お酒と言ったら皆さんは何を思い浮かべますか?
1番はビール、2番は日本酒?
わたしは焼酎を思い浮かべます。土地柄でしょか。
わたしが小さい頃、父たちは一升瓶を片手に飲んでいました。
あの酒臭ーい焼酎の香り、とても苦手でした。香りのない焼酎もあるようですが…
今回は父の酒飲み様子を思い出す、焼酎の甲類と乙類の違いやカロリーについてお話しします。
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焼酎の甲類と乙類の違いは何?
よく耳にする焼酎の分類に甲類と乙類があります。
甲類は連続蒸溜によって造られたアルコール度数36パーセント未満の焼酎、乙類は単式蒸溜によって造られたアルコール度数45パーセント以下の焼酎となります。
これが、甲類と乙類の違いです。
日本では古くから原料となるもろみを一度の投入につき、一度だけ蒸溜を行う「単式蒸溜」の乙類焼酎を作ってきました。
乙類焼酎は原料となる米、芋、麦、蕎麦などの風味や味わいが特徴です。
一方、甲類焼酎は、明治の終わりに英国から導入された連続式蒸溜で造られた焼酎で、無色透明でピュアな味わいとなっています。
だからわたしが小さい頃に父たちが飲んでいた焼酎乙類だったんでしょうね。
あの焼酎臭さが苦手な私がリーズナブルな焼酎を購入すると甲類・乙類でもない「甲類乙類混和焼酎」や「乙類甲類混和焼酎」と表示されたものを目にします。
文字通り甲類と乙類の焼酎をブレンドしたものですが、メインとなる焼酎の5割をどちらが占めるかによって表示が変わるようです。
だから香りの強いものと弱いものがあるんですね。気をつけて購入しなくては!
そうそう本格焼酎と表示されたものもありますね。
本格焼酎は乙類焼酎なのですが、昔ながらの蒸溜法によって作られた、まじりっけなしの焼酎でないと本格焼酎とはいえないようです。
さて焼酎の分類はわかりましたが、焼酎の原料には穀類やイモ類などがあります。
原料や製法によって、糖質やカロリーは変わってくるのでしょうか。
焼酎の甲類と乙類、糖質やカロリー・体にいいのはどっち?
まず焼酎一合(180ml)のカロリーを比較してみましょう。
- 焼酎(甲類):370kcal
- 焼酎(乙類):263kcal
乙類焼酎は米や麦、芋で作られる1回のみの単式蒸留ですが、甲類焼酎は連続蒸溜のため純度が高いアルコールが生成されるので乙類よりもカロリーが高くなります。
次に糖質ですが焼酎は蒸留酒のため、蒸留によって糖分を取り除いているため糖質は含まれません。
糖分を含まない焼酎のカロリーは、ほとんどが栄養素が0のアルコール由来のカロリーになります。
また乙類は香りや味がしっかりわかるので水割りやお湯割り、ロックでおいしく飲めるのでダイエット中の方にはお勧めです。
甲類焼酎は風味が少なく、炭酸水やお茶、果汁などをプラスして飲むことが多いので知らないうちにカロリーが高くなっていることがあります。
さらに乙類の本格焼酎には、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを排出してくれる作用があります。
血液サラサラにする効果もありそうなので甲類よりも乙類の焼酎をお勧めします。
わたしも香りはちょっと苦手ですが、ドロドロ血液をサラサラにしたいので乙類の焼酎を飲むようにしようと思います。
ん?でも焼酎の価格はどうなっているの?
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焼酎の甲類と乙類の値段の違いについても!
今まではお財布と相談しながら、安くておいしい焼酎を購入してので甲類と乙類の値段の差は気にしていませんでした。
銘柄だけでほぼ同じではないのでしょうか。
実は乙類よりも甲類のほうが価格が安いのです。
なぜでしょう。
甲類は連続式蒸溜のため、手間が少なく、たくさんのアルコールを取り出すことができるので、大量生産することができそのため価格が安くなるのです。
財布にやさしいからと言っても、飲みすぎは禁物です!
焼酎での晩酌の適量はどのくらい?焼酎のメリットとデメリットに驚き!
うわ~どうしよう。体のためなら乙類、お財布事情なら甲類と迷ってしまいます。困ったなぁ~
みなさんはどんな風に焼酎選びますか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント
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