いつ」飲んでもいいです。
また参拝に来た方だけじゃなく、家族が集った時にみんなで飲んでもいいし、料理に使ってもいいんです。
しかしながら、妊婦さんはお酒を飲むことに対して、抵抗がある方が多いと思います。
そんな妊婦さんは、ちょっと口をつける程度でご利益があるんですよ。
赤ちゃんのことを考えて、実際には口に含まず、飲まないように、形式だけでもとるのが良さそうですね。
お酒が苦手だという方も、同様ですね。
神様のご利益が家族みんなにありますように。
我が家の場合は、親せきで家に集まり、すき焼きでお神酒をいただきました。
今でも親せきと集まった時には、話題になるくらいいい思い出になりました!
ところで神社でのむお神酒と、お正月に家庭で飲むお屠蘇ってどこが違うのだろう。
飲む場所?味もちょっと違うような気がします。
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お屠蘇とお神酒の違いって知ってた?
お屠蘇は、「屠蘇散」という漢方薬に使われる生薬を日本酒やみりんで浸けこんだ薬草酒です。
元旦にお屠蘇を飲むことでその年の邪気を除き、家庭健康で幸福を迎えるという言い伝えがあります。
この薬草酒は胃腸を活発にし、血行を良くし、発汗を促進し、風邪を引きにくくする効能があるので、食べ過ぎ飲みすぎに注意が必要なお正月にピッタリな家庭で飲むお酒ですね。
いっぽうお神酒は神社に供えるお酒です。無病息災を願う意味としては同じですが、中身は日本酒なので、効能のあるお屠蘇とは違いますね。
ちなみに家庭で作るおとその作り方は
用意するもの
- 屠蘇散 1包(薬局で購入できます)
- 日本酒 (本醸造酒がおすすめです)
- 本みりん(料理用みりんは塩分が入っている場合があります)
作り方
日本酒と本みりんを合わせて約300ml-500ml用意、その中に屠蘇散 1包浸すだけです。
とても簡単ですね。
好みに応じて砂糖を加えたり、みりんだけ、日本酒だけでも大丈夫ですよ。
屠蘇散は独特の香りと苦みがあるので、わたしはあまり好きではありませんが、無病息災のために、来年はチャレンジしてみようかな?
みなさんもご家庭オリジナルのお屠蘇で無病息災を願いながら1年のお祝いをしてみませんか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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