「せせり」とは、鶏の首の後ろ側にある部位のことで、焼き鳥や煮物などでよく使われるお肉です。
しかし、「せせり」という呼び方は全国共通ではなく、地域やお店によって別名があります。例えば、以下のような呼び方があります。
– 「み」:首の骨の周りにある小さな肉を指す言葉です。関西地方でよく使われます。
– 「小肉(こにく)」:首から少量しか取れない肉を意味します。精肉店や食肉業界ではこの呼び方が一般的です。
– 「ネック」:英語で首を意味する言葉です。首のお肉ということでこの名前がつきました。
– 「キリン」:首が長い動物の名前です。首のお肉ということでこの名前がつきました。
これらの別名は、どれも「せせり」と同じ部位を指していますが、呼び方が違うだけです。
地域やお店によっては、他にも「そろばん」や「ふりそで」などと呼ばれることもあります。そのため、「せせり」を食べたいときは、メニューや店員さんに確認してみると良いでしょう。
せせりが売っていない理由は?
せせりは柔らかくてジューシーで、焼き鳥や煮物などによく使われます。
しかし、せせりは一羽の鶏から少量しか取れないため、希少で高価な部位です。
また、せせりは鶏の血液を多く含んでいるため、下処理が難しく、衛生面にも注意が必要です。
そのため、一般のスーパーや肉屋ではあまり売っていないのです。
つまり、せせりが売っていない理由は、鶏肉の中でもとても希少な部位だから。
せせりは鶏の首周りのお肉で、1羽から20g程度しか取れません。
そのため、スーパーの精肉コーナーでは不定期にしか販売されないというわけです。
せせりはどこで買える?
せせりを手に入れたい場合は、専門店やオンラインショップなどを利用すると良いでしょう。
地域によっては、スーパーの精肉コーナーでもカジュアルに販売されている地域もあるようです。ですが、その場合でも販売数が少ないので、直ぐに売り切れてしまうことも・・・。
せせりが手に入ったらやってみたい、おすすめ料理!
せせりは色々な料理に使えるので、いろいろ試してみると楽しいですよ。
例えば、せせりのネギ塩ニンニク炒めは、さっぱりとした味付けで食欲をそそります。
せせりと長ネギ、ニンニクを炒めて、塩こうじとスダチ果汁で味付けするだけです。
ごま油と胡椒で風味をつければ、完成です。
簡単に作れるのに、とても美味しいですよ。
他にも、こんな料理もおすすめです。
せせりの塩焼き
– せせりを塩と酒で下味をつけて、熱したフライパンで両面を焼きます。
– 焼き上がったら、レモン汁やポン酢をかけて、好みで一味唐辛子や七味唐辛子をふります。
– せせりの塩焼きは、シンプルな味付けで、せせりの旨味を引き出します。香ばしくてジューシーな一品です。
せせりの唐揚げ
– せせりに片栗粉と塩コショウをまぶして、油で揚げます。
– 揚げたてに、醤油とみりんと砂糖で作ったタレをからめます。
– せせりの唐揚げは、カリッとした衣と、甘辛いタレが絶妙にマッチします。ご飯やお酒のお供に最適です。
せせりの照り焼き
– せせりに醤油とみりんと砂糖とニンニクを合わせたタレで下味をつけて、冷蔵庫で一晩寝かせます。
– 下味がしみ込んだら、フライパンで両面を焼きます。途中でタレを追加して、照りをつけます。
– せせりの照り焼きは、ニンニクの風味と、甘くて濃いタレがクセになる一品です。サラダやスープと一緒にどうぞ。
せせりは鶏肉の中でも希少な部位だからこそ、色々なレシピで楽しみましょう!
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