昼と夜の長さが同じになる春分と、それをかこむ彼岸

昼と夜の長さが同じになる春分と、それをかこむ彼岸 日本語が気になる
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ようやく、朝も夕も陽が少しずつ長くなってきた感がありますが、暦では3月、和風月名では弥生(やよい)がもうすぐ。

3月を弥生(やよい)とする所以は、

木草弥や生ひ月

-草木がいよいよ生い茂る月
-木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)

これが、詰まって「やよひ」となったそうです。

和風月名

1月 睦月(むつき)
2月 如月(きさらぎ)
3月 弥生(やよい)
4月 卯月(うづき)
5月 皐月(さつき)
6月 水無月(みなづき、みなつき)
7月 文月(ふみづき、ふづき)
8月 葉月(はづき、はつき)
9月 長月(ながつき、ながづき)
10月 神無月(かんなづき)
11月 霜月(しもつき)
12月 師走(しわす)

そろそろ、卒業や入学など、新しい生活へと向かう季節でもありますから、別れや出会いの時期でもあり、新しい草や芽吹きの季節なだけではなくて、人の生活の上でも転換の3月です。

この3月を表す季語として

3月の季語一覧&俳句

3月の季語:時候
仲春 / 如月 / 啓蟄 / 鷹化して鳩と為る / 龍天に登る / 初朔日 / 春分 / 彼岸 / 春社 / 三月尽 /

3月の季語:天文
貝寄風 / 涅槃西風 / 彼岸西風 / 比良八荒 / 春一番 / 黒北風 / 雪の果 / 雪ねぶり / 鳥曇 /

3月の季語:地理
水温む / 彼岸潮 / 残雪 / 雪間 / 雪崩 / 雪解 / 雪しろ / 春出水 / 凍解 / 薄氷 / 氷解く / 流氷 / 春衣 /

3月の季語:生活
外套脱ぐ / 胴着脱ぐ / 山葵漬 / 木の芽漬 / 田楽 / 蒸鰈 / 干鰈 / 山椒の皮 / 蕨餅 / 草餅 / 菱餅 / 雛あられ / 白酒 / 五加飯 / 嫁菜飯 / 枸杞飯 / 治聾酒 / 釣釜 / 厩出し / 北窓開く / 目貼剥ぐ / 雪割 / 雪囲とる / 車組む / 屋根替 / 垣繕う / 農具市 / 種物 / 種選 / 種井 / 種池浚い / 物種蒔く / 苗床 / 苗札 / 苗木市 / 植木市 / 南瓜蒔く / 麻蒔く / 睡蓮植う / 芋植う / 馬鈴薯植う / 木の実植う / 桑植う / 剪定 / 接木 / 挿木 / 根分 / 菊根分 / 萩根分 / 菖蒲根分 / 牧開 / 鳴鳥狩 / 桑解く / 木流し / 初筏 / 観潮 / 蕨狩 / 入学試験 / 大試験 / 落第 / 卒業 / 春休 / 進級 / 入学 /

3月の季語:行事
園韓神祭 / 春季皇霊祭 / 皇后誕生日 / 春分の日 / 事始 / 二日灸 / 出代 / 寒食 / 雛市 / 雛祭 / 雛の使 / 雛納め / 雛流し / 雁風呂 / 日迎え / 渡り漁夫 / 緑の週間 / 春場所 / 若狭のお水送り / 粟島祭 / 鹿島祭頭祭 / 帆手祭 / 春日祭 / 恒持祭 / 火振り祭 / 御出祭 / 泥打祭 / 涅槃会 / 常楽会 / 遺敎経会 / 積塔会 / 比良八講 / 浦佐の堂押 / 修二会 / お水取り / 高尾山火渡り祭 / 嵯峨の柱炬 / 彼岸会 / 六阿弥陀詣 / 太子会 / 聖霊会 / 道明寺祭 / 薬師寺花会式 / お札流し / 聖ヨセフ祭 / 御告祭 / 灰の水曜日 / 四旬節 / 清明祭 / 光悦忌 / 妓王忌 / 兼好忌 / 西行忌 / 元政忌 / 丈草忌 / 利休忌 / 基角忌 / 月斗忌 / 大石忌 / 竹冷忌 / 犀星忌 / 赤彦忌 / 鑑三忌 /

3月の季語:動物
熊穴を出づ / 蟇穴を出づ / 蛇穴を出づ / 蜥蜴穴を出づ / 燕 / 引鶴 / 白鳥帰る / 帰雁 / 引鴨 / 海猫渡る / 鳥帰る / 鳥雲に入る / 孕み雀 / 子持鯊 / 鮒の巣離れ / 雪代山女 / 彼岸河豚 / 地虫穴を出づ / 蟻穴を出づ / 初蝶 /

3月の季語:植物
初花 / 彼岸桜 / 枝垂桜 / 辛夷 / 三椏の花 / 沈丁花 / 連翹 / 土佐水木 / アザレア / 木蓮 / 柳の芽 / 山椒の芽 / 楓の芽 / 楤の芽 / 枸杞 / 五加木 / 令法 / 赤楊の花 / 榛の花 / 柳絮 / 楊梅の花 / 柏落葉 / 黄水仙 / 喇叭水仙 / 房咲水仙 / 浜簪 / 花簪 / 諸葛菜 / 貝母の花 / 君子蘭 / 菊の苗 / 菊の若葉 / 鶯菜 / 三月菜 / 春大根 / 韮 / 蒜 / 胡葱 / 分葱 / 蔦の芽 / 雪間草 / 双葉 / 紫雲英 / 土筆 / 若紫 / 虎杖 / 酸葉 / 羊蹄 / 歯朶萌ゆる / 蕨 / 薇 / 野蒜 / 蟒草 / 春蘭 / 一人静 / 嫁菜 / 茅花 / 雉蓆 / ていれぎ / 水草生う / 萍生い初む / 蒪生う / 小水葱 / 蘆の角 / 荻の角 /

3月の季語一覧&俳句
3月に使用する季語を一覧にまとめました。 ※後半に「三月」の例句を150句ほどまとめてあります。 3月の季語:時候 仲春 / 如月 / 啓蟄 / 鷹化して鳩と為る / 龍天に登る / 初朔日 / 春分 / 彼岸 / 春社 / 三月尽 / 3

花や桜、芽などの生命の息吹を感じる季語のほか、「彼岸」というキーワードも多く含まれています。

彼岸とは?

お彼岸って、春と秋の年に2回あって、お彼岸になると墓参りをしたりすることくらいは、知っているのですが「彼岸」って、本来、どうゆう風習なの?となった場合、ちゃんとした答えを持っていなかったので、今回は彼岸、お彼岸が、正しくは何なのか?というのがテーマになっています。

彼岸

彼岸(ひがん)とは、日本の雑節の一つで、春分・秋分を中日(ちゅうにち)とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)である。この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)と呼ぶ。

最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼ぶ。

俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている。

彼岸 - Wikipedia

要は、春分と秋分を中心の日とした、前後3日間、合計7日間を彼岸というのだという。

春の彼岸は、春分の日(今年2022年は3/21)を中心に、前後3日間なので

3/18を彼岸のスタート「彼岸の入り」として、3/24が「彼岸明け」
真ん中の春分の日が「彼岸の中日」となる。

以前も調べたように、春分の日は、昼と夜の長さが、ほぼ等しくなるとされますが、日本における国民の祝日としての「春分の日」というのは

春分の日:自然をたたえ、生物をいつくしむ。

このように、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)、第2条に明記されています。

ジブリが映画化した「魔女の宅急便」。

角野栄子氏の「魔女の宅急便その2・キキと新しい魔法」には、魔法の薬「くしゃみの薬」の作り方が描かれていましたが、花粉症に悩まされる季節であることもあって、そんな魔法薬があれば、是非とも手に入れたいところですが、その魔法の薬は

春分の日の前、直近の満月の夜12時から作る

このような決まりがあるとも描かれています。

今年の春分の日の3月21日の直前の満月は、3月18日。
春が始まる満月として「ワームムーン (Worm Moon)」とも呼ばれています。

ちなみに4月の満月はピンクムーンなんて呼ばれています。

Worm Moon = 芋虫月

これは、アメリカ先住民が季節を把握するために、各月の満月に呼び名をつけたものとされます。

3月は”Worm Moon(芋虫月)”です。暖かくなって地面からミミズ(Earthworm)が出てくるころ、またはカブトムシの幼虫(Worm)が木から出てくるころ、という意味で名付けられているようです。

今夜は満月 ワームムーン
今日28日(日)は雨のところが多くなっていますが、雨の上がった九州などではまん丸なお月さまが見えています。 今夜のお月さまは、日付が変わって明日3月29日(月)明け方に満月の瞬間を迎えます。 雲の隙間から満月が顔を覗かせるかもしれません。是非夜空を見上げてみてください。

1月:ウルフムーンWolf Moon(狼月)
2月:スノームーンSnow Moon(雪月)
3月:ワームムーンWorm Moon(芋虫月)
4月:ピンクムーンPink Moon(桃色月)
5月:フラワームーンFlower Moon(花月)
6月:ストロベリームーンStrawberry Moon(苺月)
7月:バックムーンBuck Moon(雄鹿月)
8月:スタジェンムーンSturgeon Moon(チョウザメ月)
9月:ハーベストムーンHarvest Moon(収穫月)
10月:ハンターズムーンHunter’s Moon(狩猟月)
11月:ビーバームーンBeaver Moon(ビーバー月)
12月:コールドムーンCold Moon(寒月)

「暑さ寒さも彼岸まで」、残寒・残暑は、それぞれ彼岸のころまでとする慣用句ですが、早く、暖かな日が来ると良いなぁとかなんとか思いながら、今年のお彼岸は墓参り、どうしようかなぁと思いにふけってみます。

◆ 2022年 春のお彼岸の日程
彼岸入り:3月18日
お中日 :3月21日(春分の日)
彼岸明け:3月24日

◆ 2022年 秋のお彼岸の日程
彼岸入り:9月20日
お中日 :9月23日(秋分の日)
彼岸明け:9月26日

 

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