「あ~飲みすぎた。二日酔いだ。」
「迎え酒を飲んで治したら?」
こんなやり取り、聞いた事ありませんか?
個人的には、子供のころに親戚の集まりなどで、親戚のおじさんたちが朝からお酒を飲んでいた姿を、不思議に見ていたことを覚えています。
そんな迎え酒ですが、酒の上に酒を飲んで、本当に二日酔いは治るのでしょうか。
そんな昔ながらの風習、迎え酒について深堀りしてみました。
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迎え酒はどんな原理?
迎え酒とは二日酔いの症状を緩和させるためにあえて飲む酒のことです。
日本では江戸時代に、迎え酒を飲む風習がすでに存在していました。
迎え酒の原理とは、体内にアルコールを大量に摂取することで体に麻痺が起きていることです。
二日酔いの状態で、さらにお酒を入れると体の痛感が鈍り、頭痛や吐き気が収まったように感じるのです。
ついつい飲みすぎてしまうことは多々ありますが、猛烈に頭が痛かったり、気分が悪かったりする二日酔いの時には
私の場合ではとてもではないですが、お酒を飲むつもりにはとてもなれませんが、迎え酒を飲む意味はあるのでしょうか。
迎え酒に意味はある??
酔いが抜け切れていない状態で、さらに酔うことで感覚が麻痺し、気持ち悪さは一時的に解消されますが、あくまで症状を先送りしているだけで、体の負担は軽くなるどころか増えていくばかりです。
簡単に言ってしまえば、お酒で二日酔いをごまかしている状態ともいえますね。
つい飲みすぎたときは、寝る前にタップリ水分をとりましょう。
もし二日酔いになったら、スポーツ飲料やコーヒーなどを取りましょう。
また肝臓の働きを助けてくれる、しじみの味噌汁やトマトジュースなどもいいですね。
ちなみにわたしトマトジュースは嫌いですwww
生のトマトをまるかじりしようかな。
手っ取り早いのは、頭痛薬や胃薬でしょうけど…
しかし「迎え酒を飲まなきゃダメだ。」
「お酒を飲まないと調子が上がらない」
そういう方がまわりにいませんか?
そんな方はアルコール依存症の危険性があります。
「二日酔いの迎え酒は良い」というのは完全な迷信です。
迎え酒が酔わないというのは迷信!本当に効く3つの二日酔いの解消方法とは?
酒におぼれないように、酒の危険性について知っておきませんか?
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迎え酒の危険性に驚愕!
『アル中』って言葉、耳にした事ありませんか?
最近では「アルコール依存症」といったほうが、わかるのかな?
「アルコール依存症」には急性と慢性の2種類があります。
急性の場合には、短時間に多量の飲酒をしたやめ、肝臓がアルコールを処理できなくなっています。
そのため脳が麻痺し働きを抑えて、呼吸や循環などに影響を与えてしまうのです。
吐物による窒息死や足下のふらつきなどによる転倒など様々な危険性があります。
慢性の場合には、自分でストップをかけるのが困難な精神的な病気です。
アルコールが抜けてくると、イライラや神経過敏、不眠、頭痛・吐き気、下痢、手の震え、発汗、頻脈・動悸などの離脱症状が出てくるためそれを抑えるために、またアルコールを摂取してしまうのです。
そうなると病院での長い治療になってしまうので、気をつけたいですね。
『酒は飲んでも飲まれるな』肝に銘じて、おいしいお酒を飲みましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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