2020年10月、ビールの酒税額が変わりました。値上がりするものもあれば値下がりするものもありました。
ですが消費者のわたし達には値下がりはなく値上がりばかりでした。
おかげでビールのまとめ買いに走り、買わなくてもよかった種類まで買ってしまいましたww
だいたいビールの種類って多すぎると思いませんか?
最近耳にする第四のビールって何なの?
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第四のビールってそもそも何?
まず「ビール」「発泡酒」「第三のビール」、そして「第四のビール」とは、どんなふうに分類されているのでしょうか。
その分類の定義は以下の通りです。
- 「ビール」は大麦を発芽させた「麦芽」を、ビール酵母でアルコール発酵させたもの
- 「発泡酒」は麦芽または麦を原料の一部とした酒類で、発泡性を有するもの(アルコール分が20度未満のもの)
- 「第三のビール」はビールや発泡酒とは異なる原料や製法で作られた、ビール風味のアルコール飲料
- 「第四のビール」はビールや発泡酒とは異なる原料や製法で作られた、ビール風味のアルコール飲料
第三のビールと第四のビールは分類定義が同じなので、わざわざ分ける必要はいらないと思いませんか。
なのにわざわざ分類するのには、どんな違いがあるのでしょうか。
1番の違いは麦芽です。
第三のビールは原料に麦芽を使わないのですが、第四のビールは大麦と小麦を問わず、麦由来のスピリッツや焼酎などを発泡酒と混ぜて製造しています。
第三のビールとは製法が異なるため、一般的には「第四のビール」と呼び分類しているのです。
では同じ麦を原料としているビールや発泡酒とは何が違うのでしょう。
第四のビールとビールや発泡酒との違いとは?
ビールや発泡酒は麦芽・ホップ・水に酵母を加えて1から製造しています。
しかし第四のビールは発泡酒を主原料に麦由来のスピリッツや焼酎などをブレンドして製造しています。
だから1から作ったものと、出来上がったものを使って作るという違いがあります。
あ~そうなんだ。
わたしは今まで何も考えず、ただお財布と相談しながら、自宅用には第三のビール、みんなで飲むときにはビールや発泡酒を購入していました。
第四のビールがあることも最近になって知り、スーパーのお酒コーナーでマジマジと分類表記を眺めていたので、周りの人たちは変に思ったでしょうね~
残念ながら第四のビールを探し出すことができなかったけど、もしかして今自宅で飲んでいるビールが第四のビールだったら笑えますねww
ですが我が家で飲んでいる第三のビール(第四のビール?)は2020年10月より値上がりし、益々お財布と相談しなくてはならなくなりました。
どうして値上がりしたのでしょう。
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第三のビールの増税はなぜだったのか?
ビールの酒税は、350ml缶1本あたり約77円、発泡酒(麦芽比率25%以上50%未満)は約62円、発泡酒(麦芽比率25%未満)は約47円円、第3のビール(新ジャンル)は約28円です。
かつて日本人の平均所得は今よりもずっと高く、少々高くてもおいしいビールを飲んでいました。
ところがここ25年の間に日本人の平均所得は大きく下がり、安くで購入できる発泡酒や第三のビールを購入する人達が増えたのです。
だから酒造メーカーは、発泡酒や第三のビールの開発に力を入れ様々な商品を作ってきました。
ビールに負けない発泡酒や第三のビール、味も良くて安ければ、当然こちらを購入しますよね~
その結果国の酒税額が減税したため、ビール類に関する税率を一本化する方向性進め今回の酒税法改正につながったようです。
2020年10月よりビールの酒税は、350ml缶1本あたり7円値下げ、発泡酒(麦芽比率25%以上50%未満)は約4円値下げ、発泡酒(麦芽比率25%未満の場合)は変化なし、第3のビール(新ジャンル)は約10円値上げになりました。
それにより消費者のわたし達が購入する価格がかわり、第3のビールは値上がりしました。
増税した第3のビールの価格が値上がりするのはわかるけど、ビールや発泡酒の価格が下がらないのはズルいと思うわたしですww
ビールの酒税が下がっても、飲みすぎには注意ですwww
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今回のブログ記事が少しでも参考になりましたらシェアしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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